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一新塾OBの実践から生まれた政策提言の知恵「タテ軸ヨコ軸羅針盤」講座

一新塾30年の歩みから生まれた志で社会を変える知恵(20講座)が積み上がり、代表の森嶋にて塾生の皆さんに伝承させていただいています。その一つの知恵が、「タテ軸ヨコ軸羅針盤」です。今週は、東京本科での講座でした。

日本に、初めて「フィルムコミッション」を普及させた前澤哲爾さん(一新塾OB&元一新塾理事)の実践をタテ軸ヨコ軸で分析し、ケーススタディいたしました。

フィルムコミッションとは、映画やドラマのロケ撮影の総合窓口です。
1999年まで、日本に一か所もなかったフィルムコミッション。
前澤さんが、市民の立場で政策提言の活動をしたことで、
2000年、日本初のフィルムコミッションが、大阪、横浜、北九州、神戸と続々と誕生。2021年の日本国内のフィルム・コミッションは約350団体、世界最多となりました!

プロジェクトを育むには、タテ軸、ヨコ軸、2軸の視点が大切です。
タテ軸:ミッション・ビジョンのタテ軸の育み。
ヨコ軸:人との協働のためのヨコ軸の展開。
タテ軸とヨコ軸を交互に展開。

研究会を立上げ、映画業界、中央省庁、地方自治体、
各界のキーマンをリストアップし、一人ずつ丁寧に関係づくり。
研究会のメンバーに結集できたことが原動力となりました!

私自身、前澤さんの志を貫く人生から学ばせていただいたことがたくさんあります。

■組織の仮面を外して、市民の立場で行動したこと。
■「多忙な仕事の合間でもここまで活動できる」ことを示してくれたこと。
■会社貢献から社会貢献へ、志を生きる「第二の人生」へ転身する生き方を示してくれたこと。

2020年7月に肝臓がんで69歳で旅立たれた前澤さんからいただいた、
かけがえのないお知恵を伝承する機会となりました!

参加された塾生の皆さんからいただいたご感想の一部です。

●人も組織もタテ⇒ヨコの繰り返しで成長してゆく
●タテ軸とヨコ軸のバランスが大切
●軸をもってこそ、人を巻き込んでいける
●多様な人の巻き込みは揺るがぬビジョンが必須
●自分の立ち位置、自分の強み・弱みを理解する
●ビジョンに加えてマネジメント力も大切
●ボトムアップとトップダウン、両方、大切
●まず一歩踏み出し、タテヨコ交互に広げる
●プロジェクトチーム作りのヒントになった
●組織を立ち上げる意義がよくわかった
●市民だからこそ出来ることがある
●地方創生のヒントが得られた


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