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究極の悩み解決法は【他者貢献】

精神科医 樺沢 紫苑先生の新刊
『言語化の魔力』の感想文です。
(出版社:幻冬舎)

色々とやり始めて、自分で決めた
ことなのに、他責にしそうになった。
やりたくて始めたことが逆に”悩み”
になってしまった。

やめられなくなり、本当に大切なこと
を失いかけていた過去がありました。
やめたら気持ちが軽くなり、手放した
ことに後悔もなかったことを思い出し
ました。

トラブルや問題自体は悩みではなく、
自分で悩みを作りだしている。
そして、手放して悩みを解消して
いくのも自分。

そう、悩みを作るのも解消するのも
自分次第だとこの本を読んで
気づきました。

一方で”悩みは人生のスパイス、
悩みこそ人生そのもの”

とも思い、悩みの再設定をすることで
自己成長することも実感しております。

悩みが成長につながり、乗り越えれば、
人生を豊かにするもの。
悩みなき人生など味気ない!
と過去の自分を振り返っても思えますし、
今ある悩みは、過去の悩みより、
格段に悩みの質が違うことも実感
できています。

悩みにはむしろメリットがあることに
気づかせてくれる一冊でした。

敢えて"普通"という選択肢を入れる
上手くいってるかいないかだけで考える
と辛くなります。
"普通"という選択肢を自分の中に入れる
ことで落ち込まなくて済みます。

特にツイッターは上手くいっている人が
目立ちますが、自分で調べてみると
1ツイートもせずに止まってしまう人、
3ヶ月も続かずにやめてしまう人も
多いです。

そんな中、自分は1年以上続いている
だけで凄いし、結果がでていなくても
普通以上であることは間違いないと
思えます。

自分1人で頑張るのは、美徳ではなく
時間の無駄!という言葉に共感しました。
追い詰められた時を振り返ってみると、
樺沢先生だったらどう答えるか?
YouTubeや本に書かれている内容を
抽出して視座転換して乗り切ったことが
僕には数多くあります。

自分だけの視座だけではすぐに
キャパオーバーになってしまいますね。

それはそれとして
という視座転換の言葉がとても
気に入っています。
これを言っただけで気持ちが軽く
なります。

アドラー心理学の嫌われる勇気の
"課題の分離"に近いイメージを
個人的には感じました。

トラブルや嫌な事があると、
そのことばかり考えてしまい、
視野が狭くなり、余計に辛くなります。
そんな時、「それはそれとして」
という、魔法のフレーズが負の感情を
一旦横に置いて、冷静に対処方法を
考えられるようになります。

不平不満を言う部下にも有効だと思い
ますので、即座に頭を切り替える策
として積極的に使って行きたいと
思います。

あきらめるは、次に進む言葉
コントロールできないことに振り回
されている自分がそこにはいました。
部下への指導です。

思い通りに動いてくれない、何度注意
しても聞かないのでイライラし、
感情的になっていました。

そして感情に支配され、状況がさらに
悪化しストレスフルになった経験が
あります。

そこで、期待せずに諦めたら、
肩の力がぬけて楽になりました。
そう、コントロールできないことを
明らかにできたのです。
そして部下へのアプローチをかえて、
徐々に改善していったのです。

実は言語化の魔力を読んでる途中で
コロナになりました。
子供にも感染してしまい、
妻はピリピリムードと精神的に追いやら
れている。
しかも公式LINEが凍結するという
トリプルパンチ。茫然自失状態でした。

そんな時に
「それはそれとして、今できることは」
と何度も唱え、とりあえず、少しでも
できることを考え、書き出し、
一つずつ取り組んでいきました。

家族と隔離する、安静にする、
読書をする、公式LINEを再作成する、
予定リスケの連絡をするなど。
そして、こういう時はいくら考えても
悪い方にしか考えが向かないので、
とにかく寝てやり過ごしました。

自分の体調と家族の回復と共に
ポジティブな気持ちに変わってきて、
頭も回ってきました。
言語化の魔力の感想文を書いたのも、
癒しになりました!

最後に、究極の悩み解決法は、
『他者貢献』であることにぐっときました。
他者に与える、役に立つことで、自分自身
も癒される。

人を動かすことのできる文章を書ける
ように、日々精進したいと決意を新たに
しました。

悩んで停滞している自分の背中を押して
くれる本をありがとうございました!


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