【毎日note 245日】2022年DC法改正「マッチング拠出かiDeCoか」🤗
2022年にはDC制度において大きな法改正が幾つか行われます。
特に企業型DCに加入している従業員にとっては選択肢が増えるとも言えます。
以下のものとなります。
1. マッチング拠出か
2. ②iDeCo
のどちらかを選択する事が可能となる・・・
企業型DCの掛金(拠出金)には二種類あります。
一つは事業主掛金、そしてもう一つは加入者掛金(マッチング拠出)となります
自身の意思で掛金を拠出できるのがマッチング拠出のメリットですが・・
以下のような条件があります
1)事業主掛金+加入者掛金の合計額の上限額設定がある
①企業年金制度がDC制度のみの時:55,000円
②DC制度以外の企業年金制度あり:27,500円
2)加入者掛金 ≦ 事業主掛金以下
この中で2)がずっと議論の的でした
つまり最大55,000円の枠があるのに事業主掛金が10,000円の場合は
マッチング拠出額も10,000円が上限となり「35,000円の枠が残ってしまう」
今回は①ですと20,000円②12,000円という上限があるものの
マッチング拠出を選択せずにiDeCoを選択する事も可能となります
企業型DCでは手数料は企業負担、iDeCoは本人負担という点の考慮も必要ですが
「選択肢が増える」この場合「資産形成のための拠出金を増やすことが出来る」
これは非常に有益な事です
企業の実務担当者の業務は煩雑になる事が予想されますが、
セカンドライフのための「資産形成」という点に限って言えば
有益な法改正とも言えます
まあ・・本音は「マッチング拠出の事業主掛金以上にマッチング拠出を認める」
このようにしてくれれば良いのに・・という所ですが・・🤗