一新塾講師に伊勢崎賢治氏(元国連職員・東京外国語大学大学院教授)『日本はなぜ世界で唯一の「無法」国家なのか?』
今週は、一新塾に伊勢崎賢治氏(元国連職員・東京外国語大学大学院教授)にお越しいただきました。テーマは『日本はなぜ世界で唯一の「無法」国家なのか?』。現在、世界で一番の難題、ウクライナ情勢に私たちも当事者意識を持ってじっくり向き合う機会となりました。
現在、発売中の週刊朝日に、伊勢崎氏の対談が掲載されています。
「岸田首相よ、バイデン大統領に停戦交渉を呼びかけよ!」https://dot.asahi.com/wa/2023022800023.html...
伊勢崎氏は、「国際法」と「紛争解決」のプロフェッショナル、日本の第一人者です。
冒頭の伊勢崎先生のファミリーヒストリーのお話、胸の奥に深く響きました。子ども時代、建築家を目指した学生時代、インド留学、スラムに住み込み住民運動、国際NGO、国連PKO上級幹部として東ティモール、シエラレオネの武装解除と社会再統合を指揮され、日本政府特別代表としてアフガニスタンの武装解除を統括されたことなど「人生の歩み」も語っていただきました。
ウクライナ情勢については、
ロシアの侵略。アメリカの代理戦争。
NATOの存在意義は何か。
どうすれば一刻も早く停戦できるのか。
それぞれの立場、それぞれの歴史、それぞれの考え方、
複雑に絡み合う大きな難題を多角的視点で本質にアクセスいただきました。
そのうえで、日本は、どう向き合うべきなのか。
世界における日本の立ち位置、主権のない日米地位協定や法の空白に対しての問題提起をしていただきました。
緩衝国家としてのノルウェーの事例もご紹介いただき、
日本が「緩衝“材”国家」から脱皮するためにはどうすべきなのか、
かけがえのないヒントをいただきました。
参加された塾生の皆さんの感想と響いた言葉です。
●対話、停戦の大切さ
●武器供与は戦争を再生産する
●本当の正義とは何か
●自分で考える大切さ
●世界の常識とかけ離れる日本
●日本の主権の回復
●国を戦場にしないこと
●時代の流れと本質を掴むこと
●角度を変えると見える世界が違う
●日米地位協定の問題
●市民は武器を持ってはいけない
●挑戦は国単位でなく個人単位
●お話を聞けて目が覚めました!
「対話 ~ たとえそれが“敵”でも国益のために」
伊勢崎氏の色紙のお言葉を一新塾教室に飾らせていただきました。
■大前研一創設 NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台)
「一新塾体験セミナー&説明会」開催中!(リアル・オンライン)
https://www.isshinjuku.com/
■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485