ガンガン苗をつくる
富士河口湖農園のビニールハウスは、稲の苗でいっぱいです。
私なりに、いろいろな野菜の芽出しや育苗をしたいと思っています。しかし今、ビニールハウスの中で、野菜の育苗をするスペースを確保するのは、ちょっと難しくなってきました。
・・・で、最近、実家の庭が「畑化」したので考えました。
ということで、とにかく実家の庭で、ガンガン苗を作ってみることにしました。
苗の作り方は・・・正直、よく分かっていません。それでも一応、富士河口湖農園でやってみた作業はあるので、それをそのままやってみます。
この写真のところまでは、先日、出勤前に作業したものです。
今は、実家に戻っても、なかなかじっくり時間がとれるわけではないので、プラグトレイで苗が大きくなった後のことも考えて、できる限り前もって準備作業も進めておきます。
この日は、苗が育った後、それを植えられるようにプランターと土を買ってみました。
プランターは、ひとまずこのサイズのものを8個(ドーン!)。
んーと・・・ホームセンターで「エイヤッ!」で買ってきたので、よく見ませんでしたが、こんなんです。
700型?長さが705mmだからでしょうかね?土容量は、45リットルと書いてあります。
ここに土を入れてみます。
土は・・・いろいろ買いましたが、ここでは「鉢底の石(10リットル)」と「野菜と花の培養土(30リットル)」×2でを入れてみます。
この分量で、どれくらい入るのか実験です。
まずは鉢底石を入れてみました。10リットルだと、このプランターに2つでおしまいという感じです。
今回、プランターは8個買ったので、鉢底石(10リットル)は、あと3個ほど買えばいい計算になります。
続いて、培養土を入れてみます。30リットル×2で、60リットルの土がありました。
プランター自体、「土容量45リットル」と書いてあったので、まぁ、大体、そんな感じの結果です。1つのプランターに、30リットルの袋が1.5個くらい使われる計算です。
今あるプランター全部に土を入れようとすると、あと10袋くらい買い足さないといけなさそうです。
ということで、これらをまとめると、ある程度まとまった量でプランター栽培をするケースとしては、こんな感じでしょうか。
1.プランター(45リットル)8個
2.栽培用の土(30リットル)12個
3.鉢底石(10リットル)4個
あとはこれに適宜、有機石灰やたい肥などを混ぜていく感じになるのだろうと思います。
さらに後日、土を買い足して、プランターの土入れを進めてみました。
プランター4つに鉢底石と培養土を入れて、うち2つのプランターにコマツナの種を蒔いてみました。
何が正解かは分かりませんが、何となく筋蒔きで・・・。
うーん・・・これでいいのかな?
さらに先日、農業倶楽部の実習で、私が育てていた葉物(レタスやキャベツ)の苗が使われたので、あらためてレタスやキャベツ(おまけにプラス「トウガラシ」)の種まきもしてみました。
結果、実家の庭は、だいぶにぎやかになってきました。うまくいくか分かりませんが、ちゃんと芽が出てきたら、そこからポッド上げなんかもしてみたいと思います。
それとこの日は、もうひとつ試したいことがありました。コレです。
「あったか種まきボックス」とあります。
値段は600円程度するので、たくさん買えるようなものではありませんが、ちょっと面白いです。
最近はだいぶ気温も上がってきたので、実家の庭でもかなり大丈夫かな?とは思いますが、それでも室内で発芽・育苗ができたら、それに越したことはありません。
この「あったか種まきボックス」は、育苗トレイに「アンダートレイ」なる下に敷くボックスがついているので、部屋の中に置けます。さらに上にかぶせる透明なカバーによって、温室効果も期待できるので、発芽・育苗の条件を簡単に整えられそうです。
ということで、これを使ってみました。
写真上が種まきをした「あったか種まきボックス」の育苗トレイで、写真下が「アンダートレイ」です。
今回は、トマトとピーマンの種を蒔いてみました。
これらを一通り、種まきして、完成させるとこんな感じになります。
何だか、小学校の理科の実験みたいです(笑)。
ともあれ、こんな感じで室内に置けたら、温度管理はだいぶしやすいように思います。
ただ実際のところ、私が実家にいないことが多いため、この「あったか種まきボックス」に収まっている育苗トレイを出したり、入れたりする作業まで、家人に任せるのは厳しそうで、その本領を発揮するのは、私が実家にいる短い間だけになるのが問題です。
いずれにせよ、こんな感じでガンガン苗を作ることにしてみました。
できあがった苗は、問題がなければ、この日準備したプランターのなかに順次植え替えていくということもありえますし、必要に応じて、河口湖の畑に定植してしまうということもできると思っています。
とにかく畑は広く確保してあるので、とにかくできる限りやってみようという感じです。