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ロボッツ振り返り解説第34節 vs秋田

こんにちは、一色翔太です


それでは水曜ナイトゲームアウェー秋田ノーザンハピネッツ戦を振り返っていきます


・試合の振り返り

茨城84−78秋田
1Q秋田に許す出だしだったが3Qまでつかず離れず逆転もありながら北海道戦のように我慢しながら戦えていた。今回の振り返りは50−57で始まった4Qから深掘りしていきます。田口の3P、長谷川のFTで50−62と4Qにしてこの試合最大得点差に。このまま一気に離されてもおかしくないような状況だがしかしロボッツはここから驚異の納豆バスケで粘りを見せる。タプスコット、👇ゴメスの連続3Pで6点差に。福澤と2人で秋田のディフェンスを崩してキャッチ&3。一つ前に打とうと思えば打てたけど福澤に一回振ったのが結果的に良かったのかな。この日1本目の3Pが良い場面で決まった。

更にタプスコットFTもらい4点差。更にジェイコブセンのand1でボーナスも決めて一気に61−62の1点差に追いつく。更に更にタプスコット、福澤の連続得点で65−62と一気にまくった。この間秋田は約4分半ノーゴール。デイビス、古川の得点で65-66と秋田がリードを奪い返す。こっからはお互い守り合い。緊張感ある、見ていて「どうなるのどうなるの」とハラハラドキドキ。👇 試合が動いたのが福澤のフローター、ハイライト4:35〜。すんごいフローターだった。あの場面であの角度からあの距離からあのグリンの上を行くあの高さのシュートを福澤はよく決めました。流石タフショットマスター。

👇ロボッツ1点リードで秋田のオフェンス。グリンのドライブからデイビスに合わせていくが遥が必死のカバーでシュートには行かせず。デイビスは外にいた川嶋に。川嶋が冷静に3Pをズドン。重い1本。北海道戦の橋本のようにこれぞPGの仕事。これで67−69と2点ビハインド。福澤のシュートチェックに行くときに🙏は、、、うん、気をつけよう

残り37秒。2点ビハインド。会場の雰囲気は完全にクレイジーピンクのウルトラアキタ。映像越しじゃリアルは伝わらないけど状況的には秋田の圧倒的優位。だがしかし12点差をひっくり返した粘りをここでも発揮。タイムアウト後のオフェンスで平尾がファウルをもらいフリースローを獲得。フリースローを奪ったことがナイスプレーなんだけどそれに加えて2秒しか時計を進めせなかったことがかなり大きかった。これが14秒フルに使ったオフェンスだともう一度オフェンスの機会がなかったかもしれない。秋田にとってはもったいない、ここではファウルいらないというファウル。フリースロー1本決めて1点差。秋田はこの後川嶋がターンオーバー。タプスコットが意地のアタックでデイビスからファウルをもらいフリースロー。デイビスファウルアウト。この粘り強さは何なのか。平尾のフリースロー同様に1本目は外れるも2本目決めて69−69の同点に。最後のディフェンスもしのいで延長に。延長突入となるとデイビスのファウルアウトが秋田にとって大打撃。4Qだけでデイビスは3F。さっきの平尾へのファウルが無かったらこのファウルアウトはなかったしオーバータイムもプレーしていたでしょう。この試合リバウンドやブロックでゴール下で嫌な働きをしてきたデイビスだったので延長戦に彼がいないのはロボッツにとって追い風。OT、デイビスに代わって王が入る。短期決戦は一つのミスやリバウンドが大きく左右する。より攻めやすいところで、より勝っている部分で勝負することが重要なのでロボッツはこのOTは王にマッチアップされているジェイコブセンのところをきっかけに攻めたいところ。👇タプスコットのand1。グリンのファウルだけど王のところから仕掛けている。ノッてるときのタプスコットのこのアタックは誰であれそう簡単には止まらないですね。

