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「生活者起点!マニフェストで地域を創る。未来を拓く。」一新塾講師に北川正恭氏(元三重県知事、早稲田大学名誉教授、早稲田大学マニフェスト研究所顧問)

一昨日は、「生活者起点!マニフェストで地域を創る。未来を拓く。」をテーマに、北川正恭氏(元三重県知事、早稲田大学名誉教授、早稲田大学マニフェスト研究所顧問)に一新塾にお越しいただきご講義いただきました!
北川氏には、20年前からずっと応援していただき、たくさんの塾生が北川先生のお話に背中を押され政治の現場に飛び込み日々奮闘中です。

三重県知事時代、「生活者起点」の理念を掲げ、ゼロベースで事業を評価し、改革を進める「事業評価システム」」や情報公開を積極的に進め、
地方分権の旗手として活躍。県庁職員との徹底的なダイアログ(対話)を実践。いち早く、行政にPDCAを導入しました。
行政の次は政治にPDCAを導入すると、達成目標、手段、財源を住民に約束する「マニフェスト」を提言。日本の政治風土を一変させるきっかけをもたらしました。

一新塾の創設の理念は「生活者主権の国づくり」ですが、この時代にどう向き合うべきか、いつも試行錯誤していますが、「生活者起点」を掲げられ、それを地方自治の現場で実践され、それを政治のシステムとして広め続けてこられている北川先生の生き方を道標に、いつも、創設の理念を深掘りする機会とさせていただいております。

北川氏は三重県知事を2期務め、2003年4月に退任。2003年4月より早稲田大学政治経済学術院教授に。政治に信頼を取り戻すべく、選挙における政権公約としてのマニフェストを提唱し、日本に広めるためにご尽力。
マニフェストは2003年の統一地方選挙と総選挙に取り入れられ、その後、
選挙を重ねる度に普及が進み、日本の政治においてもすっかり根付きました。2004年には「早稲田大学マニフェスト研究所」を設立し、ローカル・マニフェストによって地域から新しい民主主義を創造するための調査・研究を推進されています。

さらに、「地方創生」に向けて、新たなステージに進むには、
議員単体の議会活動ではなく議員総体の議会活動が重要であり、
そのためには、議員、議会事務局職員、市民が一体となった総力戦、
「チーム議会」となることを提唱。

ミクロの“ゆらぎ”がマクロを制するが如く「一点突破全面展開」で
社会に一石を投じ、新しいシステムを根付かせ続けている北川氏の突出した社会をプロデュースする力から学ばせていただきました。

今年も、時代と響き合いながら、政治に改革をもたらし続けた
北川先生の志を貫く人生に大きく心揺さぶられました。
北川先生が実際に体験された時代の変遷、日本政治の変化をリアルに実感させていただき、その本当の意味に深く思いを寄せることが出来ました。

衆院選に挑むにあたって「語る会」を467回開催されたこと、粘り強く、道なき道を切り拓いてこられた姿勢を胸に深く刻ませていただきました。 
参加者一同、大転換の時代に対峙し、新しい社会をどう創るべきか、歴史的文脈の中で、現場に生活者として立脚し、何のためか、誰のためか、
しっかり理念を掲げて、対話で気づきの連鎖を起こしながら、地道に行動を積み上げることの意義を深く刻ませていただきました。

参加された塾生の感想と心に響いたお言葉の一部です。

●道は自分自身で切り拓いてゆく
●ミクロの揺らぎがマクロを変える
●理論なき実践は暴挙
●実践なき理論は空虚 
●構造改革の本質を考えさせられた
●対話によって、納得の中ですすめる
●政治の現場では対話が必要で重要
●対話により自らを客観視することで、相対的な判断や思考ができる
●民意を一番に据えて、目的ありきで、組織を変えられる
●未来に点を打ち、バックキャスティングで変える
●地道な積み上げと共創で地方から変革を起こせる

これから、地方議員を目指す塾生や社会起業家を目指す塾生の背中を大きく押していただきました。官と民の「共創」との色紙のメッセージも一新塾教室に飾らせていただきました。
バックキャスティングで未来に点を打って、道なき道を切り拓く知恵と方法論を焼き付かせていただきました。

★生活者主権の国づくりに挑む主体的市民を輩出する一新塾


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