とにかく忙しいんですもんっ!
相変わらず、ウクライナの話は熱いです。皆さん、熱心に調べられているように思います。けど、私はもうあまり調べていません。
情報封鎖をしているわけではありませんし、こういう動画をみることはあります。
そして、感じるのは、ただただヒドイということです。
この動画で語られるように、ウクライナの話もヒドイし、中国共産党がやらかしている悪行の数々も、本当に滅茶苦茶です。
ただ一言、「キリがありません」。
ヒドイことは分かりきっていて、「どうヒドイのか」、「どんなにヒドイのか」を列挙するために、いろいろ調べ上げるのは疲れます。そして、それを知ったところで、世の中が良くなるわけではありません。
今の世の中、ヒドイことだらけで、それを改善できることもできぬまま、ただただ調べるために時間を費やすというのであれば、それはやめてしまっていいと思うのです。
そして、重要なのは行動!などと本気で思っているうちに、自ずと関心も向かなくなってきました(笑)。
ということで、(ちょっと強引ですが)この日、私は畑に出て、畝立てという作業をしました。
畝というのは、畑に筋状に土を盛ってあるやつです。
作る野菜や畑の状態によって、畝の立て方はずいぶん変わるようです。
しかし、そもそも何を作る?というのも、まだきちんと決まっていない私としては、まず「畝立て」という作業をしてみること自体に、大きな意味があったりします(レベル低っ!!)。
畑の状態はこんな感じです。
ここに畝立て機を入れます。
まずはタイヤがついていたところに、畝立て機の「刃」をセットします。「刃」は、前向きに回転していくので、「刃」がある部分が前にくるようにします。
「刃」は、上の写真で少し薄くなっているのが分かります。これが前に回転しながら、土を掘っていくような向きになっていればOKです。
ハンドルの中心にエンジンスイッチがあります。
エンジンをかけるときや、動作をさせるときは「運転」にセットし、エンジンを止めるときは「停止」に合わせます。
エンジンの横には、「チョークレバー」、「燃料コック」、「始動ロープ」がついています。
エンジンをかけるときは、「燃料コック」を「出」にあわせ、「チョークレバー」は「始動」にしておきます。その状態で、写真右下にある「START」と書かれた「始動ロープ」を引くとエンジンがかかります。
エンジンがかかったら、「チョークレバー」を「運転」にセットします。
右ハンドルには、エンジンの回転数を調整するレバーがついています。
これで、力強く前に進めたり、少し弱くしてみたりということが調整できます。
ハンドル左側には、クラッチがあります。
ハンドルのグリップを握れば前に進みますが、グリップを離すと刃が止まって、前には進まなくなります。とにかく止まりたくなったら、グリップを離せばいいので、それだけ覚えておくだけで割と安心です。
ちょっとエンジントラブルがあり、別の畝立て機を使うことになりましたが、畝立て機はこんな感じで動きます。
中央がえぐれて、両サイドに土が盛られていく感じです。端っこまでくると、こんな感じになっています。
畝立て機というくらいだから、それを進めると畝ができるのかと思ったのですが、両サイドに「畝の元」ができるようなイメージでしょうか。
なので、こうして一往復すると、その中央に畝ができるというものでした。
ここまで農業リーダー・軍曹殿にデモをしていただき、お昼ごはんの時間です。
お昼ごはんの時、軍曹殿には壊れた鍬の直し方を伝授いただきました。
鍬の刃が、柄から外れそうになっています。
ここに何だか分からない鉄の切れ端を、鍬と柄の隙間に打ち込むと、キレイに使えるようになるのだそうです。ここで問題は、「何だか分からない鉄の切れ端」をどこから調達するかです。それ専用の部品を買ってきたとかではなく、何かの切れ端・・・軍曹殿は、とにかくいろんなものを、捨てずに取っておくといいます。これは上級者向けなので、私にはまったく理解できないですが、この感覚が分かる人は、チャレンジしてみてください。
お昼ごはんが終わって、皆さん、それぞれの持ち場に散ります。
私は私の畑に向かいます。しかし、そこには私一人しかいません。畑にポツンと畝立て機・・・そして、私一人。
出ました。軍曹殿のスパルタ教育・・・半泣きです。
けど、どうしようもありません。やるっきゃないです。
ココから先は、私自身が機械を動かしているので、ほぼ写真はありません。半泣きになりながら、上に示したような手順で生まれて初めて、畝立て機を動かしていきます。
幸い畑のなかで、直線が分かるように紐が残されていたので、それを目安にしながら、頑張って畝立て機を動かしていきます。
うーん・・・最後ちょっと暴れたけど、まぁ合格?
