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大学院生が考える夷隅2市2町の活性化 今年で5回目 ビジネスプラン発表会

いすみ市を中心とする外房エリアでの魅力的な活動などを,毎月取材をし,
ご紹介しています.今月は,下記の情報をお知らせします♪


今回は,9月8日に大多喜町立中央公民館にて開催された「夷隅地域ビジネスプラン発表会」のご紹介です.今回で5回目となる同発表会は,これまで大多喜町やいすみ市を対象にしていたものを.今年初めて対象地域が2市2町に拡大しました.



経営学を学ぶ大学院生が考える夷隅地域の活性化

9月8日に、 「夷隅地域ビジネスプラン発表会」が大多喜公民館にて開催されました.
こちらの発表会は、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科が主催で,今年の4月に入学した大学院生が,これまでに学んできたことをグループで初めてアウトプットする課題の発表会です.

テーマは「夷隅地域の交流人口・関係人口を創出するビジネスプラン」.
勝浦市・御宿町の人口創出をテーマに,2クラス12チーム,
いすみ市をテーマに,1クラス6チーム,
大多喜町をテーマに,1クラス6チームの,
計4クラス24チーム105名が,ビジネスプランの作成にチャレンジしました.
発表会では,その中から事前に選考された6チームが発表しました.

選ばれたプランのご紹介

この課題に取り組む院生の皆さんは,各グループ内で担当を決め,現地を訪れ調査もします.
いすみ市に訪れるのは初めてという院生の方も多く,こういった課題をきっかけに,いすみ市やその周辺地域に来てくれるのは,ありがたいなぁと筆者は感じました.
どのチームも各地域の特色を生かしたビジネスプランになっており,このプランから,ヒントを得て,何かしらの実現につながれば良いなぁと思います.

【勝浦市・御宿町をテーマとしたプラン】
株式会社なまけもの(チーム1A)
「林間学校×学校旅行による滞在型観光需要の創出」

アグリプラステック株式会社(チーム1B)
「黒潮による暖かい気候を活かしたパイナップル栽培ビジネスプラン」

外房ブランドデザイン株式会社(チーム2A)
「勝浦・御宿の特産品ブランド化による交流人口の増加」

【いすみ市・大多喜町をテーマとしたプラン】
株式会社BS4A(チーム4A)
「大多喜町の特性を活かした中高生の滞在型情操教育事業」

移住-isumi-株式会社(チーム3D)
「いすみ市企業誘致による地方創生事業」

株式会社SANGO(チーム3C)
「仕事場×遊び場でウェルビーイングな生活を実現する」

発表をした院生2人にインタビュー🎵

今回発表をした立教大学大学院ビジネスデザイン研究科に通う皆さんは,昼間は働かれている方々で,20代〜60代と年齢層もさまざまです.
ご自身のキャリアアップやキャリアデザインのために,学びを深めるその姿勢は,本当に尊敬です!
働きながら勉強するって,誰しもができることではないよなぁと・・・そこで,当日発表されたお二人に,進学した理由や,今後の目標などのお話を聞かせていただきました🎵

和久井港さん(28歳・会社員)

移住-isumi-株式会社(チーム3D)
「いすみ市企業誘致による地方創生事業」を発表

和久井さん(真ん中)とチームの皆さん

〜院生になった理由〜
 現在,大手人材サービス会社にてお勤めの和久井さんは,大学生の頃から25歳まで,留学の代理店とマーケティングの会社を経営されていました.独学での経営をしていく中,自分の会社を今以上に大きくしていくことや,自分の能力に限界を感じており,どこかのタイミングで,もっと体系的な経営の知識や戦略の立て方などのインプットをしっかりしたいと思っており,今年の4月から就学されました.
いや〜素晴らしいです!

【今回の課題や発表会の感想を教えてください】
「今日の発表会は,会場が大きいのと,いすみ市長や大多喜町長も来場されていて驚きました.初めてのアウトプット課題としての手応えはあったので,こういった課題をもっとやりたいと感じました.とても楽しかったです.
個人で課題をやるよりも,グループでやるこの課題は、脳みそ分のシナジーを感じられてとても良かったです.」

今後の目標を教えてください】
「今の会社で,新規事業をつくる機会が多くあるため,今後も学んだことをそこでの力を発揮していきたいです.そして,早くに経営や事業に責任を持つポジションを獲得し,多くの機会を利用者に届けられる人材になりたいと思っています.以前事業を作っていた時に感じていた頭打ち感の原因の1つでもあるファイナンスへの理解も今克服している最中であり,はやく実務でも生かしていきたいと思ってます.」

和久井さんの詳細はこちらから↓

和久井さんのLinkedin↑

楊アンニさん(23歳・モデル)

株式会社SANGO(チーム3C)
「仕事場×遊び場でウェルビーイングな生活を実現する」を発表

楊アンニさん(左から二番目)とチームの皆さん

〜院生になった理由〜
 モデル業をしながら,ビジネスデザイン研究科に通う楊さん.以前は,青山学院大学に在学しており,在学中にゼミで学んだ経営学によって,遠いものだと感じていた経営が,実際に学んでいくと身の回りの企業の戦略などの解像度が上がり,経営というものをグッと近くに感じたそうです.大学卒業後は,さらに経営学を学び,モデル業とまた別の軸も深めたいという思いから就学されたそうです.
いや〜素晴らしいです!

【今回の課題や発表会の感想を教えてください】
「いすみ市は,名前を聞いたことがあったが,実際に訪れたことはなく,実際に来ると,東京から思っていたより近いなぁと感じました.今回の課題を通して,外部環境など調査していく中で,いすみ市の魅力に気づいた部分が多くありました.その魅力を,いかに我々が今学んでいる経営戦略などの手段を使って,どう生かせるか,その魅力をどうアピールできるかを学ぶ,とても良い機会でした」

【今後の目標を教えてください】
「卒業後も,モデル業ともう一つ何かの,2軸でやっていきたいと考えています.ファッションモデルの仕事は,自分の身一つで表現をして表に立つ仕事です.そのモデル業を長く続けていくためにも,経営学を学んだことを生かしたもう一つの軸を作っていきたいです.それが自分で経営することなのか,どこかの会社に勤めるのかはまだわかりませんが,今後も,その選択肢を増やしていけるよう学んでいきたいです」

楊アンニさんの詳細はこちらから↓

楊アンニさんのInstagram↑

いすみ市周辺は自然豊かな環境が多くあり,それらは本当に素晴らしく,そしてその環境を存分に味わえるような空間を提供してくださる活動をされている方々がたくさんいらっしゃいます.
いすみ市周辺にお住まいの方々はもちろん,県外にお住まいの方々など,自然に癒されに是非いすみ市へおこしくださいませ♫•¨•.¸¸♪✧


今月は以上です♪


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