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ロボッツ振り返り解説第19節 vs新潟

こんにちは、一色翔太です


それではアウェイ新潟戦を振り返っていきます


・試合の振り返り

Game1 茨城76−79新潟

この試合は4Q残り1:05平尾の3ポイントで73−75で2点差に追いついたところから。平尾が決めたことによって一気に追い上げムード。さらに多嶋のプレッシャーかけたディフェンスから新潟ターンオーバーを誘う。その後のロボッツのオフェンス、平尾との2メンゲームからネパウェを上手く引き寄せてタプスコットへ、よくぞ決めたという逆転3ポイント。よっしゃいけるいけるとなった直後の新潟のオフェンス。パス交換から納見ネパウェのハンドオフ、ここでネパウェが思い切りダイブ。引き換えにロスコアレンが3ポイントラインにポップアップ。このときにネパウェのダイブにタプスコットが巻き込めれてロスコアレンがオープンに。ネパウェ自身がボールをもらおうとしてのダイブではなく「俺がタプスコットを巻き込んでロスコアレンをフリーにさせてやるから納見、ロスコアレンにパスを出すんだ!」っていうふうに聞こえる動き。献身的なプレーで最高なダイブ。もちろん決められた後に決め返したロスコアレンも流石。

この試合は新潟の意地を感じたし試合後の平岡さんのインタビューでもカスカスの枯れた声と言葉に詰まる姿がここまでの苦労、悩み、ストレス、プレッシャーなど平岡さんにしか分からない苦悩があったと思います。2015-16シーズンのNBL最後のシーズンでは一緒に戦ったシーズンで、8勝47敗であのときも苦しくて8勝の中で一度も連勝できずに終わり、最大でも14連敗だったのできっとその時以上の苦しいんじゃないかな。個人的にはグッと来るものがありました。

Game2 茨城79−87新潟

この試合は3Qの失速も痛かったが同じ様に2Qも後半に向けて嫌な終わり方をしてしまった。2Q残り6:40の時点で34−18この試合の最大リード16点差。前半終了時の得点が38−33。6分で4−15。こういう時間帯が出てしまうのがちょっと残念なところ。特にペイントエリアでの得点がなく外から打つオフェンスばかりになってしまったので、ここぞという時にインサイドを攻めれるようなセットオフェンスなんかあるといいかな。3Q入ってもペイントエリアでの得点が無いロボッツ。最後にペイントエリアでの得点はタプスコットが2Q残り4:05で決めてからなし。3Q入ってタプスコットとトラソリーニのFTはあったけど流れの中からペイントエリアでのポイントは👇残り4:00に中村からジェイコブにパスが渡って決めて約10分ぶりのペイントエリアでの得点。これナカムラコーヘーナイスパス。

この10分間新潟のディフェンスもハードになっていたのもあるがなかなか攻め込めなかったロボッツは苦しい時間だった。新潟はこの3QにビッグQを作ったけど特に納見、遠藤、コービーパラスの若さでアタックが際立った。納見の3ポイント、コービーパラスの1on1、遠藤のディフェンスと走りが躍動した3Qだった。結局このQでの11点差が最後まで響いた。4Qは納見が相変わらず絶好調でロスコアレンも中から外から攻め立て逆転には至らなかった。新潟が前日勝ったことで自信を取り戻して集中力高く、ディフェンスも強度高くローテーションも機能していて最下位のチームの試合とは思えない内容だった。ロボッツとしては連勝してホームに帰る目論見だっただけに悔しい、そして痛い連敗となった。


・見どころ解説照らし合わせ

ロスコ・アレン
2試合通して感じたのはやっぱり良い選手だなってこと。試合を決める3ポイント決める力もそうだし、チェックしてきたらズバッと強烈なドライブかましてくるし中も外も両方持ち合わせているとなるとかなり守りづらい選手。リバウンドからのボールプッシュもできるので周りは思い切り走れるし、セルフィッシュなプレーをしないで周りもよく見えてパスもさばくし。👇最後攻めどころなかったら俺が攻めようみたいなスタンスも良いよね。フィニッシュの仕方も技ありな感じ。

これまで対戦してきた外国籍選手でも何人か本当に良い選手だなーって感じた選手いたけど彼もその一人になりました。

遥天翼
Game2はスタメン出場。まさかスタメンとまでは思っていなかったけど、理由は分からないがタプスコット、トラソリーニ両方下げて遥を起用してきた。チームとしては出だしが良くてインサイドも攻めれたし、遥はオフェンスリバウンドからFTもきっちり決めて1Q良い流れになったのでスタメン起用には応えたんじゃないかな。2試合棟してターンオーバーも0だしコツコツこういう活躍を続けていってほしいです。

絶対に負けられない試合
かなり熱い試合になるんじゃないかと予想していたが、Game1はまさに熱戦。新潟がGame1を勝ちきったことで自信を取り戻した。実力ある外国製選手インサイドでの頑張りとと若い日本人選手の躍動がマッチしてチーム全体のディフェンスも良くなったGame2。負けられない戦いを制したのは新潟で、想定通り行かずに課題を残して後味の悪い遠征となったロボッツ。今後課題となるのが得点が止まる時間帯にいかにボールを回してインサイドを絡められるかがオフェンス面で必要。特にジェイコブセンをゴール付近でいかにボールを持たせることができるかは考える必要がありそう。福澤もGame2では3ポイントが1/8と苦しんだ。調子が悪かったってことではなくて、良い形でシュート打てる場面が無かったので確率の悪いシュートを打たなければならなかった。ジェイコブセン同様どうすれば福澤をオープンにしてあげることができるかを考えることも必要でしょう。この試合は両チームにとって後半戦戦うにあたりターニングポイントになった試合。勝っても負けても得るものはお互いに多かったはず。ロボッツの今後ももちろんだが、新潟がこの試合きっかけに浮上してくるかどうかも注目して見ていきたい。



次回
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一色翔太

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