はじめに 以前の記事で、大学と高校を両方中退したせいで就職が非常に困難になった話をした。 しかし、むずかしくなるのは、なにも就職だけではない。恋愛においてもいろいろと不利になる場面が生じてくる。２０代前半というのは、中高生のころの一途さをまだどこかに残しながらも、将来を見据えた現実的なパートナー選びに移行していく時期。恋人選びの重要項目が、顔や運動神経から社会的地位や収入へとすこしずつ移り変わっていく過渡期だ。そして、学歴というのは、後者のふたつと深く関連している。それ
しばらくnoteの更新をサボっているうちに夏がおわってしまった。今年も暑かったですね。みなさん、海とかプールとか行きましたか？ X（Twitter）なんかを見漁ってると、「海やプールは陽キャ男女の場所で、自分には場違いに感じる」という類の投稿に出くわすことがある。書いているのは、たいてい童貞マゾ。きらきらと青春してる一軍グループと自分を引き比べて劣等感に苛まれるわけだ。ああ、わかる、たしかにそうだよねぇ……と、うなずきかけたところで思いなおす。いや、ほんとうにそうか？童
はじめに 今回は、足フェチというか靴下フェチな話。 最近パソコンのデータ整理をしていたら、「靴下コンペ」という名前の謎ファイルが見つかった。最終更新は１年以上前。いったいなんじゃこりゃ。そう思いながら開いて読んでみたら……自分でいうのもなんだけど、これがけっこうおもしろかった。というわけで、せっかくだからnoteにアップしてほかの人にも読んでもらおうと思った次第。 「靴下コンペ」は約２千字の文書。このファイル、R18小説のフォルダ内に紛れこんでいたものの、けっして小説
以前の記事で、１８歳と２２歳のころに強く感じていた童貞コンプレックスについて書いた。 今回はその続編。22歳をすぎた後の話をしてみよう。 １８，２２ときたら、おつぎのビッグイベントはやはり３０歳。童貞のままむかえる30歳、いわゆる魔法使いの年だ。というわけで、前回までと同様に、３０歳の節目を童貞でむかえてしまったせいで起きた屈辱的な出来事を書いていこう……と思って記憶をたどってみたのだけど、これが何も思いつかない。２０歳のときの悔しさはいまだに鮮明に覚えているのに、
はじめに 前回の記事で、自分が「大学と高校を両方中退」というかなりオワッタ経歴を歩むに至る経緯を書いた。 今回は、その続編として、ふたつの中退の結果として起きたことの話をしてみよう。退学届けを出した理由がどんなものであれ、より重要なのはその後の人生のほうだからね。 なお、この話題については書きたいことが多くて記事が長大化しそうなので、仕事編と恋愛編にわけることにする。今回は仕事編。 学歴が変わる、人生が変わる 学校を中退することによって真っ先に影響が出るのは、就
いくつか記事を書いたあとでなんだけど、今回は自己紹介代わりに自分の学歴について書いてみようかな。 noteのプロフィールにも 書いたとおり、ぼくが大学をやめたのは「低学歴・低収入の下層労働者として社会の底辺でこき使われて生きていきたい」と思ったから。幼少期から漠然と抱えていた破滅願望・底辺願望が思春期を経てどんどんふくらんでいって、２０歳すぎでとうとう爆発してしまった格好だ。朝から晩まで正社員の上司にこき使われて、汗だくになって肉体労働に励み、それでももらえるお給料はほ
駅の清掃員としていちばん惨めだった現場 童貞コンプレックスについていくつか記事を書いたところで、今度は学歴の話にもふれてみようかな。何が快感かって、知的能力で太刀打ちのできない相手に性的にも後れをとることほど屈辱的で気持ちいいものはないからね。 ２０歳すぎで大学を中退してから駅の清掃員としていろいろな駅をまわってきて、職業差別にもけっこうあってきたけど、いちばん惨めな思いをしたのはまちがいなく自分が学生時代に２年連続で受験失敗した早〇田大学の最寄りである高〇馬場駅で勤務
童貞コンプレックスについて書いたら、今度は包茎の話題にもふれないわけにはいかないかな。童貞と短小包茎はセットみたいなところがあるからね。 性癖として、他人の初体験の年齢をたずねるの大好きだけど、なかでもいちばん興奮する返答は「１４歳」。中学生で初体験すませましたという話をきくと、劣等感めちゃくちゃに刺激される。僅差の第２位は１３歳で、第３位は１５歳。これが１６歳とか１７歳とかになると、ちょっと遅いかな…と思ってしまう（自分のことは棚にあげて）。 かといって、初体験が
自分にとっての童貞コンプレックスのピークは１８歳のころだったという話を前回書いたけど、負けず劣らずひどかったのが２２歳。 大学は恋愛の最大のチャンス。クラス、サークル、バイト、就活……出会いのきっかけに満ちている。大学の４年間で女の子をとっかえひっかえ漁り散らしていた人もすくなくない。恋愛・セックスのボーナスタイムともいえる。しかし、そこに罠がある。もしも、そのボーナスの恩恵にすらあずかれなかったら……この世の春を謳歌する浮かれ気分の女の子にすら相手にされなかったら……
彼女いない歴＝年齢のまま３０代半ばをむかえたいま振り返って、１８歳から１９歳のころって童貞コンプがいちばんひどかった時期だと思う。 童貞のまま高校を出るということは、言い換えれば、制服デートを経験する機会を一生失うということでもある。もちろん、現役ｊｋの彼女の制服を脱がせる機会も。これから先、彼女とデートやセックスすることがあるとしても、高校生同士としてすることは一生できない。この「一生」というのがポイントだ。これは、なんというか、ゲームなんかでよくいうところの「取り返
