画家として生きるために
うーん、評価を悩む本です。「完売画家」というタイトルで日本のアート業界の裏側を赤裸々にかたる画家、中島健太氏の著書。内容としては日本でプロの絵描きになるということがどういうことなのか、売れるためにはどうするべきなのかが、ぶっちゃ話的に書かれていて面白いです。
ただ、この本自体が売名行為的なアクションなのか、それとも彼自身の現状を変えたいという葛藤なのか、は読む人によって評価が分かれると思います。「売れる」ってことに重点をおいたスタンスも・・・
僕は読んでよかったと思える本でした。
完売画家(中島健太、2021年、CCCメディアハウス)
https://amzn.to/3BSS4HI
【本日の朝食】
無花果と栗の渋皮煮でマリトッツオ、ランプータン、コーヒーにて。