英語のL,R,W,Sは何のために学ぶのか。
こんにちは、日本一の英語コーチングサービスを創るために全力で生きてる壱成です。今はアスリートの通訳をしたり企業通訳をしたり英語コーチングをしています。
最近ではありがたいことにいろんな企業の方々からも通訳の依頼をしていただいたりする機会も増えたり、英語に関してのインスタグラムでもフォローしてくれ人が増えてきててとても嬉しい。
そんな中で、僕がよく聞かれる共通の質問があるのでそれについての僕の考えを書いていく。
今回のnoteの結論は何か
よし、結論から始めよう。
今回のnoteで僕が言いたいのは英語のスキルを向上させる目的を常に頭に入れて置くことが大事で、スキルにとらわれるな。
スキル向上の目的はコミュニケーションの質の向上だ。
ってことが結論になる。
スッゲー大事なことだと思うからぜひ読んでいって欲しい。まとまりごとに書いていこうと思う。
英語に置いて重要な4つのスキル
まず、今回のnoteのタイトルについて説明すると、英語を勉強している人なら分かるかもしれないんだけど、
L(Listening) , R(Reading) ,W(Writing) ,S(Speaking)の略だ。
この4つのスキルが英語ではとっても大事だ。この4つが出来たら英語はできると胸を張って言うことができると思う。
この4つを意識して学生の頃からテストのためにみんな英語を勉強する。僕もそのうちの1人で、受験勉強の時もこの4つのスキルをどうすれば伸ばすことができるのかを意識してきた。(受験の時はスピーキング以外の3つ)
大学受験のセンター試験の模試を高3でマジで受けた時に200点中20点だった時は本気で焦ったけど、、、(笑)
でもそれから継続して毎日勉強をして最終的には140点くらい取ることができるようになったあの経験は忘れないけど。笑
学校でも英語に置いてとても大事なスキルであるこの4つのスキルについてはとても大事だからしっかり勉強するように言われたのを覚えてる。
4つのスキルにこだわった初めてのイギリス留学
僕は大学1年の夏に初めての海外留学として1ヶ月のイギリス留学をした。
この時は学校の制度を使って行ってめちゃくちゃ充実した時間を過ごすことが出来たんだけど、英語だけに関して言うとすごく複雑にやってしまったなぁって印象が強い。
複雑にしてしまったって言うのは、4つのスキルについてこだわりすぎていたってこと。
ネイティブの先生のクラスを受ける時や、英語で海外の友達と話す時とかにいろんな難しさを感じたんだけど、
その時には「自分はリスニングが出来ないからもっと勉強しないと」とか、「リーディングが出来ないからもっと文章を読もう」とかって考えてた。
これってすごく当たり前の発送だし間違ってはいないんだけど、僕が今考える英語ができる人についての概念から考えると少しう〜んって感じ。
目的は何なのかを忘れていないか
4つのスキルについてはとても大事だしそれらを伸ばすことが確実に必要なんだけど、それに集中しすぎていると大事なことを忘れてしまいがちになる。
なんのために英語のスキルを向上させているのか。これが一番考えるべきことだ。
例えばよく聞かれる ’’自分はスピーキング苦手なんですけどどうすればいいですか?’’って質問がある。
この質問をしてくる人が本当にしたいことはスピーキング力を上げることだろうか。ほとんどの場合は違う。
ただスピーキング能力を上げたいだけなら、単語とか文法とか言い回しを勉強したら良いだけだ。そんなことは誰でも分かってる。
この人が本当に達成したい目的は、英語でコミュニケーションを取ることだ。つまり、話したいんではなくて英語でコミュニケーションを取るためにはどうすれば良いかを考える必要がある。
もしかしたらその人はシャイな性格かもしれないし、完璧主義で文法を1つも間違わずに話そうといつもしてしまってるのが原因でうまく話せてないのかもしれない。
そんな人が単語帳と文法に関しての本を買っていくら勉強してもうまく話すには時間がかかってしまうことが多い。
つまり、自分の英語のスピーキング能力が低いんじゃなくて英語を使ってのコミュニケーション能力が低いって可能性が多くある。
企業通訳をしていると、とても頭の良い英語をしっかり勉強してきている人たちの通訳をすることもある。
きっとその人たちはかなりの数の英単語を知っていて、その人の仕事の専門についての英単語なら僕よりも知ってる場合もある。
それなのにどうして通訳が必要になるんだろうか。
ゴールへ走らないとゴールへはたどり着けない
