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一新塾講師に、ショコラボグループ代表伊藤紀幸さん!

今週は「障がい者と健常者とプロフェッショナルのコラボレーション」を
テーマに、伊藤紀幸さん(一般社団法人AOH会長・ショコラボグループ代表)に一新塾にてご講義いただきました。

横浜にあるオシャレなチョコレート菓子工房「ショコラボ」。
プロのショコラティエの指導の下、障がい者が美味しいスイーツを作っています。
目指すのは、現実マーケットを意識しつつ、健常者と障がい者が共生・共働してつくる商品です。

2019年には、カカオ豆から手作りしたチョコレート菓子と飲物を販売する店舗を併設した「ショコラ房」もオープン。

2021年には、横浜ランドマークプラザにも出店されました。
2022年、相鉄線いずみ野駅前に『ショコラ房いずみ野店』オープン。
さらに2022年、古民家レストラン『久右衛門邸』をオープンされました。

「あらゆる人々を平等に尊重し、障がい者・健常者・高齢者が
共生するコミュニティを作り、関与する全ての人々が物心両面の豊かさを
感じられる仕組み作りで社会に貢献すること。」
ショコラボ・グループの企業理念です。

伊藤さんの転機は、障がいを持つ息子さんの養護学校初の父親参観。
「お子さんたちは就職できたとしても、月給は3千円くらい」との教員の言葉。「頑張って働いても自分の1時間の残業代しか手にすることができないのか!」伊藤氏は衝撃を受けました。

障がいのある息子を持つ親として、障がい者が生き生きと働く場をつくることこそが、自分の務めではないか?
ビジネスの世界から社会変革の道へと転身することになりました。

伊藤さんのかけがえのない人生の歩みを共有いただき、
志を生きるとはこういうことかと、心揺さぶられました。

人は、何のために、誰のために、何に焦点して生きるのか、
参加者全員がそれを突きつけられ、本当に大切なものに
アクセスするかけがえのない機会をいただきました。

本当にやりたいことを不退転の覚悟で決意をする。
決断したら、後は背水の陣で、最初は方法がわからなくとも
道が拓かれるとのお話。

これまで作ったこともない、販路もない、
日本初のチョコレート工房を始める際も、
誠実に、正直に、義理を欠かさず、
ご縁のある方お一人お一人のお力をお借りすることで
道が拓かれたお話に感銘を受けました。

また、ご家族へ寄せる溢れる愛情と素晴らしいご家族での協働にも
21世紀の家族のモデルであると感動いたしました。

「意志よりも願望」
色紙のメッセージ、さっそく教室に飾らせていただいております。
実践された伊藤さんだからこそのお言葉の重みがズシンと響きました。

参加された塾生の感想と心に響いたお言葉の一部です。

●自分を大切にすることで他人にも大切にできる
●理念を追求していけば、自ずと利益につながる
●好きなことをやるしかない
●助けるではなく、アシストする
●仕組み作りで社会に貢献する
●意志よりも願望
●決める
●頭で考えたことより、心で感じたこと。
●結局はすべて己の人生のため
●己と向かい合うことを辞めない
●成功するには、勤勉・誠実・素直
●協力者を広げるには、「まずは与えよ」
●得意なことではなく、好きなことをする
●全部自分のせいにすれば、悩まなくていい
●自分がしてもらいたいことを他人にすることが大切

理念を具現化し、賛同・共感を得て、前進する伊藤さんの
実践に存分に学ばせていただきました。

★志を生きるチャレンジなら一新塾


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