やらなきゃいけないと分かってるのに行動できない理由
どんな人が成功するんだろうとか、どうやったら幸せに生きれるんだろうとかって考えてる人がいっぱいの世界。
僕たちはみんなやるべき事(やった方がいい事)を理解してる。
例えば、英語を話せるようになりたいなら毎日英語を勉強するべきだし、健康に生きたいなら体に良い食材を食べることが必要だ。証券会社で働いてるなら株に関する本を出来るだけ読み行動していろんなところから情報を得ることが成功していくために大事だと分かってる。
それなのにそれが簡単にできないのが僕たち人間。なんでやるべきことは明確なのにそれを出来ないなんて事が起きるのはなんでだろ。
誰かにコントロールされるわけでもなく、自分で行動を決定する事ができるのに。
そこにはシンプルな理由があると思う。
緊急事態性がない事。
会社に入り仕事をスタートさせたとする。基本的に会社にはルールとかマニュアルがあり誰がやっても同じように機能するようになってるので焦って何かをする必要はない。(大きな企業で質が高いほどその傾向がある。)
会社を作った人が構築したシステムが素晴らしいと、そこに入る人は基本的に真面目に働ける人なら誰でも大丈夫だ。
だから大学時代に何か専門的な深い知識や高度な技術を持っていなくても大抵の人は会社に入れる。
それはダメなことではなくて、日本に存在する会社が素晴らしい事を見てとる事ができる。
そうすると、何かを緊急性をもって学ぶことは難しい。「1ヶ月以内に提供される本を20冊読まないとクビなっ。」って言われない限り、本を読むかどうかなんて自分が決めれるチョイスでしかない。
緊急性のない事(つまり無駄な事)をするために作られた脳を持ってるわけではないのでやった方がいい行動を簡単に起こすことが難しいのが僕たち人間だ。
海外留学に行った人は英語が上手くなるスピードが速いとか何とかよく言うけど、それは留学に行った人が英語を話さないとコミュニケーションをとる事ができないことを自覚し、英語を学ぶことに緊急性を感じるからだ。
その結果、すぐに行動を起こす事ができるので英語を話す時間が自然と長くなる。だから英語が上手くなる。
留学に行った人は英語と触れる時間が多いから英語が上手くなるって考えはちょっと浅いかなって思う。
だから現地で日本人の友達ばっかりに囲まれて過ごした人は英語を話さないといけない緊急性がないのでレベルアップに時間がかかりやすくなる。(僕は日本人とも外国人とも一緒にいた。そもそもの活動時間が圧倒的に長かった。寝なかった。笑)
真面目である必要はない
行動を起こすために緊急性を感じる事が大事なのは分かったけど、そんなにマジで緊急性を感じる事ができないって言う人も多いと思う。
そんな人には試して欲しい事がある。僕も実際にやってる事だ。
3つの方法だ。
①
まずは自分がしなくてはいけない事(した方がいい事)を明確にする。これは簡単に分かると思う。
そしたらそれを周りの人にいいまくる。これが簡単にできる方法の一つ。周りに宣言した=自分に緊急性を持たせる事ができるって感じ。
②やるべき事を決めてそれをいつまでにするかを決めて紙に書くか携帯にメモる。
その期限内に達成する事が出来たら、自分にご褒美をあげるか罰則を与える。これは人によってモチベーションが上がる方で良い。
③バディーを持つ。
身の回りでもオンラインコミュニティでも何でも良いから、自分と同じような目標を目指せる人と繋がる事で一緒に走る仲間ができる。
その人が頑張ってるなら自分もやるぞって思う事ができるから。そしてその人がポジティブな人で有ればさらに良い。
どんな方法でも良い。いろんなものを試して自分に合ってる方法を探す事が第一ステップだ。
いろんな方法があるが
いろんな方法を書いてきたけど、結局僕たちが理解しないといけないのは現代社会は僕たち人間の進化の歴史から見ると圧倒的に先をいってるって事。
テクノロジー社会になって何全万年もの歴史から一気に変わった今の世界。
それを予測して脳とか体が作られたわけではないので今の僕たちは適応段階。
きっと1000年後とかに「2000年台の人類の体と脳ははテクノロジーに適応するために変化をしていく初期段階だった。」とかって言われると思う。(笑)
本を読むことも人類の歴史で言うとかなり短い期間しかやってきてないし、毎朝アラームで起きることもしてきてない。
そもそも現代のような高カロリーな食事ばっかりしてきたわけではないから体は適応しようと頑張ってる段階。
それを理解した上でいろんな方法を試して自分がやるべき事を行動に移す方法を考える。その繰り返し。
これをやれば行動できるって確実なものはない。だからトライしまくってエラーいっぱい起こして修正し続ける。
やるべき事をやり続けたら絶対おもろい人生になる。
Be optimistic.
山崎壱成