本気で言ってる?
これは勉強と経験に基づく話なので
大方間違ってないと思うのですが
以心伝心って言葉がありますね🙋
言わなくても伝わってるというか、そんなニュアンスです。
これ、遠くにいる人に対して使うことが多いと思うんですが、目の前にいる人にはもっと色濃く伝わってると感じます。
クラスの中で、耳がキーンとするレベルのちょっと声のボリュームが大きすぎたり、聴く姿勢がなかなかとれない子に対して
一時期注意していた時があります。
初めは「まぁ何度か注意すれば聞くだろう」と思っていたんですね🤔
ただ、何度言っても直らない。
で、言い方を変えてみたり、言うタイミングを変えてみたりしてもやはり変わらない。
これではクラスの運営に差し支えるなと思ったところで、昔武術の達人の先生のところへ勉強しに行った際に教えていただいたことを思い出しました。
「お前、人や自分に向き合うとか言ってるけど本気で言っとるんか?」
「本当に真剣に目の前の物事に向き合ってるか?」
と。
本気、
というよりほ
真剣に。
という言葉の方が正しいかもしれません。
その言葉を思い出して
どんな思いで子供たちに言葉を伝えていたのか?を顧みると
なんか半端な気持ちで伝えていたように思うのです
。
どこかでわかってくれるでしょ
みたいな。
これでは人は動かんなと。
本気で、真剣に伝える必要があるんです。
こっちは本気で言ってるよ。と。
真剣に伝えてるよ。と
周りの喧騒が聞こえなくなるくらいの集中と没頭。
子供たちはこれが得意です。
好きなことやこだわりに対しての没頭。これが真剣ということ。
であるならこちらも真剣にいかないとなと。
怒ったりキレたりするようなキツい口調が必要な時もあります。
ただそれはどんな理由なのか?
どこまで真剣に言ってるのか?伝えているのか?
相手の目を真っ直ぐ見て、声を届けようとしているのか?
それとも感情に任せてただ発声しているだけで
、発散しているだけではないか?
本当に相手を想って伝えているのか?
子供のためと口では言っても、実は自分のためにしか言ってないケースの方が多いように思います。
あなたの将来を想って。
という大義名分をかざして、
実は鬱憤を晴らしたりしているだけの時も多い気がします。
本当に真剣ですか?と。
これをじっくり考えてみることが大切と思います。
想いは必ず伝わるなんて幻想なところもあると思うのだけど
想いなくして伝わることはないと思うのです。
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