ちゃんと農家を目指してみる
山梨の農園。だいぶ寂しくなってきた感じ・・・。
ナスは、一応、木が残っているのですが、
実がほとんどなっていないです。
葉っぱも元気ないので、もうだめかもしれない感じです。
ピーマンはまだいけそうですが、
葉っぱの色が黄色くなってきたものもあって、
こちらもちょっとずつ様子がおかしくなってきています。
ということで、ここ直近の収穫はコレ。
だいぶなくなってきました。
ということで、いよいよ農業プロジェクトは第二フェーズへ突入です。
これまでの山梨の農園、もちろん私なりに真面目にはやってきました。ただ、位置づけとしては、あくまでも家庭菜園を少し大きくしたようなものでした。
これからは、自給自足(プラス、あわよくば他人様にお分けできるくらい)できる規模で、農業をやっていきたいと思っています。
で、先日、「農家」規模で、農業を頑張りたいという私の話を、真面目に聞いてくれた団体の方々と、再びお会いしました。
実は、その日、お会いする約束をする前に、ちょっと気になることがありました。それは前回、代表の方が、マスクしてなかったんですよねぇ・・・。
もしかして?コロナ、あまり気にしてない?
なので、事前にメールで、何気なく聞いてみたのです。
「私はあまりコロナは気にしていませんが、何か差しさわりがあるようなら(来るななど)、お知らせいただければと思います。」
そうしたら、その代表の方からかえってきた返事が、「私たちも、コロナそのものは気にしていなくて、ワクチンなども打たない予定です」でした。
やっぱりかぁ~~~。
マスクしてないのは、コロナに振り回されていないことの証だったのです。
そして、当日。代表の方以外、いろいろと現場でご指導いただく方ともご挨拶させていただきました。そしたら、その代表の方は、やはりすごかった。
よく話を聞いてみたら、2001年9月11日の米国・世界貿易センタービルなどを含む同時多発テロの時、世界はエライことになっていると思われたそうです。今でいう「DSの支配」です。
このままではいけないという危機感から、既存の社会システムから抜け出そうということで、今の場所に移住され、農業を始めたとのことでした。
「当時は、そういうの全然信じてもらえなかったから、おかしな人、非国民扱いだったよー。20年早かったねー」とあっけらかんと話されていました。
凄いセンサーと実行力・・・
感服です。
だから、この団体では自己循環できる農業を目指して、「固定種」を中心にした栽培しているのだということが理解できました。
「固定種」については、詳しくはこちらをご参照ください。
固定種とは、農家や採種家の手によって、同じ品種の種を毎年採り繋いできた種のことです。
※Natural Heart「固定種とは【やさしく解説】」より引用
種子の調達を外部に頼っている農家は、上流工程(種子の供給)を抑えられてしまったら、手も足も出なくなります。「固定種」を中心に据えるということは、そういうリスクを回避して、自分たちで種子を採って、自分たちの力で回していける農業を目指しているということです。
素晴らしいと思いました。
そして、その日は、そのまま私にとっての「現場実習」が始まりました。現場を仕切っていらっしゃるのは、元・「軍隊のようなところ」にいらした方。なので、ここでは「軍曹」と呼ばさせていただきます(すみません、もしかしたらもっと上の階級かもしれませんが、一旦、ここではそういうことで・・・)。
で、この軍曹の眼光が鋭い!そして熱い!「固定種」での農業に、並々ならぬ誇りを持っていらっしゃる方でした。
私の現場実習風景は、いろいろと写真も撮りたかったのですが、全然、写真なんて撮れる雰囲気じゃありません。ガチなのです。
軍曹:あそこのマルチの横の草刈り、できる?(ギロッ)
私:はいっ!!(直立不動)
だらしない返事でもしたら、ぶっ飛ばされるんじゃないかという、私が勝手に妄想しながら感じる緊張感(笑)。もちろん、とても優しい方です。
写真、全然撮ってないですが、私なりには、結構頑張りました。
作業を終えての写真がこちら。
農作業を一緒にさせていただきながら、いろんなお話をしました。いろんなお話といっても、やはりメインは農業に関することです。
まぁ、私の素人ぶりにビックリしつつも、「そこに気づいたのが素晴らしいね」とのお言葉をいただき、勇気をもらいました。やるっきゃないです。
現場実習のご褒美(?)として、玉ねぎとジャガイモをいただきました。
雑草を刈りながら、「ビル・ゲイツの奴めー、チクショーめ」などと思う瞬間もありましたが・・・うん、そういうのはやめましょう。こうやって、ご褒美いただきながら、気持ちよく農業をしてみたいと思います。
ここには、定期的に通って、とにかく来年からのスタートを目指してみます。
最後におまけ。
先日、食糧備蓄に関する記事を書きました。
そこでご紹介した、「ネルパック」という白米や玄米を保存するための商品が届いたので、早速使ってみました。
こちらが、「ネルパック1.2.3(30kg用)」とお米30kg。
こちらがネルパック1.2.3の近影。
袋から出して、広げてみるとこんな感じです。
ここにお米30kgを入れます。
お米を入れたら、付属の脱酸素剤をお米の上に置いて、「仮止めジッパー」を締めます。
「仮止めジッパー」を締めたら、「ガッツ棒」と呼ばれる棒で、さらに封をするのですが、これがかなり固いです。私は、こういうペンチじゃないと閉められなかったです。
で、密封完了。
これで、どの程度もってくれるのかは分かりませんが、一旦、今、私ができるお米の保存方法としては、こんな感じです。ひとまず、一年くらいはもつのかな・・・?
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