#43お節介と思いやりの狭間で。
1ヶ半ぐらい前のこと。
朝と夜にドアの前で猫の鳴き声を聞くようになった。
ドアを開けてみるとアパートの向かい部屋の家族に飼われていた(いる?)子猫が鳴いているのだった。
ドアに両手前足を置いてそれはまるで「入れてー」と言っているように聞こえる。
これまでは室内で飼われていたのは知っていた。
よく窓から外を眺めている姿を見ていたから。まだ一才にもなっていない子猫。
模様が綺麗な子だ。
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数日経ったある日、ベッドルーム窓からほんの目と先の草の茂みで丸くなって寝る子猫の姿を発見。
その日から決まって午前中はその茂みで寝ている姿を見るようになった。
角になっているから風よけもできるし、外から茂みの中は全く見えないから、安心して寝れるのだろう。
このあたりから、この猫について気になってよく仕事がてら観察するようになった。
↑寝ている姿。午前中は基本ここで寝ている(ベッドルームから撮影)
この猫の飼い主は、僕らの部屋のちょうど向かいに住む4人家族。
若い夫婦と幼稚園ぐらいの子供2人。
挨拶ぐらいしか交流はなかったが、子犬と猫を飼っているのは知っていた。
ただ、数ヶ月前からピタリと子犬の鳴き声も姿も見ることがなくなったのはなんとなく気づいていた。そして、子猫が外に出されたのもちょうど同じ時期だった。
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断っておくが、僕はもともと猫が好きな人ではない。どちらかと言えば将来は犬を飼いたいなぁなんて漠然と考えていたぐらいだ。
ただ、家族と猫との関係性が見えてくるに従って僕は心が苦しくなってきた。
どうにかしてあげられないかなと思うようになった。
これが今回のタイトル「お節介と思いやりの狭間」ということ。
今後もこのタイトルをテーマに自分の気持ちをnoteで整理していきたいと思う。
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この続きはまた次の機会に。
この話は全く完結していないので、今後進捗があれば書いていこうと思います。
同じような状況や悩みにいた人がいたらぜひコメントなどで教えて頂けたら嬉しいです。
ほなまた。