Photo by sekaihirosi 『嫁ぎゆく娘を送りて 老いたる母の唄』品川陽子詩抄 (No.47) 21 一錢亭文庫 / 菊池 與志夫 2023年10月28日 09:49 嫁ぎゆく娘を送りて老いたる母の唄秋深く陽のかげる光の中に樹の実一つ地に落ちぬいまし燭を得むとやをら起ちにしひとの目にうたれる実のつひに梢をはなれすべてなし終へたるやすらひに声もなくみつむる庭のおもてをいまはたゞあるとしもなき風のひそめかるのみ 自筆原稿より 自筆原稿とタイプ原稿とは残るが、副題は自筆原稿にのみつけられている。(『品川陽子詩抄』平成25(2013)年10月 柏崎ふるさと人物館発行 より) #品川陽子 #品川約百 #詩 品川 陽子(明治38年(1905)12月6日―平成4年 (1992) 12月12日)本名は品川 約百よぶ新潟県柏崎町納屋町に生まれる詩人佐藤春夫に師事兄に、本郷の古書店「ペリカン書房」の品川力、弟は、版画家の品川工猫はキジ猫のマヤ ダウンロード copy #詩 #品川陽子 #品川約百 21 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート