ロボッツ見どころ解説第3節 vs宇都宮
こんにちは、一色翔太です
今節は「山谷ダービー」
とごく一部で言われているそうです
はい、それでは第3節、宇都宮ブレックス戦の見どころを紹介していきます
・見どころ解説動画
・宇都宮の特徴
Bリーグ初代チャンピオン、昨シーズン東地区レギュラーシーズン首位、チャンピオンシップファイナルで千葉ジェッツに敗れたもののBリーグ屈指の強豪チーム。日本人選手のレベルはリーグでも一、二を争うレベルの高さを誇る。外国籍選手がスコットのみ残留し長年チームの柱として活躍してきたロシター、ギブスの両選手が移籍したことでどうチームが変わるかがシーズン前から注目していた。開幕戦で同じB1昇格組の群馬に2戦連続オーバータイムで敗れる波乱が起きた。一色的に今季の優勝候補の一つだと考えている川崎との対戦では連敗を引きずることなく1勝1敗。2試合とも70点台のゲームでさすがのディフェンス力。オフェンス面での連携面ではまだこれからの部分はあるだろうけれど組織的なディフェンスの良さは変わらず強力。
・宇都宮注目選手
No.9遠藤祐亮
オールラウンダー。シュート、ドリブル、パス、ディフェンス、フィジカルの五角形があったとしたら綺麗な大きな五角形になるし、きっと「移籍します」って言ったら全チームうちに来てくれって言うんじゃないかって勝手に思っている選手。当時の下部組織D-RISEからトップチームに上がり元々の一対一のディフェンスの良さに加えシュート力とピック&ロールからのプレーメーカーとしても年々上手くなっているように見える。いまや宇都宮では欠かせない選手。個人的にはシュートの際にボールにかかる回転が良いなって思いながら見てるんだけどそんな人はきっといないよな。回転量も多いし軸もブレないからキレイな弧を描いてリングに吸い込まれる様に見えるのでそんなマニアックなところにも注目してみてください。
No.6比江島慎
宇都宮のエース。日本代表選手で東京オリンピックでも活躍した姿を応援していた人も多いかと。遠藤同様何でもできるオールラウンダーではあるがよりオフェンシブな選手。今シーズンここまでのプレーを見る限り「自分がこのチームを勝たせるんだ」という強いリーダーシップを感じるように見える。積極的にリングに向かってアタックする姿勢や3ポイントも迷いなく打っているので彼に得点を量産されないようにしたい。よく「比江島ステップ」なんて言われてるが独特なリズムって言うのだけで片付けているような気がしてならない。結局何それ?ってなる。自分が思うにはハンドリングが良いのと身のこなしが柔らかいのに加えてドライブの後に①止まることができる②ピボットが上手い③相手をよく見る事ができる。これらが出来るから後出しジャンケン的のような感じで相手とのタイミングをずらしてスッとかわせるんじゃないのかなあなんて思ってます。
この2人だけではなくみんな注目みんな要注意選手みたいなチーム。若手、中堅、ベテランとバランスもよくアジア枠のブランドン・ジャワトが出場するのかも注目。おそらく出てくるんじゃないかと予想。
・ロボッツ注目選手
No.26鶴巻啓太
滋賀戦の振り返りでも良いプレーが多くあったのでそのままこの宇都宮戦でも攻守に渡って頑張ってもらいたい選手。特に得意のディフェンス面では相手のエース比江島とのマッチアップでどこまでやれるか注目していきたいところ。日本代表選手とのマッチアップは今後の彼にとっても貴重な経験になるはずなのでしつこい憎たらしいようなディフェンスで良い意味で相手に「何だこいつうぜーな」って嫌われるようなプレーをしてもらいたい。
No.22エリック・ジェイコブセン
宇都宮のウィークポイント、ウィークポイントというか昨年より見劣りするのがインサイド。決して弱くはない。ジェイコブセンがインサイドでどれだけ攻守で存在感を出せるかが非常に重要。ポストの一対一を仕掛けるとチーム全体でヘルプ、ダブルチームで守ってくる宇都宮に対して自分で攻めきるのか、引き寄せてパスなのか良い状況判断ができると相手にとって非常に厄介になるなず。ファウルトラブルに気をつけてもらいながら、滋賀戦でも見せた3ポイントも炸裂するかにも注目していきたい。
・試合のキーポイント
ロボッツはなんと言ってもアップテンポでハイスコアの試合展開に持ち込みたい。宇都宮としてはそれをさせずに80点は取らせないような試合にしたいところ。ディフェンスのポジション取り、全員がボールを見ていてピック&ロールからのヘルプローテーションの速さだったりとにかくディフェンスの「質」が高い相手にロボッツのオフェンスがどこまで通用するかがポイント。東の横綱に挑む新入幕の気持ちでチャレンジしてもらいたいのと何よりB1の舞台でブレックスと対戦できる事を楽しんでプレーしてもらいたいし、ブースターの皆さんにも楽しんで見てもらいたい。金星に期待。
・田臥勇太
日本バスケ界のレジェンド。基本的にこのnoteでは敬称略で書いてるけれど、もう田臥選手としか言えません。一色が小学生の頃能代工業時代の3冠、NBA挑戦を憧れの眼差しで見ていた選手。現役の頃、NBLつくばロボッツ時代に栃木でのアウェイ戦で田臥選手とマッチアップした際のワンプレーワンプレーは鮮明に覚えているし感慨深い気持ちになりました。41歳を迎えてもなおキャプテンとして第一線で活躍する田臥選手を生で見れる機会は見逃せない。つくばロボッツに移籍してからホームゲームで対戦もあったが田臥選手はベンチ外でした。怪我とかそういうのではなく、休みを与えてコンディション調整。要はロボッツ相手にベンチ入りしなくてもいいでしょ、若手にチャンスをあげよう、的な。ホームゲームの集客の為に「田臥が来る」と大々的に宣伝してユニフォームすら着ることもなく終わり「田臥出る出る詐欺」みたいな感じになった事も懐かしい。あれから6、7年がたちついに茨城で田臥選手が見れるのでレジェンド拝みに是非会場へ。応援しているチーム関係なく田臥選手の活躍は見たいですね。
10/16(土)のGame1ではLuckyFM茨城放送で解説予定です。
アダストリア水戸アリーナで、バスケットLIVEで、LuckyFMそれぞれで熱いロボッツB1ホーム開幕戦を応援してきましょう!
一色翔太
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?