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ロボッツ振り返り解説第6節 vs大阪
こんにちは、一色翔太です
それでは第6節、アウェイ大阪戦を振り返っていきます
勝ちました!2勝目です!
・試合の感想
Game1 茨城72-90大阪
3Qまではお互いの良い時間が交互に来たりしながら離されては追いついてを何回か繰り返していたが4Q開始後の大阪の連続得点で一気に点差が開いてしまった。エリエット・ドンリーが3ポイントが勢いづかせた。ロボッツは4Q最初のポイントをした時には3分経過しておりその間の得点は2-13。試合の出だしや各Qの出だしやタイムアウト明けなんかは今回みたいに連続得点で一気に流れを持っていかれるのは避けたい。3Qまでは十分戦えていたし、このまま最後までもつれ込むか、どっちが流れを持っていくかと言うところを大阪が持っていった試合。ロボッツもタイムアウト取ったり選手入れ替えたりしたものの大阪の勢いは止められなかった。それでもあの4Q出だしの3分以外は悪くはなかったので悲観的にならず、次の試合に期待が持てた印象だった。鶴巻のニュービルへのマッチアップさせるところなんかはリッチHCの考えがぶれないなと思った。福澤に2m超えの竹内をつかせてわざとミスマッチ最初から起こさせている。天皇杯の北海道戦でも山口相手にやっていたがさらに10cmでかい相手に迷いなくこのマッチアップを当ててきている。それだけニュービルに自由にやらせたくないのと鶴巻のディフェンスを買っているんだろう。
Game2 茨城82-72大阪
出だしからスタメン起用の多嶋とトラソリーニがいい流れを作った。多嶋のペイントエリアへの切込みからのジェイコブセンへの合わせは素晴らしかったし、トラソリーニの合わせやドライブからのゴール下の得点は持ち味を十分発揮していた。3ポイント決められても決め返すシーンが鶴巻と平尾であったのでそこに関しては相手の火がつきかけそうなところをすぐさま消火したような感じで良かった。3Q出だしは大阪に連続得点されたがすぐさまタイムアウト。Game1の4Qで似たような状況があったがこの日は崩れることなく立て直した。残り2分辺りからのトラソリーニ怒涛の3連続得点で一気に流れを持っていった。この試合のターニングポイントになった3連続得点だった👇大阪の個々の能力とサイズの高さを「機動力」で蹴散らしたようなGame2だった。チームとしてのまとまりの良さと走り勝ったこと、ディフェンスの強度でロボッツが勝っていたと自信持っていい試合だ。リードを作ってからの試合終了までの逃げ切りは今シーズン初めて見るような展開だが安心して見ることができた。本当に最下位のチームですか?と言うような試合だったし、前日は負けたが確実に天皇杯から良い状態になってきたのかなと思う。
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— 茨城ロボッツ (@ibarakirobots) November 7, 2021
最後まで走る🏃♂️💨
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#2 福澤のスティールから最後は#15 トラソリーニのダンク😆
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・見どころ照らし合わせ
ニュービル
Game1でいきなり3ポイントバシャバシャ決めてきたのはやられたしボール持たせたらドライブキレキレだしやっぱり良い選手。それでも鶴巻がマッチアップで頑張っていたしGame2ではムキになっているようにシーンもあったのでイライラしていたんじゃないかなと思う。
タプスコット
Game2で交代で出てきてすぐに得点。徐行運転でなくしっかりギア入れてスタートしてくれた。オフェンスで無理することもないしディフェンス頑張るしアシストやリバウンドなど自分で得点を取ること以外の活躍が目立ってきた。
ハビエルゴメスデリアニョ
Game1ベンチから出てきて3ポイントを決めたのは見ている人もチームメイトも嬉しかっただろうし何より本人がホッとしたでしょう。思っていたよりもでかいなと思ったし高さの面ではロボッツにプラスだろう。ただし課題はディフェンス。1on1でやられてしまうシーンだったり足でついていけない所を見ると心配。いくらシュートが入ろうが身長があろうがディフェンス面で足を引っ張るようだとコーチ陣は使いづらくなってくる。特にB1ではロボッツの得点力は昨シーズンには届かないのでいかに失点を少なく抑えるかが重要。今後のプレータイムを増やしていくにはディフェンスができることを見せつけるかそんなの関係ねぇって思わせるほどシュート決めまくるかのどっちかは必要かな。このままだとバックアップ要因になりかねないので、まだまだ本調子ではなく一色の見る目がなかったと思わせるような活躍を期待していきたい。
・良かったところ
鶴巻のディフェンスが試合重ねて良い選手とのマッチアップを通して成長しているのが見て取れる。試合での経験値がどんな良い練習よりも成長に繋がることもあるので1試合1試合彼のプレーは見応えが出てきた。
Game2で勝った要因としてペイントエリアでのポイントが「48点」というのが一つある。積極的なペイントエリアへのアタックが上手く言った結果だと思う。そしてチーム全体的のディフェンスの意識が高くなっているように感じる。実際良くなっているしGame1で90点取られたけど4Qに集中して取られた以外はしっかり守れていたので練習からディフェンスを意識高く取り組んできたのかなと思う。B1で相手のでディフェンスがなかなか得点が伸びない以上ディフェンス頑張って失点を減らそうというのには大賛成。その取組があったのかどうかは分からないがディフェンスは確実に良くなっていると思います。開幕して1ヶ月経って選手たちにそれぞれ役割的なのが明確になってきているのも思い切りプレーできている要因かなと思う。特に遥天翼、高橋の2人は短いプレータイムだけど起用されている意図を理解して全力でプレーしているのが伝わる。ベンチメンバーのこういうプレーはチームの士気を上げるし彼らは少ない時間で活躍してプレータイムを掴もうと必死なので気持ちのこもったプレーが見れている。
・次節への課題
大阪は三河同様そんなにディフェンスの強度が高いチームではなかったのでオフェンスはやりやすかったと思う。次節のSR渋谷は秋田や三遠のようにとにかくディフェンスが激しいチーム。ディフェンスの強度の高いチームに対してミス少なく戦えるかがポイント。あとは天皇杯前からのハードスケジュールが選手にはかなり負担になっているのでリカバリーしながら試合に向けての調整は難しいところだが怪我ないように十分ケアしてもらいたい。出場時間が短かった選手たちの活躍が今後大切になっていると思う。
次回
ロボッツ見どころ解説第7節 vsSR渋谷
一色翔太