もちろん満点は出せないけど、そこそこにいいのでは?
ただこれを繰り返していると、直線が本当に平行に引けているのか不安になってきます。そこで、半分くらいまでできたところで、今度は逆サイドから畝立てを始めてみました。
そして、最後の一本を迎えたとき・・・その結果が出ました。
ジャジャーン♪
もう・・・ほぼ完ぺき!素晴らしい!!!
結果、畑はこうなりました。
おほー、畑っぽーい♪
けど、ここで問題が発生。何故、畑全体に畝立てた?野菜ごとに畝の要不要もあるんだよ?もちろん、それに応じて畝の高さや幅も考えないとね?
しかも、畝間(畝と畝の間の通路)が狭っ!
もう「ここから外れて歩いたら負けだよ?」ゲームみたいに狭いのです。ちょっとでもバランスを崩したら、野菜を踏んづけちゃいそうになる狭さです。
そんな問題だらけの畑に、一通りの用事を済ませた軍曹殿たちが登場。まさにそのような諸々のご指摘をいただきました。
ひとつのアイディアとして、今できた畝のうち、半分を崩して横の畝に合わせてしまえばいいのでは?というお話もいただきました。
たしかに当初、私の案ではこんな感じで10本の畝を考えていました。しかし、目の前にある畝は20本です。
で、翌日の朝早くから、その作業をすることにしました。
一人で畝立て機を使えるようにもなったので、できた畝を崩して、それを両サイドに持っていくということ作業自体、そんなに難しいものではありません。
とりあえず、軍曹殿には「朝一で、ちょっと作業してみます」とだけ伝えて、畑に向かいました。
畝立て機で、畝を崩すとこんな感じになります。少し色が濃くなっているところが、畝を崩した部分です。その両側にも畝があるので、崩した土をそちらに持っていきます。
もしかしたら、崩した畝の土は、畝立て機で自動的に両側の畝に盛られていくかもしれないと期待したのですが、そうはうまくいきませんでした。両サイドに盛る作業は、どうしても手作業になるっぽいです。
ということで、この日、鍬を持っていなかった私は、たまたま車に積んでいたスコップで、この土を両側の畝に盛っていきました。
しかし、その作業が本当にシンドイ!!!すごく大変な作業なので、大腿筋や腹斜筋など、なるべく大きな筋肉を使うことを意識しましたが、それでもかなりの体力を消耗する作業です。
その結果がこちらです。
色が濃くなっているところが、スコップで盛った部分です。まぁ、立派な畝になります。
でもね・・・ちょっと立派すぎるんですよ。
立派すぎるのが不安のまま、とりあえず畑の3分の1を、この「お化け畝」に仕立ててみました。
そう思うしかないです。
一通り終わった頃、軍曹殿が畑にやってきました。
そして、「こりゃー、デカすぎるなぁ~。コレだと使えないよぉ?」とのお話・・・(チーン)。
やっぱり、そうです?
何とかならないもんでしょうか?
協議を重ねた結果、こちらの「お化け畝」はトラクターで潰して、さら地にすることになりました。
残ったものは、畑3分の2に作った畝、畝立て機を動かす知識と度胸、そして全身の筋肉痛でした。
いやぁ~~~、散々な結果です。でも、それなりに意味があったと思っています。
そして、本当に疲れ果てました。帰ってから、ウクライナ問題について調べる???無理無理無理!!
この日は、ヘロヘロになってて、20時には就寝なのでした(チャンチャン♪)。
春、いろいろ動かないといけないので、本当に大変ですってば。
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