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ロボッツ振り返り解説第14節 vs川崎

こんにちは、一色翔太です


それでは年内ホーム最終戦、ホーム川崎戦の試合を振り返っていきます



・試合の感想

茨城65−104川崎
👇川崎公式YouTubeより引用
いい感じにいい部分が編集されているのでこれをベースに感想を書いていこうかと思います。

ロボッツは前節と同じスタメン。川崎は久しぶりに長谷川をスタメン起用。川崎がロボッツに合わせてメンバーを変えて挑んできたところを見て、現在首位争いしているチームがロボッツに対しても最初から一切手を抜かずに戦うぞっていう様に正直怖さを感じた。見どころ解説でも長谷川が福澤にマッチアップしてくる可能性を話題にしたがその通りになった。試合開始直後、福澤の1発目の3ポイントはスクリーンを上手く引っ掛けて決めた。その後も福澤のドライブからアシストで得点を伸ばして良い出だしだった。川崎は少しディフェンス面でボールプレッシャーが足りなかった分ロボッツは攻めやすかったように見える。但し篠山アギラールなどセカンドユニットになってからディフェンスの強度、切り替えの速さが流れを作った。動画2:00〜長谷川のボールプッシュからアギラールのリムラン、すぐ後ろを追っかけてきたファージーカスに預けて技あり左フック。多分リングほとんど見えないであれ決めましたね。お手本のようなアーリーオフェンス。本来はこういうやつはロボッツがやりたかったプレー。注目の福澤は最初の1本以降試合終了まで長谷川にシャットアウトされてしまった。動画3:23〜のプレーでも前が空いてシュートに行こうとしても手が伸びてくる。その他にも信州戦ではレイアップまで行けていたのが早いヘルプにブロックされるシーンもあり福澤にとって個人的にも悔しい試合となった。この試合は3Qに勝負がついたようなもんなのだが川崎が見事だったのは修正力と危機管理。1Q出だしに簡単にロボッツに得点させたシーンが目立った。それでもすぐに1Q終盤にはに持ち直して2Qでは誰が出ても同じプレッシャーをかけ続けたり3Q開始早々攻めるようなディフェンス、ボールプレッシャーと隙あれば高い位置でのダブルチーム。簡単にボールを繋がせないディナイでロボッツはシュートを打ったのではなく打たされた。トランジションからのジャニング、ファジーカス、ジャニングの3連続3ポイント。一気に20点差を開いた。ロボッツのタイムアウト挟んでロボッツが2連続で得点したところで川崎タイムアウト。どんだけ早めに対処するんだよと正直思いました。流れを切るには絶好のタイミングだったが点差や試合展開からしたらもう一回くらい我慢するのもありなくらいだったと思う。佐藤HCの危機管理プラス徹底的にやらなきゃいけないという優勝を狙うチームの強さを感じました。今シーズン一度も連敗しない強さと安定感はこういったところにあるんだなと。4Q以降も手を緩めることなく誰が出ても同じ強度でプレーして特別指定の米須が初3ポイント含む7得点と自信も与えた試合になってしまった。ロボッツが悪かったと言うよりかは川崎が強かった。隙と穴のないディフェンス、福澤を徹底的に抑える選手起用とそれに100点で応えた長谷川。お見事でした。ヒーローはジャニングや米須だったかもしれないが一色的なMVPは長谷川。チームを落ち着かせたゲームメイクをした篠山と誰よりも走ったアギラールを讃えたい。そして試合通して選手をディフェンスからと戦わせた佐藤HCが素晴らしかった。と言うことでロボッツ云々より川崎強かったです流石ですな試合でした。


・見どころ振り返り

福澤
ここ数試合好調だったことで川崎にとってはキープレーヤーとして目をつけられた感じ。相手が一枚上手だったと思ってこの試合の事はあまり引きずらないでこれまで通りのプレーを心がけてほしい。他の選手への要望を出すなら福澤の中へ切り込んだ後の合わせ。一本ジェイコブセンへのナイスアシストからダンクぶちかましたのがあったがそれ以外は無かったかな。中と外2か所ぐらいパスの出しどころがあるように動きが欲しい。後は福澤へのオフボールでのスクリーンをジェイコブセン、トラソリーニ、タプスコット、谷口でかけてほしい。今ロボッツはオフボールスクリーンはガード同士のみでやってる。ビッグマンがガードにスクリーンセットする時はボールマンに対してばかり。それが悪いとかではなくてシューターにビッグマンのスクリーンがかるようなオフェンスの動きが出ると良いなあと個人的に思ってます。



・次節への課題

2021年最後の試合でしたけどシーズンで見れば特に区切りの試合でもないので負けは引きずることなく次々やってくる試合に向けて切り替えていきましょう。課題があるとすればボールがうまく回らない時間帯が出てくるところ。川崎のオフェンスの良いところは参考にしたいところで、一回のオフェンスの中でより良いチャンスを伺っているところ。24秒の中で3回くらいの攻めの機会を探りながら攻めている。シュートを打てそうなタイミングだけど無理して行かないで次のチャンスへ、そうする事でより確率の高そうなシュートを選択している。その結果が2PのFG成功率が70%超える初めて見る数字に繋がったと思う。篠山が仕掛けて無理せず次はファジーカス、攻めきれず藤井に、藤井が最後にプレーメイクする。一の矢二の矢三の矢と次々繰り出す感じのオフェンスが良かったな。対するロボッツは単発。時間がまだある中で難しい体勢で一本矢を放つのみみたいなオフェンスが多かった気がするので一回のオフェンスで2、3回は狙いどころを作ったものにできると相手としたら嫌なんじゃないかなと思います。



次回
見どころ解説第15節vsアルバルク東京


それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました


引き続き見どころ、振り返り解説頑張っていきますので2022年も宜しくお願いします


良いお年を


一色翔太

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