ロボッツ振り返り解説第18節 vs群馬
こんにちは、一色翔太です
それでは水曜ゲーム、アウェイ群馬戦を振り返っていきます
・試合の振り返り
茨城91-84群馬
まずは勝ったこと。これが何より。よしよし。連敗脱出。ロボッツと他の下位チームと比べて違うのは大型連敗をしない事。いっても6連敗くらいじゃないかな。ちゃんと調べてないのであしからず。詳細振り返っていきましょう。
群馬はどんなメンバーで来るか気になっていたがジョーンズに加えてキーナンも戻ってきた。コンディションが万全とは思えないが外国籍選手揃って戦うのでガチンコ勝負。試合が始まってみれば両チームとも外も入るし良い調子。ロボッツはタプスコットがスタメン起用に応えてスタートダッシュを切って、トラソリーニは前半で14点3ポイント4本と絶好調。スタメンを外れた理由は分からないが期待していた分活躍してくれて良かったです。群馬は五十嵐がシュートタッチが良くバンバン入る。それでもジョーンズとアキチェンをきっちり抑えることができたので群馬を爆発させなかった。前半一進一退だったけどロボッツが最後にちょっと抜けた。広島戦を見て前半の終わり方を心配していたが最後の1分群馬のオフェンスを抑え込んで良い形で得点取ってハーフタイムに入った。「Yeeeeeah!!!」って声入ってるけど多分タプスコットだよね。いいね。ドヤってます。ドヤれるやつです。
後半はジェイコブセンとキーナンの両センターが4ファウルとなってこの穴をどう埋めるかが両チーム大事だった。キーナンは復帰したてとは思えないような活躍で、ロボッツは過去対戦した相手でもゴリゴリのパワー系にはどうもゴール下を攻められる傾向があるのでキーナンのファウルトラブルは追い風。まあキーナンは旨さもあるパワー系なのかな。三河のガードナーみたいな。前半大人しかったジョーンズが牙を剥くが鶴巻&遥が交代しながらよく守った。2人とも得点は0点だがジョーンズを14点でFG成功率を29.4%、5/17に抑えた事を讃えてあげましょう。これは2人で10得点くらいしているのと同じくらいの価値かそれ以上ある気がします。4Qに鶴巻のジョーンズからのテイクチャージは守り方としてはお手本のような守り方。足が動いてハンズアップ。相手の進行方向に真正面に入っている。是非ディフェンス上手くなりたい、どういうふうにすれば良いか分からないって人は真似しよう。あとコーナーの3ポイントをブロックしたのと最後の方にスンゲー高いところで取ったリバウンドあったけどジャンプ力半端ないね。あの瞬間はタプスコットより高かった気がする。なので鶴巻は今日得点0点だけどチームでの役割を果たす意味では100点に近いじゃないかな。遥も短い時間与えられたミッションをしっかりこなすし余計なミスもしないし仕事人として期待通りの役割を果たしてくれるので起用する側からしたらありがたいでしょう。ロボッツとしてはインサイドをゴリゴリ攻められる方が嫌なので終盤の群馬のオフェンスがジョーンズに偏ったのが群馬の敗因なんじゃないかなと。ジョーンズにドライブからレイアップまで持っていかれるシーンがほとんど無かったはず。最後は群馬がレフェリーの笛に対してイライラして我慢しきれずテクニカルにアンスポと集中を切らしてしまいゲームセット。レフェリーの笛が悪い意味で目立つ試合になったのであんまり締まりが良くない試合。レフェリーも人間なんでこう言う事は起きるんだけど大事なのは矛先がレフェリーではなくしっかり相手に向ける事。そんな事してると横からグサグサ相手に突っつかれてしまうので対戦相手を間違えない事。まあでもパーカーがイライラする気持ちは分からなくはないがね。ロボッツはジェイコブセンのファウルトラブルをなんとか我慢して戦いきった。我慢しきれなかった群馬。五十嵐とキーナンに17点ずつやられたが、先程書いたようにジョーンズをFG%が29.4%に抑えてアキチェンに至っては0点。守りたいところをしっかり抑えたロボッツ。ナイスゲーム。見どころ解説でも注目選手に挙げたところを抑えて勝ったし、トラソリーニも良いプレー多かったし今回は読みが当たったかなと。
・気になりポイント
勝ったから良いんだけど、一個だけ気になったのがタイムアウトについて。4Q入って最大12点差まで広げた後にオフィシャルタイムアウトに入る時には同点に追いつかれる。4連続でオフェンス失敗して立て直しが必要だったけどオフィシャルタイムアウトまで我慢。タイムアウトを取り渋る様に感じるのは自分だけかな。パーカーが得点して5点差になった場面か、その後ジョーンズが決めて3点差になった場面で一回流れ切っても良かったと思うんだよねー。オフィシャルタイムアウト明け逆転されて、その後逆転し返したから良いんだけどオフィシャルタイムアウト前後はなんか嫌な雰囲気ぷんぷんしてたな。最後まで接戦の状況想定して残したってのも考えられるけど何か結果オーライな感じもあって取り返しのつかないところまで行かなかったのが救い。ベンチが出来ることって試合中そんなに多くはないはずです基本的にはコートに立った選手の頑張りもあるけど、タイムアウト取らずに何とかなるなら別にいいんだけど、流れを一度切る事はできるのでうまく使ってほしいなと、思いました。これについては以上です。
・ナイスプレーを振り返ろう
やっぱね、勝った試合は良いプレーが沢山あるからハイライトも楽しいね。いくつかピックアップしてみました。
動画1:20あたりから、タプスコットとボール交換してからの平尾の渦潮ドライブ炸裂からの鶴巻→多嶋中に切れ込んでトラソリーニにボール回してトラソリーニがオープンで3ポイントズドン!最高のプレー。全員がボール触ってボールがコートを一週して群馬のディフェンスもズタズタにしたオフェンス。渦潮の周り具合が半端なところから始まっているのでもう少し前から切り取って欲しかったので再編集版希望です🙋♂️
動画3:50あたり、タプスコットのドライブからアキチェンから奪ったエンドワン。スラムダンクで言うと海南対陵南で負けん気の強い越野が牧にファウルしたのに決められて「まるでダンプカーだ、ファウルした意味が全然ねーぜ」のシーンと重なった。共感できる人いたら嬉しいです。分からない人はスラムダンクの決勝リーグ海南対陵南戦を読んでみよう。要チェックや🖋
あとは鶴巻のテイクチャージの場面も入ってたら良かったな。あそこのプレーも作ってほしいな。届けこの思い🙏
これ良かったなー👇多嶋の動きがお見事。ボールプッシュから横に開いてトラソリーニの走る道を開けてあげて間を作ってドンピシャパス。このパスはこの少しの「間」を取ることが肝。この辺うまいよな。この状況でトラソリーニに繋いだら絶対決めるか最低ファウル貰うよね。ハイライトにも4:43くらいからデジャブかと思うくらい同じような多嶋→トラソリーニのエンドワン。きっと多嶋の動きを見てトラソリーニはパス来るの信じて走り込んでるんでしょう。ナイスコンビ。
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一色翔太
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