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一新塾OB深田智之さんが事業再生して20年、会津東山温泉・くつろぎ宿へ行ってきました!

会津の東山温泉に行ってきました!
一新塾OB&一新塾理事である深田智之さんが、2005年、(株)くつろぎ宿を設立し、地域再生ファンドを活用して、会津の東山温泉の三旅館の同時再生に着手されてから、今年は20周年の節目の年。

このたび、スタッフと共に念願のくつろぎ宿への訪問がやっと叶いました!
地元の新鮮な食材をふんだんに使った美味しいお食事と疲れをほぐす温泉とゆったりくつろげる最高の空間で、たっぷり充電することが出来ました!!

竹久夢二や与謝野晶子も愛した由緒ある会津東山温泉ですが、バブル崩壊で温泉客が半減。こうした窮状の中、破綻寸前の旅館三館に対し、深田さんは3館同時の経営再建を提案し受諾。3館の特色を色分け、わずか1年半で黒字を達成。3年余りで再生を完了させます。

承継前はいずれもツアー客主体で宿泊単価8,000円ほどでしたが、承継から20年経った今、客層は個人客が中心で宿泊単価は倍以上となり、くつろぎ宿の新滝は、じゃらんアワード「売れた宿大賞」14年連続東北1位を受賞しています。

館内には、いたるところに、手作りの木で作られた造形があり心が和みます。一般的に、施設改修は業者に外注しますが、くつろぎ宿では、職員が自分たちでやります。この「磐梯山」も職員が提案し手作りで生まれました!

東日本大震災の直後には、行政支援が本格始動する前に旅館をいち早く無料開放。延べ13000名くらいの被災者の方の利用がありました。ピークの時には、一日に1400名。周辺の体育館に避難されている方はお風呂に入れないということで無料で開放。毎日、2500名の方にお風呂を提供されたそうです。
旅館が、災害時に地域の人たちの生活を支えるかけがえのない役割を果たしました。

コロナ禍では、全国的に旅館の経営環境が厳しい中、職員が露天風呂づくりや改装作業に取り組み、雇用維持しながら、収束後に備えました。

このたび、会津若松は観測史上最大の積雪の中、雪国の生活の一端を味わうこともできました。

以下、くつろぎ宿の魅力あふれる映像です!


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