見出し画像

ロボッツ振り返り解説第7節 vsSR渋谷

こんにちは、一色翔太です


それてはアウェイSR渋谷戦を振り返っていきます



・試合の感想

2Q終盤に24秒ヴァイオレーション取ったディフェンスは素晴らしかった。開幕から比べて何でこんなにディフェンス良くなったのか、どんな練習したのか、コーチ陣や選手の意識がどのように変わったのかものすごく気になる。誰かインタビューして記事にしてください。

3Q残り1:55で自らの失点で逆転されたがタイムアウトをもう一個早いタイミングで取って欲しかった。3ポイントを2連続で決められたところで一旦流れを切れば逆転されて一気に流れまで変わることはなかったと思う。タイムアウトのタイミングってとても大事で取り損ねると傷がさらに深くなってしまうので3Qの終わりの方なら早めに一個使っちゃっても良かった気がする。タイムアウト明けの高橋がドライブからヒョイっと決めたシュートで落ち着かせれたのは良かった。あれ決まらずカウンター食らってたら一気に持って行かれた可能性はあった。高橋グッジョブ。

ハイライト動画の1:35秒あたりからのプレー👇平尾の針の穴を通すようなワンハンドでのバウンズパスは見事でこれもう勝ちでしょって思ったんだけど、ハレルソンの3ポイントで1点差に追いつかれどっちに転んでも分からない展開に。こっからがバスケットボールの1番面白いところ。


残り10秒で渋谷のオフェンス。チームファウルはまだ2個。もう一度言おう。ここがバスケットボールの1番面白いところ。鶴巻のオーバーディナイの裏をついてベンドラメが中へ侵入しヘルプの高橋からファウルもらいながらねじ込んできた。この勝負強さは流石の一言だがボールインした後にあそこまでボール持たせないディナイは正直不要だった。負けてるならスティール狙いに行くのは勿論だけど1点リードしているのにゴールへ向かってカットされたら後手に回ってしまう。高橋もヘルプに入ったがあの場面で裏をつかれて来る準備はなかなか出来ないのでファウルするのがやっとだったはず。あそこの守り方に関しては鶴巻の反省点だろう。フリースローもしっかり決められ2点リードされてタイムアウト後のロボッツのオフェンス。メンバーを変えて中村を投入してきた。その中村にボールが渡って3ポイントを放ったが決めることはできず試合終了。決めれなかった事は本人は相当悔しいだろうがなぜあの場面で中村投入した?って事に疑問がある。確かにあの場面でシュートの得意な選手を出すのはそうなんだけど、後半出場なしでハーフタイムも挟むと1時間は試合から離れてた選手をあの場面で使うのは酷だなと思う。中村の心中察するに「えっ!?俺っ?!」と一瞬はなったんじゃないかな。自分だったらそう思うし大抵の選手はそう思うはず。後半ファーストタッチのシュートが試合を決めるシュートになるとこれは普通のシュートとは訳が違うから相当難易度高い状況でのシュートだったはず。なぜか平尾がひきつけ役になっていたし福澤は高い位置でピッタリマークされていた。
終わってから言える事なのでタラレバで聞いてもらえれば。この試合シュートは入っていなかったが多嶋の方が中村より可能性はあっただろうし、福澤を反対のコーナーに置けばディフェンスはヘルプしようか迷うのでもしかしたらタプスコットがそのままゴールまで行けたかもしれないし、平尾の動きであれば鶴巻でも良かっただろう。

この試合は本当に勝ってもおかしくなかったゲーム展開でラスト1分まではロボッツ良いチームだなあと思わせる内容だった。選手のその場での判断だったり、シュートを決める事に対しては選手が責任持ってプレーしているだろうし悔しいのも選手自身だが、ラスト10秒の攻防で負けてしまったのはベンチワークに差が出たんじゃないかな。
とにかく見ててもこの敗戦は悔しい。勝ちを逃した敗戦は本当に悔しい。三河戦と同じような悔しさを感じている。



・見どころ照らし合わせ

スティールとオフェンスリバウンド
スティール10個、オフェンスリバウンド18個これは平均以上に与えてしまったので渋谷は自分達の特徴は発揮していたんじゃないかな。それでも試合が渋谷ペースじゃなかったのは渋谷のターンオーバーが14個と多かった。ロボッツはこのターンオーバーから得点に繋げていたのが良かった。

石井
3ポイント良いところで決めてたなあ。シュート以外のピック&ロールからの崩しだったり落ち着いてたし間違ったプレーをしないってのは流石だったな。

Starting5紹介の曲
どうだったかな、あの曲カッコよかったでしょ。バスケットLIVEでも良さは伝わるんだけどあれは現地で見て聞いてもらいたいなあと思ってます。あれ結構頭から離れなくなるので寝る前とかループしちゃいますね。

トラソリーニ
出だしからずっと良かった。特にインサイドでの活躍が目立ちオフェンスリバウンドからのプットバックも多く見られて調子の良さや気分の良さが見えたので注目選手にあげた活躍をしてくれました。最後1点差に追いつかれた後の落としちゃったシュートが右→左のステップから体ぶつけてシュート打つやつだったんだけどあれが入ってれば。これまで入ってたのに。あれをねじ込んでたら完全にヒーローはトラソリーニでした。



・次節に向けて

天皇杯きっかけで大阪戦、今節のSR渋谷戦とロボッツは着実に良くなってきている。渋谷相手に終始良い展開で試合ができたのはB1でも十分戦っていけるってことは証明できたはず。今後は安定してこの力を発揮していくことが大切。あとは終盤の勝負所での戦い方を試合を通して選手もコーチ陣も学んでいくことが必要。外から見れば簡単に言えるけどこればっかりはチームで失敗を重ねながら成長していくしかないので温かく見守って応援していきましょう。




伸び代を
たっぷり感じる
渋谷戦




次回
見どころ解説第8節 vs川崎ブレイブサンダース





一色翔太

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?