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英語で気づいた異文化。日本は好きか。

英語を学ぶ時には必ず海外の文化と触れる事になる。

それは直接外国人と話す場合のみでなく国外に関する記事を読んだりする時も異国の文化に触れることになる。

そもそも言語が違うということは表現も変わってくるので、英語を使ってる時点で僕たち日本人の文化とは違う文化に触れていることになる。

日本にいる時の外国についての印象は、「みんな背が高い」「金髪の女の子めちゃくちゃかわいい」「ストレートな表現をする文化」「シャイな人はいなくてみんな大胆」って感じの超アホな感じ。笑

そんな僕が英語を本格的に始めたのは19歳の時で、英語が下手くそすぎる状態で1人ニューヨークに留学した。

その1年間で半端ない数の人に出会うことができ、現在23歳の今でもプロのアスリート通訳として海外の選手の通訳をしたり、企業から通訳や交渉をお願いされることもある。

英語力が伸びたのはもちろんだけど、英語を理解すればするほど僕が強く感じたのは自国に対する価値観の違いだ。

外国人のみんなは自国についての知識がすごい。歴史についてもそうだし、政治についても関心があってすごく詳しい。

そして自分の意見をはっきりと持っていてそれを声にして伝えることを躊躇(ためら)わない人が多かった。

意見交換をすればするほど自分の知識のなさに恥ずかしさを感じた。

日本の政治についての関心はどれだけあるんだろうか。自分の住んでいる国で何が起きていてどういう意図がそこには隠されているのか。

そんなことを深く考える事をしていなかった自分に疑問を抱いた。

もう一つ自分自身に驚いた事がある。

それは、僕は日本が好きだという事。嫌な部分も多くあるけども。。。モー(牛)

外国の友人達と世界の国々について色々な意見を言い合ったり質問し合っていく中で、日本について意見される事があった。

日本人は〜〜だよね。的な感じで。

〜〜の部分には、「シャイ」とか「仕事第一で家族を大事にしない」とか「オタクが多い」とか「みんなマジメで頭がいい」とか。

なんとなくあってる部分もあるとは思うけど、みんながそうではないよ!って言い返したくなる。

もちろん、相手としては全員のことを言ってるわけではなくて一般的な傾向について言ってるのは分かるけど、日本にマイナスなことを言われるとちょっとイラッとしてしまった事がある。

面白い。俺、日本人であることにプライド持ってたんだ。

そう初めて思った瞬間でもある。

日本人は愛国心がないって指摘をたまに目にするけど、日本の外を知らない状態で日本の事を特別な目で見ることができないのが原因だと思った。

日本の事を好きと思ってるかどうかなんて日本を出てみないとわからない。そう思った。

外国人(特に大陸に住んでる人たち)は、他国と接しているので国外を訪れることが簡単にできるし、外部を知ってるから自国と比較することができる。

比べることができる上でそこに住んでいるってことでその国に愛着があることが分かる。

日本で当たり前のように日常を生きているとありがたみなんて分からない。それは罪ではなくて仕方ないこと。

だからこそ余計に他人を理解しようとする姿勢が大事になってくるんだと思う。

その姿勢こそが良い信頼関係を作ることにも繋がるし、自分が本当に好きなことが分かるようになる。

結局、
広い視野を持って頭を柔軟にしておきつつ、実際に自分の当たり前の考え方とは違う文化や思考を受け入れるようにしていくことが大事だなぁと。

そのために英語は最高のツールだなと。

英語を学ぶ過程で創り出されるもう一つの個性を愛し、人生をアップデートする。

Be optimistic.

山崎壱成


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