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拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.22

DX人材の育成」は、今や国策の最優先テーマとなっています(失われた30年の最大の失策は、これをしなかったことでした)。

昭和の時代はDXを「デラックス」と読んでいました。一億総中流社会の中で「人よりちょっと上」を意味するDXは、心をくすぐる特別な言葉だったわけです。

いま現役で働いている人の中で、DXをデラックスと読む人がいたら、かなりのポンコツです(すみません)。

DX = デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)
デジタル技術による社会や生活の大変革

DXについては、下の文章を簡単に説明できるくらいになっているといいですね。

DXを支えるデジタル技術には「AI」「IoT」「クラウド」などがある。

出典:野村総研レポート



デジタルディスラプションとは


では、この言葉はどういう意味でしょうか(ヒント:Disruption = 崩壊)。

「DXは知っててもDDは分かりません」という人は多いと思います。

ITパスポート試験では、設問のアップデートが頻繁に行われます。特に用語に関しては「古いものは出ない」「新しいものがいきなり出てくる」傾向があります。

DXは社会の大テーマなので出題から外れることはないと思いますが、DDは「旬な用語」として要チェックです。

DD= デジタルディスラプション(Digital Disruption)
新しい技術やそれを持ったプレーヤーが、既成の市場やプレーヤーを駆逐すること。

まさに「下剋上の時代到来」といった感じです。

・Amazon(ネット通販)は小売・卸売業界を一掃しました
・NetFlix で TSUTAYA はガタガタです
・Uber は出前だけでなく、宅配やタクシー配車もはじめました

さて、皆さんは「蹴散らす派」ですか「蹴散らされる派」ですか。



Tips

ディスラプション(Disruption)という単語はあまり馴染みがないと思うので

デジタル・ディスラプション =デジタルでディスる
(オールドエコノミー崩壊)

と覚えましょう。

SNSなどで使う「ディスる」はdisrespectですが、ここで使う「ディスる」はdisrupt(蹴散らす)ということにします。


デジタルディスラプションは本当にヤバい話で、「ウチは大丈夫」とか思って昔ながらの商売を続けていると、ある日ガツンッと音がして、商売をすべて持っていかれてしまうような破壊力を持っています。

もう少し詳しく知りたい人はこんな記事もどうぞ。



では、今日はここまで。お疲れさまでした!

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