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わたしはすきだ

 私は好きだ。こんなことを書きたいと思ったことは今まで一度たりとも無かったけど、なるべく簡単に書く。

 物語を書くのが好き。自分で世界を作ることが出来る。好き。

 仲間とご飯を食べるのが好きだ。お酒だって頭が痛くならなかったら好きだ。

 文章はいつも賢そうに見えるって言われるけど、なるべくたいせつなことをみじかくおもいをこめてつたえたい。ただおもいをこめるとながくなってめんどうくさいやつっておもうでしょ? 思わない?

 映画を見るのが好きって言いたいけど飽きちゃう。
 ゲームもなかなか進まない。

 風景や光景を自分の言葉にするのが好き。
 それらを友達だ、って思えちゃう。好き。

 推しに認知してもらえるのは好きじゃない。
 有名であれば有名であるほど、自分勝手にこっそり愛したい。
 マツコに認知されるよりマツコを誰よりも愛したい。
 勝手な愛と思うけど好きなの。

 人の笑顔は好きな時と、うざいと思う時があるので保留。
 
 お茶は麦茶よりほうじ茶が好き、最近びわ茶もいい。
 でも傍らにあるのはなぜか麦茶。

 明るいのは好きだけど、時々暗いのも好きになる。
 
 歩いている人を見て、次は誰とどこに行くのかな。あの車はどこから来たのかな、この空はどう著すことが出来るかなって考えるのは好きだけど、いつもハッピーエンドが好きなわけじゃない。

 野球は好き。オリックスファンを名乗っているけど、他の球団も好き。

 家でごろごろするの好き。家の外も好きになりたい。
 
 女子高校生が好き。
 だけど、女子高校生と付き合いたいとは思わない。
 世界を表す具体性のない存在として捉えたい。 

 ご飯よりおかずが好き。
 芋の煮っころがしが好き。
 漬物が好き。
 昔、京都の錦市場で京つけものの試食をたんまり食べて。
「ここで昼ごはん済んじゃったね」って言ったくらい好き。
 一緒に行った親戚のおばさん恥ずかしくて死ぬまで錦市場行けなかった。

 長くなったから頑張って短くした。
 最後に自分の書いた何かを誰かに読んでもらうの好き。