一新塾講師に黒江三栄子さん(グローバル文化協働支援センター代表理事・一新塾OG)「業界から地域へ~かわさきグローバルコミュニティ」
一昨日は、「業界から地域へ~かわさきグローバルコミュニティ」をテーマに、一新塾卒塾生の黒江三栄子さん(一般社団法人グローバル文化協働支援センター代表理事)にご講義いただきました。
黒江さんは、公務員(環境庁)を辞め、27歳でダンススクールを創設。アーティストとして7年間ニューヨークに行ったり来たりの生活を送られます。リーマンショックや311の経営難を契機に、地域のフィールドに飛び込むと新しい世界が広がります。ダンスをご縁にベトナムとの異文化交流や、留学生支援をきっかけにベトナムレストランも開きます。
2017年に一新塾入塾。川崎市民とベトナム、インド、中国等の外国人との共生を目指して「僕らのグローバルスクールをつくろう!」プロジェクトを立ち上げ。
さらに地域の方と「大家族ふるさと食堂」を月1回スタート。
2020年3月新型コロナウイルスの感染拡大防止のため小・中・高校が休校に。給食がなくなり「お弁当作りに大変なお母さんの支援」のため、臨時で子どもたちも預かり平日夜は「ふれあいふるさと食堂」(こども無料・大人500円)も運営し、その様子がNHKで何度もニュースで流れました。
新たな挑戦として、若手アーティスト達と地域のための地域芸能プロダクションを作り、劇団四季のミュージカルに出演する子どもも誕生。
2024年7月1日川崎市市制100周年記念にて「黒江乃理子」個人として市政功労賞(地域振興・まちづくり分野)を受賞。
「試練の現実の向き合い方」「業界のフィールドから地域のフィールドへ」、黒江さんが体当たりで時代と響き合いながら、志を貫く人生の歩みに感動いたしました。
以下、参加された塾生の感想と心に響いたお言葉です。
●手をつなぐことで輪は広がる
●身近な人に真摯に付き合う
●線引きをしない
●奥の目で見る
●日本人は頭で考えすぎる癖がある
●エネルギーは人を引きつける
●人が集まる魅力のある人間になる
●自分が長く続けられることは何か
●相手の求めていることを研究する
●制度や形ありきでなく、仲間づくりから
●仲間と小さくスタート
●楽しむこと、動くこと
●自己変革を起こす
●時代の転機に新たな挑戦をする
●自分がやりたいモデルケースを見つけた
黒江さんが、祖父母、ご両親からの志をしっかり受け継がれて、地域の多くの人たちとつながりの輪を広げながら、次世代に本当に大切なことを伝授し続けていただいている姿勢、まさに主体的市民としてのモデルを示していただけました!
★誰もが志を生きる一新塾
主体的市民になろう!