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高校の部活を通して気づいた、「努力」について
前文
「自分も目標を達成させたい」
「周りの人は上がっているのに自分は何も変われてない」
「このままの弱い自分は嫌だ」
そんな苦痛を持ちながら自分を変えるためにいつも頑張っているのに、
いつも下にいる自分が嫌だから上に向かって這い上がりたいのに、
成し得ることが出来なかった
思い描いた理想の自分に届くことは無かった
「自分」を変えることが出来なかった
そんな時、自分は何を感じる?
「自分」という生き物とどうやって向き合う?
自分の「心」は何を伝えている?
どうも、ISYUです。
今回は、自分が高校生時代の部活で経験した精神的苦痛を元に感じた
自分に合う「自分」との向き合い方と考え方について書いていきます。
今回も、自分の解釈で書かれている所がまあまああります。
それでも良かったら読んでいってください。
部活動で感じた心の苦痛
自分が高校生の時には弓道部に所属していました。
その学校の弓道部は、常に全国大会出場を目指して毎日練習をこなしては
市だけでなく県の大会でも好成績を取るほどのかなり強いところでした。
その部活で、今までに感じた事のない苦痛を味わうようになりました。
その苦痛は高校2年の6~7月くらいから感じるようになりました。
自分は、顧問の先生が常に掲げている「全国大会出場」という目標を達成させるために、仲間と協力し合いながら練習に励んでいました。
それは仲間も同じでした。
互いの射る姿を見て何が悪いのか、何をどう変えれば良いのかを教え合い、
チーム内で互いに高め合っていました。
…自分を除いて
自分は部活動に参加しなかったわけでも、やる気がなかったわけでもない。
むしろ、上に上がっていくため、目標を達成させるために
毎日皆と一緒に頑張ってきたんです。
皆と一緒に這い上がってきたんです。
それでも自分が、「自分だけが」何も成果を得ることが出来なかった。
他の皆は大会で何かしらの成績を残せたのに、自分は何も残せなかった。
そんな時に初めて苦痛を感じたのです。
なんで僕は変われないの?僕は本当に何も得ることが出来ないの?
僕も…皆と一緒に頑張っているはずなのに…
始まりは皆同じはずだったのに…
なんでこんなに違うんだろ…
そんな思いが心の中で生まれたのです。
その後もずっと練習の日々が続きました。
その練習を通して仲間達は確実に実力を上げていたのに、自分だけ上手くならない、ほとんど変われてない。
部活が終わっても居残って練習を続けているのに、
自分のどこに課題点があるのか分かっているはずなのに、直そうとしても全然変わらない…
そんな自分が少しずつ嫌になってきたんです。
その自己嫌悪感や変われない心の苦しみを抱いたまま、練習を続けて来ました。
そして、高校3年になってそれは最悪の事態になった…
前まで出来ていた事が出来なくなってしまった
矢を放つ為に弦を引こうとしても腕に力が入らなくなるし、より引こうとすると震えが止まらなくなってまともに引けなくなる。
そんな自分にこう思ってしまった
ホントにふざけやがって
この時が一番の苦痛でした。
そんな状態が直る事が無く、部活動を引退した。
正直、こんな状態がもっと続いたら耐えられなかった気がします。
自分の経験を通して言いたいこと
自分の経験談が長くなってしまって申し訳ない…
ここからは、上記の事に関していくつか伝えていこうと思う。
注)最初に書いてあるように内容がほぼ(ていうか全部が)自己解釈です。
心と体は思った以上に強く繋がっている
最初は心と体とのつながりについて伝えていきます。
人間って、心が良い状態だと体も自然に元気になったり、
逆に心が落ち込んだり凹むようなことがあると、何かと
やる気が出なかったりすると思うんですけど、
私、この部活動を通して思ったんです。
人間の体って、心に支配されているみたいなのでは?
これを読んで「お前頭おかしくなったんか?」と思ったそこのあなた
まさにその通りです!(マジで何言ってんだろ…(by ISYU))
ただ、言葉選びは変だけど、それぐらい心と体は思ったより強く繋がっているんだと自分は感じているんです。
人間は、何かの見て興味を持ったら自然とそっちに目線が移ったり、
逆に「嫌だ」と感じた物から無意識のうちに自然と遠ざかったり、
そういう事は誰しもが一度は経験した事があるかと思います。
また、「病は気から」という言葉がありますが、
それが実際に科学的にあり得ると言われているくらい、人間の体は
心の移り変わりによってかなり影響されるんじゃないかと私は感じました。
なので、もし自分が少しでも前向きな気持ちを持っていたら
こんな苦痛を感じることが無かったのじゃないのかな…
もうちょっとポジティブになれたのかなって思ってます。
「努力」について
次は、「努力」に対しての自分の思いを書いていきます。
「努力は裏切らない」
皆さんは、こういう言葉を一度は聞いた事があるかと思いますが、
これに対して感じることは人によってだいぶ変わってくるはずです。
自分がまだ弓道部に所属していた時は、
この言葉を信じ続けて練習を行ってました。
「まだ上達できるチャンスがある」「もっと練習すればいけるはず」って。
ただ、部活を引退した後からは、その言葉に対して疑問を持ったり
否定的に感じるようになってしまったのです。
「努力しても報われなかったら「裏切らない」って言えないのでは?」
「それって「成功」した人だけが言えることだよね?」って。
そして今に至るわけですが、その否定的な思いはまだ少しあります。
だけど、今の私はこう考えます。
「「努力」して得たものは生きていく中で何かの役に立てるはず」と。
今思い返せば、弓道の練習で
弓の上手な引き方とか矢を真っすぐに飛ばす方法とかの技術面だけじゃなく
礼儀や作法などのマナーに関わる事や、自分の知らなかった世界などを
数多く学べたのです。
それがすぐに活用できるわけじゃなくても、学んだそれは生きていく中で必要になるかもしれない。
そう考えるようになってから、
前までの否定的な考え方はあまりしなくなったのです
かなり長くなってしまいました。
ここらへんで自分が伝えたい事を書いて終わろうと思います。
「努力はすぐに実らないかもしれないけど、いつかは役に立つから
簡単に諦めない方が良い。」
「だけど、自分が「辛い」と感じたら一旦止めるのも手である」
これを読んで感じた事や言いたいことがあればコメントで教えてくれると
ありがたいです。(色んな人の意見が知りたいです!by ISYU)
最後まで読んでくれてありがとうございます。