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ある日曜日、夫と子どもたちが家の前の公園へ行った。小学1年の長男が自販機で買った一本の缶ジュースを手に帰ってきた。「何で勝手に買っているの?」と怒る私に長男と夫は戸惑った。自販機では割高で、家にもあるのにという思いからだった。 理由を聞くと、「お小遣いで買い、友達や弟と一緒に飲みたかった」と言う。お手伝いをし、お年玉をコツコツためた長男。お金の使い方は自由でいいはず。考えれば考えるほどモヤモヤが残った。 忙しい時、体調や気分でつい、子どもたちに決めつけ口調にもなる。
「いい加減にしなさい」「何回行ったらわかる!」。私は4歳の長男にしょっちゅう怒鳴る。 食事時には「早く食べて。食べないなら下げるよ」と言う。夫は「ヨーイ、ドン!どっちが早いか競争しよう。ご飯とお味噌汁どっちにする?」と選択肢を与え、子供心をくすぐる。 夜、私は「早く寝なさい、明日起きられなくなるでしょ」。ついつい出るのは負の言葉。夫は「いっぱい眠ると大きくなれるよ」とプラスの言葉。そして長男はベッドに入り、毎晩言う。「今日も一日ありがとうございました。明日もよろしく
2人目の里帰り出産を終え、三つになる長男と家族4人の生活が始まりました。想像をはるかに超える大変な日々にあたふた。起床時が一番疲れている日も、パジャマを着替える余裕のない日も。太って、はげて、おしゃれもお預け。今一番ほしいものは?と聞かれれば、睡眠時間と自由時間、と即答です。 「抱っこ、抱っこ」とせがまれていらいらしたり、長男に「ママ、一緒に笑おう」と言われ、私、怖い顔いしてた?とはっとしたりすることも。 けれど、「ママ、ママ~」とこんなに求められること、毎日チュッ
子どもはたくさんほしい。大人数だとにぎやかで楽しい。息子が一人いるだけで、家庭は明るく、笑顔も増える。夫婦げんかもなくなった。 「息子のために!」というやる気。「今日はどうだった」「今日はこれができた」。息子の成長報告で、夕食時の話題は尽きない。小さな体だが大きな存在。じーじ、ばーばもデレデレだ。 今、息子を育てて思うこと。やっぱり大変だし、お金がかかる。寝ない、泣きやまない、離乳食を食べない・・・。悩み始めるときりがない。 産休、育休制度、託児所もあり、恵まれ