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ロボッツ振り返り解説第13節 vs信州

こんにちは、一色翔太です

2連勝!サイコゥサイコゥサイコゥ!

メリークリスマスでした!

最高のクリスマスプレゼントでしたね!



それでは落ち着いてアウェイ、信州戦を振り返っていきます


・試合の振り返り

今シーズン初の連勝、しかもアウェイでの連勝。平尾がまだ復帰できない中での連勝。信州も怪我人が多くベストではないとは言えGame2は岡田もマーシャルも出てきたのに連勝。価値ある連勝です。この2試合見ていて勝った要因を考えるんだけどこれだって言うのが難しい。悪い意味ではなくて。これまで負けのほうが多かったので、振り返るとここが原因だったとか、ここが出来なかったとか、この選手にやられてしまったとか敗因は分析しやすかった。プロ野球界の名監督、故野村克也さんの「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という言葉。今回の勝ちが不思議な勝ちではないんだけどね。ざっくり言えばミスが少なくてディフェンスが良くてリバウンドを取れていたこと。裏を返せばどれかが悪いと敗因に繋がっちゃう事かも。勝ちを解説する方が難しいと気づいた今回、頑張ってそれぞれ解説してみました。


Game1 茨城79−67信州
Game1では相手の外国籍選手を前半でファウルトラブルに追い込んだこと。マクヘンリーとホーキンソンが早々にファウルトラブルで信州は想定していたメンバーのローテーションが崩れた事で後手後手に回ってしまったでしょう。最大22点のリードを作って逃げ切り展開、勝ちゲームの何回かに一回はこういった試合も出てくると安定感が感じられる。印象に残ったプレーだと3Q残り3:18あたり。多嶋→鶴巻→ジェイコブセンと繋いだ場面。多嶋の状況判断を鶴巻が汲み取ってジェイコブセンが責任持ってゴールを決めたチームプレー。多嶋がマクヘンリーのポジションを見極めてパスを振ったファインプレーなんだけどこういうのがバスケIQの高さが出るプレーです。ここで鶴巻がコーナーでボーッと突っ立ってなかったのも良かった事。スルスルって上がってきてから繋げる事ができた。

これについては一色の日大の先輩であるバスケットLIVEの解説斎藤崇人さんが詳しく説明してくれているので見直してみてください。この後のタイムアウトの間ずっと解説してくれてるので分かりやすいです。

Game2 茨城84−77信州

Game2では福澤と多嶋の大活躍があったのも大きかったが勝敗を分けたのはフリースローかなと。両外国籍選手のフリースローの本数を足してみる。まずは信州、ホーキンソン2/4、マーシャル1/3、マクヘンリー0/0、合計3/7。ロボッツはタプスコット4/4、トラソリーニ3/5、ジェイコブセン4/6、合計11/15。お互いにフリースロー決めたのはこの3人ずつではないんだけれどインサイドを攻めてファウルを誘えた事とあとはオフェンスリバウンドを取れた事がこのフリースローの数字に繋がっていると思います。試合の結果は7点差、このフリースローの差は8点差なのでGame2ではよりインサイドを試合したロボッツに軍配が上がったんではないでしょうか。印象に残ったプレーだと4Q残り6:36ジェイコブセンのエンド1と後半オフィシャルタイムアウト前の多嶋の3ポイント。この2つは個人的にしびれるようなプレーだった。ジェイコブセンはその前にマーシャルへのファウルを取られたことと、その次のプレーでも岡田に対して福澤がファウル取られたことに対してジャッジに納得いってないように見えて、その後のオフェンスでのオフェンスリバウンドを取ってからのホーキンソンに真っ向から突っ込んでのエンド1。あの突っ込み方はチャージングと取られるか心配になったけどあのプレーでのジェイコブセンの気迫がすごかった。見てくださいこの表情。いいですねー。

多嶋がオフィシャルタイムアウト前に決めた3ポイント。試合後のインタビューでもコメントしていたけど強気な攻めが茨城の特徴だと。まだショットクロックも残り10秒くらいあったし見ていて思い切って打ったなと思ったが結果的にはあれが信州にとってはずしんときたはず。ロボッツにとってはいいリズムのままオフィシャルタイムアウトに入れた。決めた後のこの吠えているような多嶋。いいですねー。 


2試合通して信州の組織的なディフェンス良さやダブルチームのタイミングなんかは相当練習してるなって感じられたけど、少し強度が足りなかったのいかなと思う。ガード陣が普通にボール運べたし、パスもよく回っていた。ロスターが少なかったりファウルトラブルとかでプレッシャーかけられなかったかどうかは分からないけどロボッツとしてはあまりストレスなくオフェンスできたんじゃないかなと感じました。とにかく2連勝はデカい。良い雰囲気で川崎へのリベンジマッチへ挑めます。




・良かったところ

福澤
長野への凱旋試合で2試合とも素晴らしい活躍。北海道戦でも30得点した試合があったがやっぱり活躍した試合は勝って素直に喜びたいもの。この2試合は地元×大活躍×勝利だったので大満足だったんじゃないでしょうか。目を引いたのが福澤の左ドライブからの左レイアップ。上手くなってるよねー。ブロックされないようにフック気味に打ったり工夫が感じられる。彼の良さを出すにはやっぱり2番ポジションだと思うし、オフェンス面では身長差のハンデなんか感じさせなくなってきた。序盤は相手のディフェンスの高さに苦戦してシュートまで行けない場面が多かったがドライブとピックアンドロールを上手く使えているのでかなりプレーしやすくなってシュートも安定してきた。福澤の成長が面白いです。


・見どころ振り返り

中村
今回の振り返りは今一押しのナカムラコーヘーのみで。彼がGame1でファーストショットを決めた時には「よしっ💪」とガッポーズして喜びました。あの一本目を決めれたのがその後の時間変なこと気にしないでプレーできたと思います。途中から出てきて一本目を決めるのは難しいんだけどベンチメンバーにはそれが求められる。期待に応えたので次の試合も呼ばれる準備も出来てるだろうし大体このくらいの時間かなってのが読めると思う。これを続けるのはもっと大変だけどここがこれからプレータイムを安定的に伸ばしてコーチ陣の信頼をグッと掴むチャンスなので引き続き頑張ってほしいです。頑張れナカムラコーヘー、負けるなナカムラコーヘー!




次回
見どころ解説第14節vs川崎ブレイブサンダース




一色翔太

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