ロボッツ見どころ解説 天皇杯3次ラウンド
こんにちは、一色翔太です
それでは早速天皇杯3次ラウンドの見どころを紹介していきたいところなのですが本題に入る前にちょっと前置きを
・天皇杯について
天皇杯ってちょっと前までオールジャパンって言ってたのにいつの間にか天皇杯になっちゃいましたね。昔からのバスケットファンなら天皇杯よりオールジャパンの方がしっくりきているんじゃないかな。
まずは自分の天皇杯の思い出を振り返ってみたところ懐かし写真が出てきたので本邦初公開。
一色と多嶋のマッチアップ@ALL JAPAN2011
千葉エクストリームvs東海大学
これは千葉ジェッツに入る前にクラブチームで関東代表として出場した天皇杯。初戦九州電力に勝って2回戦の相手が東海大学。確か多嶋がキャプテンで遥天翼もいました。まさかこの時は10年以上たって彼らのプレーを解説してるなんて夢にも思えない。試合結果はフルボッコにやられたのとA東京の田中大貴が1年生ながら大活躍してたな。大負けしすぎてみんな心折られて帰ったのだけ覚えてる。そして勝ち上がった東海大学は3回戦でリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)と対戦し101−108と惜しくも敗退。
まあ何が言いたいのかというと当時の天皇杯はクラブチームや大学生、実業団チームがトップリーグのJBLチームに挑戦できる千載一遇のチャンスがある大会で、普段見れない対戦カードが実現するプレーする方も見る方も面白い正月の風物詩だった。
翌年2021年にbjリーグの千葉ジェッツの選手として出場した天皇杯ではJBLのレラカムイ北海道と対戦が実現した。後にNBLを経て今のBリーグとなっていることを考えると色々と問題もあった当時のバスケット界からしたら大きな一歩だった。当時書いていたブログ👇懐かしくて他の記事も見直したりしたので興味ある方は是非
時を経て今はクラブチームや学生、実業団チームからしたら各地で予選を勝ち抜いてBリーグのチームと対戦することはかなり厳しくなってしまった。それでも大会としての楽しみ方は変わらないものがある。それがこの3次ラウンド。何が見ていて面白いかと言うと下剋上、番狂わせ、アップセット、ジャイアントキリング。とにかく下位チームが上位チームに勝つと盛り上がる。それは見ていて爽快だったりするし、日本人が好む展開。B3とB1の対戦。B2とB1の対戦が3この次ラウンドから始まります。
さてさて、前置きがかなり長くなってしまいましたが本題の天皇杯の見どころを解説していきます。
・見どころ解説動画
・1回戦FE名古屋戦
FE名古屋は現在7勝1敗でB2東地区首位。昨年までB2の舞台で数多く対戦してきたけど大胆な選手の入れ替えをした今年のチームは全くの別物。チームとしてはここまで開幕から好調をキープしておりリーグ最少失点、最少ターンオーバー。数字だけ見る限りはミスが少なくディフェンスが固いチーム。選手で言うと昨シーズンの見どころ解説で登場した相手チームの選手が何人もいることに気づく。熊本から石川海斗、山形からアンドリュー・ランダル、佐賀から相馬卓弥と。昨シーズンから見どころ解説を見てくださっている方なら「そう言えばそうだ」と思うはず。なので今シーズンのFE名古屋は見どころ解説動画注目選手オールスターとなりました。他の選手を見ても実績、実力ある選手を補強しているので今シーズンに対する本気度が分かる。堅守のチームに対して勝ち切るというのは今のロボッツに取っては乗り越えるべき課題とも言えるので色んな意味で楽しみな対戦カードかなと。まずは内容もこだわりたいが次に繋げることより目先の勝利にこだわった試合をして勝ち上がることを第一に考えたい。
・勝ち上がり予想
じゃん!
これすごいでしょ、動画内でも出ている一色の勝ち上がり予想。自分で作ったんだと言いたいところだけどそんなテクニックはないです。一緒に見どころ解説動画を作っているロボッツのアリーナ演出ディレクター山村さん(会場で青い髪して青いつなぎ着ている人です)がものの10分くらいでぱぱっと作っちゃいました。さすがです!あざっす!
1回戦勝った前提で行くと北海道と福島の勝者との対戦になる。ここはもつれるんじないかなって予想していて福島ワンチャン勝ち上がる可能性もあり。北海道はホームコートアドバンテージを最大限活用して戦ってくるだろうしロボッツ対FE名古屋同様注目の1回戦。まあなんやかんや苦戦しつつも最後には北海道が勝つんじゃないかな。反対の山からは順当に上がってくるのは島根と予想。補強もうまくいってリーグ戦の調子も良い。4次ラウンド進出をかけて島根との対戦が見れると非常に楽しみ。12月にはホームで島根戦があるので前哨戦としても楽しめそう。
天皇杯はリーグ戦と違って一発勝負のトーナメント。一週間かけて準備して2試合戦うのとは違い、その日その試合の好不調が大きく左右される。故に日替わりのヒーローが生まれやすかったり、普段プレータイムの少ない選手の活躍で勝つこともある。なのでこの短期決戦では相手の相性とか試合の状況、選手の好不調を考えての選手起用や戦術が問われる。ここまで好調の平尾や福澤が調子悪いことも十分考えられるので、そこでスパッと次の策を出せるかなどベンチワークに注目。選手としては高橋、中村、遥、谷口のベンチメンバーから天皇杯男が出てこないかなと期待してます。
あとはゴメスくんよ。試合に出るのか出ないのか、どっちなんだいっ💪
と、なかやまきんに君風に聞いてみたがそろそろJAPANデビューあるでしょう。どんなプレーするのかどんな起用方法になるのか注目して見ます。
きっと出場チームの中にはコンディション調整やリーグ戦を重視しているところがもしかしたらあるかもしれない。しかしロボッツにとって欲しいのはどんな形でも勝利が欲しい。天皇杯をきっかけに10月の悪い流れを一気に変えてもらえるような、そんな北海道での3次ラウンドになる事を願って応援していきたいと思います。
どうでしょう
こう見ると天皇杯も見どころ満載でしょ
是非楽しみましょう
『今日の五七五』
令和では
オールジャパンは
死語なのか
一色翔太
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