やまとブログ#1 南魚沼市浦佐を盛り上げたい!
「次は浦佐、浦佐。降り口は右側です」
上越新幹線に乗ったことがある皆さん、駅に止まるたびに浦佐ってどこだよ?って
思ってませんか?
窓の外を見ると、雄大な山々と広大な田んぼがひろがっており、その真ん中にボンッ
と浦佐駅があります。新幹線が止まる駅なのに周りにはチェーン店もなければ、大きな建物もありません。見渡す限り自然ばかり。
浦佐はそんな不思議な地域です。
私はそんな浦佐地域でイベント事業を始めることにしました!!
2023年6月17日に第1回目のイベントを無事に終えることができました。
ちょっと待って、なんで急に浦佐?イベント事業?とツッコミが来ると思います。
今回はなぜ浦佐でイベント業をやりたいのか、私の本気の思いをこのnoteに書いていきたいと思います。イベント業の始まりから1回目のイベントが終わるまでなど、熱く語るので最後まで読んでいただけたら嬉しいです笑
2018年 結婚・浦佐に永住することが確定
私は新潟市出身です。25歳で結婚し、旦那の職場が浦佐にあったためついていく形で浦佐へ来ました。第一印象は・・・
「なんだここ?なんもねーじゃん!カエル多すぎっ!」でした。
新潟市にいた頃は、徒歩で行ける美味しいお店が沢山あったり、週末には大きなショッピングセンターで買い物をしたり、映画を見に行ったりしていました。
しかし浦佐ではそういったお店はほとんどなく、物足りなさを感じていました。
2019年 浦佐って意外と楽しいかもと思いはじめる
最初は何もないど田舎に来てしまったと少し後悔をしていましたが、住んでみると浦佐って意外と住みやすくていい地域だということに気づき始めました。
①自然が多くて、アウトドアなことが沢山できる!
浦佐の周辺には手頃な山や川が沢山あります。駅の近くの水無川では釣りや水遊びができたり、八色の森公園という大きな公園ではBBQが楽しめます。
また車で10分くらいで山に着くことができ、気軽に登山やハイキングをすることができます。スキー場も近くにあるため、冬は仕事帰りにナイターでスノーボードを楽しむなんてことも。年中を通して様々なレジャーを行うことができ、趣味の幅がかなり増えました。
②浦佐までの交通アクセスがしやすい
先ほども言いましたがなぜかこんな田舎に新幹線が通っています。
(田中角栄先生のおかげです)また、大和インターという高速降り場まであるため、新幹線でも車でも簡単に来れてしまうのです。これって本当にすごくないですか?
何もない街に何故か二代インフラが整備されているんですよ!
私はこのおかげで新潟市の実家にも簡単に帰れますし、群馬や東京へも新幹線ですぐに行けるので、よく東京のイベントに新幹線で行っていました。
③飲める人・イベント好きな人が多い!気がする。
浦佐では裸押し合い祭りという奇祭が毎年3月に行われます。その名の通り男の人が裸で押し合うお祭りです。お祭りではかじか酒という、焼いたかじかをコップにいれ、そこに日本酒を注ぐ面白いお酒が振る舞われます。
そして皆さんお酒が強い!私も初めて親戚の皆さんに挨拶に行った際、皆さんコップでお酒を飲んでいてびっくりしました。しかし、私はお酒が大大大好きなのでこんなに飲めて最高!といつも思っています。また浦佐地域ではもつ焼きと言って、各家庭の庭でBBQにモツを焼くという習慣があり、夏になるとあちこちで楽しそうに飲んでいる姿を見かけます。皆さんとても楽しそうで、私も何度か参加させていただきましたがお昼から夜までゆっくりお酒が楽しめて、疲れたら家でお昼寝なんかして・・・。
ゆっくりと楽しめるのがいいなと感じています。
こんな感じで、新潟市に住んでいた頃とは違った楽しみ方を沢山することができるようになりました。また人との交流の幅も広がったと思います。浦佐ってただの田舎じゃあない、とっても住みやすくていい街なんだなあ、来てよかったなと感じるようになりました。
2020年から現在
職場で気の合う仲間ができてもすぐにいなくなっちゃう!寂しい!
そんなこんなで私自身は浦佐地域にどんどん馴染んで行きました。BBQや登山など色々なことを計画しては職場でできた友達や後輩と毎週のように出かけていたのです。
しかし、そんな私に新たな悩みが・・・
それは、せっかく仲良くなった仲間たちが数年で職場をやめ違う場所へ行ってしまうのです!!
遅れましたが、私は浦佐地域にある病院で働いています。その病院では20代から30代の若い看護師も多く、日々活気がある病院です。私はその中で中堅看護師として主に新人育成や後輩指導を行なっていました。日々頼もしくなる後輩の姿を見て嬉しく思ったり、気の合う仲間を見つけて過ごす毎日は本当に楽しかった・・・。
そう、楽しかったに変わってしまうのです。
数年経つとだいたい若手の子達が地元に帰ったり、関東の方へ再就職することが多いのです。理由を聞くと、浦佐は何もなさすぎるとか、関東の方が楽しそうとか、彼氏がこのままじゃ作れないなどなど・・・。私は今年で辞めますと相談されるたびに、寂しくて悲しい気持ちになりました。
私は、私は・・・もう仲間を失いたくない!!
どうしたら彼女、彼らを引き止めることができるのだろうか。どうしたら長くこの浦佐という地域にいてくれるのだろうか。そんなことを思うようになりました。
もちろん職場の雰囲気作りや看護師の働き方改革なども必要なのかもしれません。でも私は辞める人達の声を聞いて、若い彼らがプライベートも楽しめる環境を作ることが必要なんじゃないかと考えるようになっていきました。
次回へ続く・・・
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