LI新体制と役員人事
2023年から新体制について主関係者と議論を進めていた。そして、私は意思決定をした。一人親方から、3人の経営体制への変更だ。やっぱり優秀なメンバー達と社会に価値のある、意味のある仕事をしていたい。そして、それが「全てのチームを史上最高に。」をミッションとする我々の会社だなと。
まず今まで執行役員として7年間ついてきてくれた旧友溝口。
私はIBM出身、彼は富士通出身と2人ともIT業界出身である。立命アメフト同期の今ちゃんに紹介してもらいサラリーマン時代からちょこちょこお茶やご飯を食べにいく仲間だった。
ある年の年末Salesforceにいた彼から久しぶりの連絡が来た。礒谷の会社に入れてくれと。ガーデンテラス紀尾井町のスターバックスで珈琲☕️を飲みながら未来を語った。溝、自分でやったらええやん!と言ったが、いや入れてくれ。そんな押し問答をした結果、LIにJoinすることが決まった。それからLIの母ちゃん的優しさで僕や周りのメンバーをサポートしてきてくれた。彼は、エージェント事業の立ち上げや、コンサルタントとしても、数兆円を超える会社方をコンサルし、たくさんの部門からHelpのお声をいただき、チームをプロデュースして、支援するほどの実力者だ。私との強さが全く異なり、エンプラ系企業を主な主戦場としている。
「成長ベンチャー企業 x エンプラ系企業」 両方ともご支援できる企業になったのは、間違いなく、溝口のおかげである。
そして、もう一人。新メンバーとしてJoinしてくれたのが、野里だ。
彼との出会いは、2003年日本アイ・ビー・エム(以下IBM)だ。IBM の同期は700人(営業は250人)。そのうち、私は通信・メディア・公益の担当事業部に配属されたのが4人だ。その4人のうち2人が私と野里だ。(余談だが、もう2人は斎藤くんと斎藤さんw)IBMの新入社員研修は当時約1年半の期間がある。研修しては、現場に出てはの繰り返しだった。最後は1週間の合宿型研修が卒業試験である。その卒業試験前の準備期間中に、野里のメンターと2人でランチに連れて行っていただき、合宿の乗り換え方のコツを教えてもらったことを今だに覚えている。私は6年半でIBMを去ったが、彼はその後もずっとIBMで働きつづけ、IBM NYに行き、日本に戻り製造業の事業責任者となり、役員候補に選ばれるほどにも出世をした。
ある年に、結婚式があるから来て〜と声をかけてもらい、2つ返事でOK!と言ったら、その場所はWaikikiだった(💦)この時に、モアナサーフライダーまで駆けつけたのは野里との繋がりを強くする出来事の一つでもあった。
溝口と出会い約11年。野里と出会い21年。もともと知人同士であった2人と会社をやることになる。なんとも不思議な話だ。それぞれが色々な道でそれぞれの立場で仕事にコミットし株式会社リード・イノベーションという会社に集まってきた。
野里は社会人キャリアにて、外資として日本法人の役職ある仕事をしてきた。そのことで礒谷と溝口にはない、”外資”という新たなマーケットが創られた。果たして、我々は、グローバルマーケットにまで手を出すのか。。。という話はおいておく。
今までたくさんの思い出がある。一般的にいう、一見大変な出来事もそれはそれは沢山あった。酒のアテにもなる話がたくさんできた。いや〜ほんと面白い出来事が次々と。そして、これからもびっくりするくらい大きな出来事が起きるであろう。
何より、全ては、経営者としての私の未熟さが全てを物語っている。経営なんてそんなに簡単じゃない。
長い間経営をして、組織化して、上場させたり、社員数がどんどん増えたり、事業成長させている凄者経営者の方々には、尊敬そのものである。
40代になって自分も1人の経営者として、未熟さを受け入れ、1からやり直す覚悟で新時代を作っていきたい。それが、経営者として会社を作ってしまったものとしての宿命なんだろうな。
これから、何をしていくのか?についてはまた、今度noteしようと思う。
【経営体制の変更について】
株式会社リード・イノベーションは、経営基盤、及び、組織力強化のため経営体制を再構築いたしましたことをご報告いたします。これまで以上に経営メンバー一枚岩化し、社会にBLASTERを創出して参ります。
株式会社リード・イノベーション
新体制
【再任】代表取締役 礒谷幸始
【就任】取締役副社長 溝口孝史
2003年同志社大学商学部商学科卒業
2012年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)卒業
2003年富士通株式会社入社
2012年株式会社INVENIO入社
2016年株式会社セールスフォース・ジャパン入社
2018年株式会社リード・イノベーション入社
新卒で富士通株式会社に入社。社内改革を推進するマーケティング本部にて、基幹システム再構築プロジェクト(プロジェクト予算150億)、赤字SI撲滅プロジェクト、3000名を超える営業改革プロジェクトを担当。その後役員推薦により企業派遣形式でMBA留学。組織マネジメント領域の権威である高木晴夫教授に師事。その後マッキンゼーメンバーが創業した人事組織コンサルティングファームにジョイン。シニアマネージャーとして、企業の次世代人材育成、組織文化変革、育成体系のリビルドなどコンサルティングプロジェクトを牽引。Salesforce JapanではSalesEnablement teamsのCommercial Sales200名の育成責任者としてオンボーディング、即戦力化を支援し、200%売上成長を支える。2018年に友人である礒谷の想いと自分の目指すものが重なったタイミングで執行役員としてリード・イノベーションへジョイン。エージェント事業立ち上げ、大手小売業界/大手広告業界のDX文化醸成支援のコンサルティング支援、2023年度の研修デリバリーではNPS50%超え達成など。礒谷とともに「史上最高のチーム」を1つでも多く作り出すことに日々情熱を注ぐ。
2024年2月より取締役副社長へ就任。
【就任】副社長COO 野里 孔昭
2003年 早稲田大学 教育学部 数学科卒業
2003年 日本IBM株式会社入社
2016年 米国IBM本社出向(3年)
2022年 Workday株式会社入社(業務執行役員 エンタープライズ営業本部長)
2024年2月 株式会社リード・イノベーション Join
新卒で日本IBM入社。エンタープライズの顧客担当組織で最年少営業部長、Best of IBM受賞、3年間のニューヨーク本社(IBM Corporation)勤務、帰国後は製造業のお客様担当責任者として年間売上200億円を超える組織をリードし、日本のエンタープライズの企業変革とグローバルビジネスの成長に貢献。その後、SaaS 型 ERP 世界最大の市場シェアをもつWorkdayの日本のセールスヘッドとして、人財・財務の両面で 数々の日本企業のデジタル変革・成長基盤の確立に貢献。着任1年半で前年比3倍の新規顧客獲得、日本法人をTier1へと昇格させた。
父親が病気で他界し、自分らしく “Be You”に今を生きることを決意。IBM時代の信頼する同期であり、また、自らを最も奮い立たせる男 礒谷の相棒として、社会人スタート以来21年ぶりに同チームへ合流。これまでのビジネス経験とラグビーで培った多様性を活かすリーダーシップ、そして”Teamwork makes the dream work!” をモットーに、LI史上最高のチーム創りという使命を果たすため、LIを次なるステージに導く。