グリン3Pで返して同点に。この後にジェイコブセンが王からゴール下でand1を奪う。さっきのタプスコットのボーナスもそうだし大事なところでしっかり決めたFT2本は大きい。残り1:56でのジェイコブセンと遥と田口が絡んだ場面でファウルが吹かれたんだけど問題はどっちのファウルか。ジェイコブセン、遥どちらでもファウルアウトになるのだけどジャッジは遥のファウルに。遥には悪いけど遥にファウルがついてほしいと思っていた。だけどリプレイを見るとジェイコブセンが田口に絡んでいた。判定は覆らず遥がファウルアウト。ロボッツとしてはジェイコブセンがコートに残ってくれる頼もしさもあり結果オーライ。まああれは何回見直してもジェイコブセンのファウルだね。

一回話しは脱線してファウルを誰につけるかってところを書いていくので脱線いらないよって人は下にスクロールしちゃってください。チームの中では主力で最後まで残って欲しい選手はどのチームにも必ずいてその選手にはファウルトラブルにはなってほしくない。何人かいる状況でファウルが鳴った時に自分がファウルしてなくても真っ先に自分が手を上げて「自分がやりました」アピールして本来ファウルした選手ではなくアピールした選手にファウルがつくことはたまにあること。その判断とアピールをガンガンやるのがチョモさん。やりすぎてレフェリーから「いまの違うよ君じゃないでしょ」とあしらわれることもあるけど外国籍選手にファウルがつかないような働きもある。何を言いたかったかというとこういったファウル一つで試合が変わるようなこともあるのであえて自分にファウルをコールさせて味方を助けることもあるんだよって事を言いたかったのです。

それでは本線に戻って試合の続きを。遥がファウルアウトでゴメスin。田口が冷静にFT2本決めて77-76でリードは1点に。その後グリンにFT2本決められるも福澤もFT2本決め返す。OTにお互い打ったFT全部決めるという凄い集中力。特にロボッツはあのアウェーの雰囲気の中全部決めたタプスコット、ジェイコブセン、福澤は流石の一言。👇そして最後の極めつけは勝負を決めた平尾の3P。

タプスコットの仕掛け、福澤のカット、決めた平尾。完璧。全てが噛み合ってこれぞチームで奪った3P。ここぞという時の平尾の勝負強さには頭が上がりません🙇‍♂️アウェーでの連戦、長時間のプレータイム、今シーズン初のオーバータイム、絶対に疲れていてもうしんどいはずなのに決めるんだよね。コメントにもあったけど応援してくれる人たちのために一つでも勝利をという言葉。画面越しに見ていても感動的な試合。秋田をワイルドカード争いから一歩後退させるこの一勝。実力で勝ち取った勝利。この半年での明らかなBuild-upを見せくれた。開幕戦で同じアリーナで同じ対戦相手との試合でこんなにも違った展開ができるようになったこのチームは素晴らしいですね。秋田ブースターも本当にこれが開幕戦余裕で勝った相手なのかって疑問に思ったはず。開幕から色んなことがここまであったが感動的な試合を見れて最高な水曜日の夜でした。


中1日で秋田からそのまま横浜入りしての金土ゲーム。アウェー3連戦はいいけど北海道→秋田→横浜とこの殺人的スケジュールを組んだBリーグどうなってんのよ?と文句言いたくなる日程。しかもシーズン終盤の一番しんどい時に。髙橋の負傷の具合も気になるところだけどTwitterの感じだと大事には至らない感じで一安心。横浜戦元気に出てくれることを願ってます。

この殺人的スケジュールは一色にとっても同じ。秋田戦終了後そのまま横浜戦の見どころ解説動画の収録。これから書く見どころ解説note。シーズンも残り4試合。書けるのもあと数回なのでガンバリマス。




次回
ロボッツ見どころ解説第35節 vs横浜ビー・コルセアーズ



一色翔太

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