身体操作を入れない理由。
イス軸法での体軸には、
身体操作的なモノが入っていない。
あえて入れないようにしている。
身体操作を一つでも条件として入れてしまうと、その条件に合わないトレーニング法やスポーツ競技などが、イス軸法の対象外になってしまうからだ。
例えば、もしイス軸法の体軸に「骨盤を立てる」という条件を入れてしまうと、骨盤を立ててはいけない競技や流派は、イス軸法を受け入れられなくなってしまう。
その結果、正しい体軸(中心軸)の考えを普及する私達の目的は一部叶わなくなる。
例えば「背骨を積み立てる」条件を入れてしまうと、イス軸法実践者の日常生活を不自由にしてしまう。
何故なら、普段から常に背骨を積み立てて生活をしているような人はいないからだ。
本来、体軸(中心軸)と身体操作や体幹トレーニングは、全く別のモノ。
自転車を速く漕ぐ練習をするには、その前に自転車に乗る練習をしなければならない。
歩く練習をする為には、その前に立つ練習をしなければならない。
身体操作・体幹トレーニングの練習を行う前に、土台である"体軸で立つ"練習をするべきだ。
と、イス軸法では提案している。
体軸は、
私達が、この肉体で、この世界で、生活をしていく上では、限りなく根本的なモノに値する。
全ての身体操作の土台になるモノであるが故に、
全ての身体操作が体軸には混ざってはいけない。
しかし、あまりにも身体の使い方に問題がある場合は、その人の目的(ゴルフが上手くなりたいなど)を達成する為に、体軸をより活かしやすい身体操作を指導する場合がある。
※漫画のエスパーのように、超能力で移動したりできる方がもしいたら、体軸は必要ないかもしれない。
西山
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