これはゲームなのか?展#2 出展作品紹介
ゲームとアートの境界に挑む「これはゲームなのか?展#2」の出展作品をご紹介します。
「遊びのアフォーダンス、その先へ」
作:島田賢一・大山徹(daitai)
多くの人が何の事前説明もなく、過去の経験則に基づき「特定の行動を取る」、つまり「遊ぶ」ことができる作品群です。
「チュンバクラム」
作:IKE(ひとじゃらし)
美しさや技術の高みを目指し、技を作っていくプレイヤーとしての楽しみ。
そして、そこから作られていくであろう「ルール」の発生を、採点者としてお楽しみください。
記憶交換ノ儀式
作:米光一成 (秘密結社マルクト)
記憶を交換する儀式を行います。
あなたが持っている記憶は、誰か別の人の記憶になります。
あなたには、誰か他の人の記憶が手渡されます。
宇宙ドミノ2019
作:山田龍太(宇宙ドミノ)
地面から空間/宇宙に解き放たれた「ドミノ(倒し)」は、その遊び方や感覚も変化するのでしょうか。是非、倒してみてください。
「城のゲーム」
作:朝戸一聖(TANSANFABRIK)
このゲームは、マグリットの『ピレネーの城』、もしくはカフカの『城』、あるいはトマスモアの『ユートピア』の城塞都市から着想を得ています。
〇〇の椅子
作:袴田長武(ハカマ団)
これは、舞台美術です。
「虚構の名盤 或いはアナザー・ミューレンソウ」
作:シラカワリュウ(カラメルカラム)
「存在しないレコードジャケット」から音楽性を想像し、不特定多数によりアルバム収録曲が変化、流動していき「虚構の名盤」を目指す。
「ふぇ?」
作:itten
「ふぇ」の原寸大レプリカを展示しています。
「ふぇ?」を、1/50スケールの模型で体験することができます。
「ふぇ」を身につけているスタッフを探して「ふぇ?」と聞いてください。
「それ、食べたい(I'd Eat That)」
作:Jordan Draper
私たちは食材をクリエイティブに組み合わせて日々料理をします。あなたが手にするのは9つの食材。それらを駆使してどのような食のアドベンチャーを創造できるでしょうか?
「ゴミを投げるゲーム」
作:のざくに(つれづれ愚者)
あなたが捨てたい「ゴミ」を紙に書き、丸めてゴミ箱に投げ入れる。あなたにとって何がゴミなのか。どこからがゲームなのか。
「リモートビューイング」
作:田中英樹(ASOBI.dept)
FBI超能力捜査リモートビューイング(遠隔透視)に挑戦。犯行現場の断片が見えるボックスを覗き、30秒で仲間に言葉だけで説明する。それを頼りに犯人の潜伏先を特定する装置。
「屍」
作:佐々木隼・出水田紘子(オインクゲームズ)
ボードゲームからルールをはぎとった「ゲームの死体」を見つめていると、そこかしこから新しいルールが生まれてくるようだ。
「幽霊」
作:佐々木隼・出水田紘子(オインクゲームズ)
人はそこに近づいてはいけない暗黙のルールを敏感に感じとる。
※持ち運んで、会場内を自由に移動させてかまいません。
「ゲームの住人」
作:ファウンテン(橋口貴志)
物事に従属的な状況で楽しさを見つけたらゲームになるかもしれない。 会場をゲームのハコに見立て、他人と交わる仕掛けを作りました。少し勇気がいりますが、従うかはあなた次第。
「ルールの伝言」
作:ファウンテン(橋口貴志)
1人の人間から始まって、様々な人間のルールへの解釈が折り重なり続けると最後はどのように変貌するのか。これはそういう「実験」です。
「GOCCO」
作:Xaquinel
思考一つであらゆるものに変わって遊ぶごっこ遊びに対し、あらゆるものを思考一つで遊び(ゲーム)に変えるのがGOCCOです。
「ルールのたまご」
作:CHOCOLATE Inc.
これはゲームなのか?と感じる未熟なルールをタマゴに詰めました。ゲームと思ったら大切に育てて、違うと思ったら棄てください。
「一年生ゲーム」
作:ニルギリ(するめデイズ)
1年をかけ、100人以上で遊ぶ作品です。
ルールの呪いはずっと続くものか、
現実世界の強度がそれを上回るのか。
「創造的なゲーム、ゲーム的な創造」
作:高畑慧(コロコロ堂)
この展示では観覧者全員で会期全てを使って1つのゲームを進めると同時に、街をモチーフとした展示物を制作していきます。
「これはゲームなのか?展」12/15まで秋葉原にて開催。
当日券1800円(税込、小学生以下無料)
is-this.a-game.tokyo
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