過去に抑うつで休職経験がある人がメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種を受けてみた
タイトルにある通り、私は過去抑うつで休職していた期間がありました。一度休職してしまうと、とくに気分が落ち込んだ時に「また同じような症状になってしまうのではないか…」と怯えることもしょ〜じきあります。
ですが今回「対処法を体系的に学んだらイケんじゃね?(結構適当)」と思い付いたことから、この資格の取得に向けて勉強を始め、合格しました。
そんなこんなで今回、周りの人のケアでなく自分のためのケアを目的としたこの資格の学習をしてみてどうだったか?書き残してみようと思います🖋
そもそもメンタルヘル・マネジメント検定とはなんぞや?
そもそもメンタルヘルス・マネジメント検定とはどのようなものか?なのですが、試験の公式HPでこのように書かれています👇
つまるところ職場におけるストレスやその原因をスコープにした対処法・そもそもの発生を防ぐ組織づくりなどなどについて学ぶ試験です。
また職位・職種別に3つのコースが設定されています。
今回自分の目的がセルフケアだったため、Ⅲ種を受験しました。
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種を勉強してみてどうだったか?
まず勉強を始める前のイメージは「ストレスを感じた時の対処方法」「ストレスを感じないようにする対処方法」なんかが自分の目的とするセルフケアにつながるかな〜?そんなことが学べるんじゃないかなぁ〜と勝ってに思っていました。
しかし、今回の学習には公式テキストを利用したのですが「勉強を始めるぞ〜」と実際テキストを開いてみると『労働者のストレスの現状』や『ストレスの基礎知識』など自分の思っていた内容とはちょっと違うなぁ〜と思うような、視座の少し高い話題に最初は戸惑いました。
今でこそ休職からだいぶ時間が経っていますが、自分が調子の良くない時を想像したら『対処療法』を知りたい!って思うよなぁ〜と思いつつも、いざ読み進めていくとストレスによる健康障害のメカニズムなどを体系的に知ることで自分のストレス状態に対する解像度が高くなり、今自分の中で何が起きているのか理解でき、イライラしたり焦る気持ちがある時に漠然とした不安を抱えなくて済むようになりました。
もちろんその後、『ストレスへの気づき方』『ストレスへの対処、軽減の方法』といった対処方法も学べました👍
結果的に学びたいことも学べ、+αで役に立つ体系的な知識も身に付いたといった感じでした。
結局メンタルヘルス・マネジメント検定の受験はどんな人におすすめか?
自分と同じように過去休職経験があるなどしてセルフケアの方法を学びたいという人にとっては勉強は非常に役立つよう感じましたが、しょ〜じき受験までする必要はないのかな…というふうに感じました。
というのも実際に受験して問題を解いてみると、社会全体における問題やそれを対処する制度、その割合や数字、定義…などについてが問われ、あまりセルフケアについて問われる部分が少ないよう感じました。
なので自身の興味ある領域と少しずれを感じると勉強が苦痛になる人もいるのでは?とも感じました。受験に向けた勉強でなく自分のためになる部分だけを学んだ方がいい人もいるかも…?と言った感じです。
少なからず合格するともらえるのが『資格』なので👆のような体系的な知識についての問いが多くはなるよな〜とも思いました。なので看護学生だったり資格を仕事に活かせる人にとって、ないしは社内で他の人のためにスキルを活用しようという人にとっては受験をオススメできるかな?といった感じです👀(受験を制約に無理に勉強するぞ!っていう人にもありかな?)
オマケ:受験に向けた勉強方法について
実は事前に受験に向けた勉強はスマホアプリで十分と小耳に挟んでいたのですが、正味アプリ以外の勉強もしないと難しいかなぁ〜と思います…。
というのもアプリでの出問題が試験全体の出題範囲の6割程度しかフォローされていないように感じ(自分の体感ですが)、また実試験の出題形式とも違うので要注意です!!!(自分は過去問をやらず書籍とアプリでの勉強のみで本番に挑み、少しだけ戸惑いました)
体系的な知識を学んでみよ〜という温度感で興味のある方は是非、勉強(+受験も)してみて下さい🙋
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