どうして英語のスキルをしっかり持っている人たちでも通訳を必要とするのかってことには2つの理由がある。
1、通訳の英語能力の方が高いから
2、英語でのコミュニケーションが取れないから
この2つだ。
1つ目については説明しなくても良いとは思うけど、通訳はそれが専門なので英語能力では確実に高いのでさらに良い質で確実に話を進めることができる。
そして2つ目の英語でのコミュニケーションが取れないからってことについて。
これは企業の人が通訳を必要とする時だけじゃなくて、普段から外国人と英語で話すのが難しいと感じている人全てに当てはまることだ。
先にも書いた通り、僕たちが英語の4つのスキルを向上させる理由は英語で円滑なコミュニケーションをとりたいからだ。
それなのにスピーキング能力を向上させることだけが目的になったり、リスニングの練習だけをしたりして、そのスキルのみの向上に集中しすぎてしまいがちになる。
特に今の日本の教育ではテストのために勉強してるだけでしかない感覚があるのでその傾向が強い。
その結果、英語を話すことができても英語でコミュニケーションを取ることができないって事が起きてしまう。
英語は5つのスキル
L(Listening) , R(Reading) ,W(Writing) ,S(Speaking)の4つではなくて、
L,R,W,S,Cの5つだと思う。
5つ目のCはCommunication(コミュニケーション)を意味する。
基本的には4つのスキルが大事なんだけどそれらは全て5つ目のC(コミニケーション)のスキルがあって初めて役に立つものだ。
だからスピーキングを練習するときはコミニケーションうまく取るためにスピーキングの練習をするし、リスニングでもライティングでもリーディングでも同じだ。
すべてはコミニケーション取るためにスキルを向上させる事が必要なだけだ。
そうすると分かること
今まで書いたことを理解するとわかることがある。
それはどんなスキルを勉強している時でもコミニケーションをとることが前提なので、常に現実で起こりうる状況をイメージしながらやることが大事だってこと。
そして、現実のコミニケーションで使うことがないと判断したものに関して時間をかける必要がないってこと。
そしたらすごくシンプルになって、単語帳でも自分が使いやすいものを積極的に覚えることを優先していくだろうし、
話している時の文法の間違いに関しても、コミュニケーションをとる事が目的なので小さなミスを気にして話せないよりも相手に伝える事が優先だとって事が明確になる。
それに気付いたのは大学1年生を終えた後に1人で1年間のニューヨーク留学に行った時だ。
語学学校に入り、本当に多くの国の人たちとのコミュニケーションをしていく中で自分の英語の学び方が複雑すぎる事が分かった。
スキルを向上させる事が目的ではなくて、英語でコミュニケーションをとれるようになる事が目的だということを明確にした事で、
もっと大胆に学ぶ事ができるようになった。ミスも気にならなくなったのでどんどんチャレンジできるようになった。
僕のスピーチを聞いてくれる人たちの見る目とか態度がめちゃくちゃ良くなったし、英語初心者レベルの僕が約10ヶ月で1番上のクラスに所属することができてた。
スキルを伸ばすことだけに集中する事から、そこに隠された本当の目的に集中するようにした事で結果的にスキルを大きく向上させる事ができたってこと。
これは英語を学ぶ上で得た知恵の1つで、他の事にも役立つ事なので今でもすごく助かってる。
最後にちょっとdake
このnoteの結論は最初に書いた通りで、英語のメインの4つのスキルを向上させたい理由は、英語でのコミュニケーション能力を身に付けたいからだと言うことを忘れないようにすること。そしてそのことを常に頭に入れて置くことで結果的にはスキルが向上するということ。
生活の中で学んでることがあったりする時に考えるべきなのはそのスキル自体を向上させることが目的なのか、それともそこにはもっと真の目的があるのか。
その本質を明確にすることでかなりのスピード感を得ることができるし、やるべきことがはっきりすることが多い。
それは、自分のやっていることを何のためにやっているのかってことを頻繁に何度も自分に問いかけることで分かってくる。
もっと大胆に楽しく、ゴールに向かっていろんな方法を使って走ってみても良いじゃないか。
Be optimistic.
山崎壱成
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