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企業年金制度とは・・

さて・・昨日は年金に関する話題が身近に語られるようになった背景を・・

そして、記事の終わりには以下を紹介しました

今では良く聞く制度ですが「確定拠出年金制度(DC)」の出現です

日本で確定拠出年金制度がスタートしたのは2001年です

企業年金としてのスタートです

企業従業員でない方も加入可能な個人型DC(iDeCo)も、認知され始めました


企業年金とは

企業年金とは、主に「退職金を年金化(一時金受取も可)した制度」です

馴染み深いが、殆ど消滅してしまっている「厚生年金基金」

厚生年金基金廃止後の受け皿となった「確定給付企業年金(DB)」

そして「確定拠出年金(DC)」となります

企業年金制度は企業単位・企業グループ・同業で設けるなどの形があります

確定給付企業年金(DB)

「厚生年金基金」「確定給付企業年金(DB)」の制度は

「確定給付型」と呼ばれています

将来の給付額、そして給付に備える掛金(保険料)も運用前提での決定です

年金給付に付与する利率が確定=約束された利子≒額となる訳です

そのため、企業年金制度は、公的年金と同じく「資産運用」が前提となります

“バブル崩壊“ “リーマンショック“ に代表される「市況悪化」時には

予定していた目標運用を達成する事が出来ない事となります

予定された給付額・年金額に達しない運用結果であれば、不足分を補填します

補填の責任は、個人ではなく基金・企業となります

よって運用に際しては「資産運用委員会」といった組織が設置され

金融機関に運用を委託して制度を運営する形となっています

確定拠出年金(DC)

一方で確定拠出年金(DC)の運用責任は加入者(被保険者)である従業員です

企業型での保険料(拠出金)は企業に加え、従業員本人も拠出する事が可能です

そして、運用に関する責任は従業員本人となります・・(続く)


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