かたどおりについて
花道の投げ入れは
型が決まっています。
花を型にそっていけるのに
うちの流派が使うのは、せいぜい竹籤
または折だめ、ため、
針金やオアシスは使いません
花は自然のものですから、同じ花でも
曲がっていたり、花のつき方が違っていたり
ひとつひとつ違います。
くるくる くるくると…はらはらっと…
ここに!っと思っても、ふとした加減で、よく
動くこと動くこと…
それを、型に従っていける
型通りにいける
型通りという言葉は、現在では創造性やオリジナリティがないというニュアンスが強いですが、
型というのは基本中の基本
型通りすらできないモノがオリジナルをつくれるわけがない。
(まあ、そのうち何しても型にはまってしまい悩むというのもくるんですが…)
で、それをいけるのに、必要なものは、集中力と手の感覚のみ
そして、それらを鍛えるのはお稽古のみ
集中力が切れて、イライラしてくると
すぐにバランスが悪くなり崩れてきます
型崩れですね。
要するに、自分との闘いになってくる
どれだけ平常心で自分と向き合うことができるか。
投げ入れは本当に難しい、でも楽しい
夢中になれるものがあるということは楽しいことです。
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