【要注意】買ってはいけない物件～擁壁編～

こんばんは、いつきです。

不動産投資の勉強を進めていく中で
この物件は購入しない方がいいと
思う物件もいくつかあります。

そのような物件には特徴があるので
今回からは、その特徴ごとに記事を作り
あなたにお伝えしようと思います！

今回は「擁壁（ようへき）」についてお話していきます！

そもそも擁壁とは？

擁壁とは、土をとどめるための壁上の構造物をいい
高低差のある時で土が崩れるのを防ぐ役割があります。

以下の画像が擁壁になります。

このような擁壁の上にある物件を購入するのは
避けた方がいいのですが、これからその理由に迫ります！

擁壁の物件を購入しない方がいい理由とは

擁壁の物件には様々な問題があるため
購入を避けた方がいいのです。

これから細かくお伝えしていきます。

がけ条例の問題

がけ条例とは、高低差が2m以上ある場合に、
擁壁を作ることが義務付けられることを言います。

では、これがあることで何が問題になるのかというと
購入した後に問題が発生します。

もしあなたが擁壁のある物件を購入した後に
建て替えなどをしたいと思った時に、がけ条例により
擁壁も新しく建てる必要があります。

通常の費用に加えて、擁壁の代金もかかるため
あなたの負担が大きくなってしまうのです。

宅地造成規正法の問題

次は、宅地造成規正法に引っかかる可能性がある
という問題についてお話します。

では、そもそもの宅地造成規正法とは何なのかというと
がけ崩れなどの危険性がある地域の災害防止を目的として、
擁壁の造成に規制することです。

さいごに

今回は擁壁の上にある物件を購入してはいけない理由について
お話してきました。

今回の話で私が特に伝えたいのは、
「擁壁の物件は将来的に売りづらい」
ということです。

がけ条例や宅地造成規正法の問題もあり、
高額な費用が掛かる可能性もあるので、
擁壁の上にある物件を購入するのは避けましょう！