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『照井榮三氏に贈る フォーレの月光をきゝて』品川陽子詩抄 (No.46)
照井榮三氏に贈る
フォーレの月光をきゝて
うらゝの陽のなかにし
こゝろわすれ
ほのかなる
月の光を感ず
うつうつとこの身
言の葉もわかぬ
外國の歌におぼれつ
品川力氏スクラップブックより
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(『品川陽子詩抄』平成25(2013)年10月
柏崎ふるさと人物館発行 より)
#品川陽子 #品川約百 #詩 #照井栄三 #品川力
#ドビュッシー
※サムネイルの画像 出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」
杉浦非水創作図案集
(https://rnavi.ndl.go.jp/imagebank/data/post-172.html)
※照井栄三(詠三)帰朝第一回独唱会は大正15年(1926)11月27日、
日本青年館にて開催された。
演奏された曲(順番は不明)
ガブリエル・フォーレ「月光」
ルネ・バァトン「子守歌」
バンベエル「雪降る」
フランス民謡四曲「エキゾデュの細歩曲」
「若い娘等よ」
「氣輕な女羊飼」
セザル・フランク「夜曲」
レエナルド・アーン「獄屋」
「美しき時」
ドビュッシー「ひそやかに」
オネッガァ「秋」
スペイン民謡四曲 ファリア「ホタ」
(小松耕輔著「音楽と民衆」蘆田書店 昭和2年3月5日発行 国立国会図書館所蔵 を参照しました。)
品川 陽子(明治38年(1905)12月6日―平成4年 (1992) 12月12日)
本名は品川 約百
新潟県柏崎町納屋町に生まれる
詩人
佐藤春夫に師事
兄に、本郷の古書店「ペリカン書房」の品川力、弟は、版画家の品川工
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