【毎日note 360日】ライフプランの役割が変わってきた🤗
昨日の続きとなりますが、ライフプランセミナーの役割について・・
私が今、感じていることを書かさせて頂きます!
PLPセミナーとは
20年以上前に全国の厚生年金基金で「ライフプランセミナー」が始まった頃
『60歳定年・失業給付と同時に満額の公的年金を受給できる』時代でした。
定年後は「仕事を引退し、社会保障給付を受けつつ個人資産を取り崩しながら」
こういった生活が一般的でした。
PLPセミナー(Pension Life Plan:年金生活計画セミナー)という呼称。
今でもこの言葉は生きていますが・・・
拡大する高齢者の働き方との関係
しかし、これからの時代は働き方改革でも叫ばれています。
「高齢者雇用の拡大」は必須です。
令和4年は公的年金・確定拠出年金・雇用保険で改正法の施行が目白押しです。
60歳以降も働く事をメリットとして公的年金・確定拠出年金が変わるのです。
一方で60歳以降の賃金低下を補填する雇用保険:高年齢雇用継続基本給付金は?
その給付額が減少になり、将来的には廃止とも言われております。
この法改正は裏を返せば「高齢者雇用賃金の適正化を図るべし」のメッセージ!
賃金に見合った成果も求められますが、私はこの様に考えております。
このような背景からも2021年4月から「70歳までの雇用」が企業の努力義務化。
それ故、ライフプランセミナーというネーミングには?
「ライフプランセミナー」というネーミングの再考の背景はここにあります。
つまりキャッシュフロー表はセカンドキャリア設計時の参考資料という位置付け
ただ参考資料というには「選択肢が複雑過ぎる」という事です。
それ故、セミナーでは選択にあたっての考え方をご説明し、
ご選択いただく事が重要だと言えます。
「変わる事には意味があり、変わらない事には意義がある」
以前もこの言葉につきましては、書いた記憶があります。
まさしく「ライフプランセミナー」「PLP」からの進化であるべきです。
役目を終えたのでなく、その意味合いはより重要になって来たと言えるでしょう