
農業(6)~ポンコツな弟子~
はい!やってまいりました。農業シリーズです。
まずは、山梨にある農場。
ちなみに、山梨の農場、前回の記事はこちらです。
朝、到着してみたら・・・シカ!!!!
そんなに驚くことではないのかもしれない?
いや、驚きましたっ!いるんですね、シカ。
柵には電気が通っているようで、近づいては来ない様子でした。
さておき、本題です。
ジャガイモ畑、だいぶ萎れてきました。
師匠曰く、これでもまだまだだそうです。
完全に茶色くなってから掘り起こすことになるそうなので、来週くらいに、隅の方を掘ってみようか?という話になりました。
こちらがナス。
この間、既にちっちゃいのが成ってました。
今回みてみたら、さらなる成長♪
楽しみだ―、楽しみだ―。
そしてピーマン。
こちらも順調・・・んー、これはもう収穫してよさそうかな?
で、ズッキーニ!すごっ!
前回も迫力あったけど、今回もたくさんできてました。
写真でも確認できますが、つぼみのような部分。
これが花になって、またズッキーニの実になっていくということなので、まだまだたくさんできそうな感じです。
そして、キュウリも立派!!!
キュウリは収穫してみましたよーーーー。
ジャジャーン♪ ジャジャジャジャーン♪
大迫力でしょ?
キュウリが獲れすぎて、抱えきれず、ひとつ落としてしまいました。
その折れたキュウリを洗って、ボリボリッ・・・んまいっ!!!
キュウリ、めちゃめちゃおいしかったです。
そして今日は、師匠に「液肥やってみよう」と言われました。
え・・・えきひ?
これだ、怪しい・・・。
液肥って、このバケツに入っているやつだ。
馬糞を水で溶かしたりとか、そういうものかな?
臭いのかな?
ハエとかブンブン寄ってくるのかな?
そんなことを考えてたら、
師匠から「液肥2に、水1混ぜればいいだよ」とのご指示。
よしっ!やるっきゃない!がんばろー!!!
って、勇気を振り絞ってふたを開けてみたら、
液肥はただの無色透明の液体でした。
(なーんだ、怖くないやつじゃーん)
液肥って、そういうものなのね?
お借りしたじょうろに液肥を柄杓で4杯、水を2杯入れてみた。
(よし、これで師匠の指示通り、2対1だ)
で、マルチ(黒いビニール)に空いた穴に液肥をやるのだけれど、これがなかなかうまくいかない。じょうろの先が、シャワーみたいになっているから、「ジャジャジャジャー」って他のところにも飛び散っちゃうわけです。
そんな感じでやってたら、じょうろが割とすぐに空になってしまいました。
うーん・・・これ、分量こんなもんで合ってるのかな?
やはりこれも師匠に聞いてみないと分からないや。
ということで、師匠に聞いてみたら、「おー、そうか」と二つ返事で、教えてくれました。さすが師匠。
で、あれですよね?まず柄杓で・・・
え?あれ??
ええええええ?????
あ、柄杓は使わないのですね?そういう感じ?
師匠曰く「柄杓は液肥をかき混ぜるためのもの」だそうで、じょうろに液肥と水を入れるときは、こんな感じで豪快にやってしまってよいとのこと。
なるほど、聞いてみないと分からないものです。
で、師匠、あれですよ。
じょうろで液肥をあげるときは、結構、飛び散っちゃうんですよ・・・
って、あれ?あらら?
師匠、そのじょうろのシャワーヘッドは、外れる仕様になっているんですか!?聞いてないっす・・・。
本当にことごとく知らないことばかり。そして、教えてもらうことばかり。
師匠には、本当にずっと教えられています。
その後、師匠はホースを引っ張って、豪快に水やりを始めました。
弟子の私、本当は師匠のお傍についていないといけないのですが、水やりは四方八方に向かってされるので、私はお近くに寄ることもできず・・・。
水やりをする師匠の背中を、遠くから拝ませていただいておりました。
私は、しばらくこの師匠の背中を追いかけさせていただきます。
あと、こちらの農場に植えた小さめの作物たち。これがサニーレタスかな。
なんとか順調っぽく見えます。
そして、サラダカブ。
こちらもだいぶ勢いがある感じです。
で、レッドマスタードは・・・雑草の中にたまーにいる感じ。
もしかしたら、レッドマスタードはあんまり獲れないかもですが、とりあえずは何事も経験、経験。
私が持ち込んだ二十日大根は、葉っぱがだいぶ虫に食われていました。
ほとんど葉脈しか残っていない感じだけど・・・大丈夫なのかな?
一応、根っこの方をみてみたら、それらしきものがありました。
次回あたりに獲れるかも?という感じです。
と、ここまでが山梨の農場でした。
その後、自宅近辺まで戻ってきて、適当に茂みの草を刈って、苗と種を植えて作った自然農園を覗いてきました。
こちらには師匠はいません。私一人です。
私が適当に、茂みに苗を植えて、種をまき散らしたところです。
みてみたら、こんな感じになっていました。
さすがに草を刈ったので、その刈られた雑草は枯れていました。
その枯草の下にちょっとだけ芽がみえる・・・けど、これはなんぞ?
これが植えた種から出てきた芽なのか、はたまた雑草なのか・・・。
よく分かりません。もう少し観察が必要そうです。
そして、持ち込んだナスの苗はこんな感じに!!!
結構、大きくなっていました。
すごいぞーーー、すごいじゃないかーーーー。
なんか、ナスだよね?ナスっぽいよね?
もしかしたら、うまくいっちゃうかもしれない予感がしてきました。
そしてミニトマト。
ナスがうまくいきそうなので、トマトもちょっと期待しちゃいます。
ただ、トマトの苗は2つ植えたはず。
なのに、もう1つが見つからない。
1つある、このトマトの葉っぱのかたち・・・。
それと同じやつを探せばいいわけです。
これと同じやつ・・・同じやつ・・・。
あ、あった!!
そしたら、これを辿っていったら、根っこはどこに繋がるのかな。
手で茎を触りながら、探ってみよう・・・。
んーと・・・(ポキッ)。
え?
え・・・?
え゛ーーーーーーーーー!?
やっちまった・・・折っちまいました。
嘘でしょ?本当に?どうなってるの?
こんなに立派に育って、小さな花まで咲きそうになっていたのに・・・。
もうダメだ・・・。
私、師匠がいないと本当に何もできない。
師匠・・・ごめんなさい。私はトマトを折ってしまいました。
私、本当にポンコツです。
こうやって、失敗を重ねながら、少しずつでも成長していると信じたい。
で、今日、学んだことのまとめです。
1.液肥は怖くない。
2.じょうろはヘッドが外れる。
3.トマトの茎は脆い。
4.収穫は楽しい。
以上、現場からお伝えしました。