No,36.成功者と失敗者の違いについて。
林修先生の成功者と失敗者の違いを聞いて、前から考えてたことに一定の裏付けが出来たと思ったので、つらつらと書いてみる。
個人的に、自己啓発本や自己啓発セミナーってあまり意味がないと思っている。
その理由は、いわば成功者または成功するノウハウなんて、運や社会的な価値観などが多数絡み合っているの。それを運という言葉に集約される。
その要因を探っても、星の中の1つを指しているに過ぎないと思う。
多くの人はナポレオンや織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などに目が行くが、そこから学ぶことにはあまり意味がない。なぜなら勝つときは意外に運に左右されるからと言う。by林修
つまり勝者の理論にすぎないので勝つ要因を探るのは難しいと言っていた。
しかし、負ける側の要因は決まっているという。
①情報不足
②慢心
③思い込み
この3つは共通しているという。
3つの要因と関係性のありそうな心理的背景について考えてみた(あくまでも仮説)
①情報不足は、知的探究心(自ら学ぶ姿勢や知らないことを知ろうとする姿勢)とマイナスの相関がある。
つまり、深くまで知ろうとする考えが低いということ。
②慢心は、仮想的有能感(過去の実証的な経験を得ていないにも関わらずやれば出来るという勘違い)とマイナスの相関があるがある。
つまり、自分より相手が劣っていると思っている。
③思い込みは、認知的柔軟性(既存のやり方を変える)、自己スキーマ(そうに違いない)、ステレオタイプ(ボクシングをやってる人は喧嘩好き)とマイナスの相関がある。
つまり、個人的な経験から、既存の考え方に固執したり、イメージなどで端的に思い込んでいる。
とはいっても・・・成功と失敗って、あまりにも抽象すぎるので案外わかりにくい。
身近な例に落とし込んだら、モテる人のマネをするより、モテない人がなぜモテないかを見てマネをしないほうが、モテなくても嫌われるのは回避できるかのしれない。