拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.28
皆さんはコンピューターやスマホを使ってどんなことをしていますか?
〇 インターネットでニュースを見る、調べものをする
〇 YouTube や映画、アニメを見る
〇 ゲームを楽しむ
○ オンラインで買い物をする
〇 メールで連絡を取る
〇 仕事をバリバルする(Excelやパワポ、業務アプリを使って)
そうですね。今やコンピューターは生活でも仕事でも中心的なツールになってきました。なぜならば、
コンピューターは「ハードウェア」と「ソフトウェア」で動く
では、その「便利が命のコンピューター」はどうやって動かすのでしょうか。
<コンピューターの構成要素>
ハードウェアは部品。ソフトウェアは、コンピューター全体の動作を管理制御するOS(Windows、MacOS、ChromeOS、iOS、Androidなど)やアプリケーションのことです。
では、今日はここまで。お疲れさまでした!
ここから先は、興味のある人向けです。
▶用語解説
・CPU(中央演算装置)
いわゆるコンピューターの頭脳です。プログラムを実行したり(演算)、他の装置へ指示を出す(制御)役割をするPCの司令塔になります。
見た目は四角形の小さいチップですが、この中に無数の半導体回路が入っていて、高速計算を実現してくれます。
「Intel」とか「AMD」という会社がよくCMなどで流れていますが、こうした会社がCPUを作っている会社です。
・GPU(画像処理装置)
CPUと字が似ていますが、GPUは画像処理に特化したコンピューターの頭脳ですGPUのGは「Graphics」(画像)ですね。
CPUはコンピューターの計算を行いますが、どんなにパワフルな脳を持つCPUでも画像処理(動画/画像処理/ゲームとか)は得意ではありません。
画像は何十~何百万という単位のピクセルと呼ばれる集合体でできているため、こうした多量のデータをCPUだけでリアルタイムに処理するのは非常に難しいのです。
そこでGPUでは、CPUとは少し違った回路を組むことで、非常に膨大なデータでも並列処理でリアルタイムに対応できるようにしました。
最近だと機械学習/深層学習などのAI分野でも応用されていて、高い注目を浴びています。有名な会社は「NVIDIA」などです。
・メモリ(RAM、Random Access Memory)
主記憶装置(メモリ)は作業中のデータを一時的に保存しておく場所です。高速なデータの読み書きが可能で、CPU(頭脳)と直接データのやりとりができます。
ただデータサイズが比較小さく(2~128GB程度)、コンピューターの電源を落とすと内容が全部消えてしまうという特徴もあります。イメージ的には、コンピューターの作業スペース(机)のようなものですね。
・ストレージ(ROM,、Read Only Memory)
補助記憶装置(ストレージ)はデータをずっと保管しておく場所です。よく主記憶装置(メモリ)と混同されがちですが、メモリとは逆の特徴を持ちます。
CPUと直接データのやり取りができず、データは書き出し不可で読み出しだけ可能です。また、データサイズは比較的大きく(64GB~4TB程度)、コンピューターの電源を切っても内容はずっと保管されます。こちらは、コンピューターの本棚とか引き出しのようなイメージですね。
メモリとストレージの違い :Wordファイルを編集する場合
①ファイルを開く : ストレージからメモリに既存ファイルのデータを持ってくる
②ファイルを編集 : メモリ上でCPUがデータの追加や削除を行う
※ここでPCの電源を切るとメモリにしかデータがないのでデータが吹き飛ぶ
③ファイルを保存 : メモリ上にあるデータがストレージに戻される
※ここでPCの電源を切るとストレージにデータが保存されているので、データはちゃんと保存される
・OS(オペレーティングシステム)
コンピューターを動かすためのソフトウェアです。OSがないコンピューターはただの箱で、何もすることができません。
・マウスを動かすと画面上のポインターが動く
・スピーカーから音が聞こえる
・アイコンをダブルクリックするとアプリケーションが起動する
・ファイルをコピーして新しいフォルダに保存する
・インターネットに接続する
など、コンピューターの当たり前の動作はすべてOSが行なっています。
また、ハードウェア(CPU、メモリ、ストレージetc)の管理/制御も行っています。
PCですと、MicrosoftのWindows やAppleのMacOS、GoogleのChromeOS、それに古い公共のOSでは LINUXなどがあります。
スマホでは、GoogleのAndroidとかAppleのiOSがあり、皆さんもしょっちゅう更新作業をしていると思います。
・アプリケーション
スマホやPCの画面に並んでいる、Line、 Instagram、Twitter(X)、Word、 PowerPoint、Excelなどはアプリケーションと呼ばれるソフトウェアです。
基本的には「OS以外のソフトウェアは全てアプリ」と理解して大丈夫です。