『おもかげの雲』品川陽子詩抄 (No.5)
2024年7月30日火曜日に茅ヶ崎のハスキーズギャラリーにて
竹村淳(バリトン)さんの歌唱、近藤陽子さんのピアノ演奏により
上演されました、『おもかげの雲』を竹村さんがYouTubeにアップして
くださいました。竹村さんありがとうございます!
『箕作秋吉歌曲集』昭和46年
箕作秋吉編著 全音楽譜出版社
初出『現代詩集』第5集4
(『品川陽子詩抄』平成25(2013)年10月
柏崎ふるさと人物館発行 より)
※「おもかげの雲」は箕作秋吉の作曲により歌曲となっている。
※「おもかげの雲-妻を失える人の-」は雑誌「若草」大正15年5月号、に掲載されています。
『若草』大正15年5月 寶文館発行 日本近代文学館 所蔵
※この作品は一錢亭の「雲」という小説と同時期に作られていて、
もしかしたら共通のモデルとなる人がいたのかもしれません。
一錢亭は「雲」のあとがきにこう記しています。
品川 陽子(明治38年(1905)12月6日―平成4年 (1992) 12月12日)
本名は品川 約百
新潟県柏崎町納屋町に生まれる
詩人
佐藤春夫に師事
兄に、本郷の古書店「ペリカン書房」の品川力、弟は、版画家の品川工