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【出産しました】ものすごくよかった入院生活とその理由

分娩日を含めて5日間入院した。
その入院生活が快適だったので、ここに残しておきたい。


(今回のお産も初産と同じ産院に分娩予約しました。その主な理由はこちらにまとめています。)



地元で人気の産院で、妊娠検査薬で陽性が出たらすぐに分娩予約しないと予約が取れないという噂なので、初産のときも今回も妊娠が判明した段階で急いで予約!


この産院が人気な理由はすごくわかる。
昔から開業している老舗病院で(施設が綺麗なのはここ数年以内に増築のため建て替えたから)、地域からの評判が良くて信用を得ているし、まだ学生のときから『将来絶対ここで産みたい!』と思ってた。
この産院で出産することが(将来母親になるということも含めて)、夢だったんだと思う。

出産入院を終えて退院した今振り返ってみても、快適な入院生活だったなぁと思うので、私がしたことや産院の好きだった点を書いておこうと思う。



★朝晩二回、清掃と備品補充してくれる
 朝と夕方に部屋を清掃してもらえるので、いつも綺麗で清潔感があった。ハンドタオルやバスタオル、コップ類は常に綺麗なものが用意してもらえるし、ポットの湯や常温の水、紅茶やお茶などのティーバッグも飲んだ分だけ補充してもらえるのでありがたかった。
 ちょっと潔癖なところがあったり、部屋が汚れていたりするのが苦手なので、自分でも都度掃除していたけれど、産後は身体がガタガタで痛いのもあるし、プロの方の清掃はとても綺麗で助かった。


★ご飯が美味しくて、15時のおやつも豪華

 産院の選択にあたって、すごく重視した部分(笑)
 妊娠中は体重増加に気をつけていたり、そもそも妊婦は控えたほうがいい食材などもあるので、産後入院中の食事がとっても楽しみだった。
 産後は急いで身体を絞るというよりは、母乳のこともあるので無理のない範囲でゆるりと戻せばいいと思っていて、食事はカロリーや糖質などは気にせず出されたものは完食しようと思っていた(そもそもそういう計算は病院がきちんとしてくれているしね)。
 妊娠中は、子宮に胃が圧迫されてお腹が空かないのが悩みだったのだけれど(だから炭水化物は昼以外あまりとらなかった。)、産んだ直後から空腹感を感じたのが嬉しくて、毎回完食。
 ご飯とおやつの時間がすごく楽しみだったし、和食も洋食も美味しくて仕方なかった!!おやつも、ケーキ、シュークリーム、和菓子と多彩なラインナップで嬉しかった。
 料理を食べる前に写真に撮ってる人が多かったので、みんな食事が楽しみなんだなぁ、一緒だ!と思ったよ。


★お祝いディナーが美味しい

 退院間近の夕食でお祝いディナー(フレンチのコース料理)が用意されるんだけど、これがとっても美味しかったー!!
 見た目も華やかで綺麗だし、味もとても美味しくて。特にデザートは、ケーキ屋さんよりも美味しかったかもしれない(笑)
 テーブルの上にはキャンドルやお花も飾られていて、出産を労ってもらえたような気持ちに…☆まさにご褒美ディナー☆
 この状況下で黙食だったので、淡々と料理の画像を母と夫に送ってた(他の人たちも淡々と送っていて、ここでもみんな一緒だなーと思った笑)。
 

★個室が広くて綺麗
 産後に人にずっと気を遣うのはつらいし、誰かと一緒だと眠れなくなるので、個室のみの産院しか選択肢になかった。ここは全室個室で広くて綺麗だったので(ただしシャワーは個室についていない)、ものすごく快適に過ごせた。
 毎日、母と娘が面会に来てくれたのだけれど、個室だからこそ娘と抱き合ったり笑ったり自由にできたと思うし、夜中に赤ちゃんが泣いてもすごく焦ったりはしなかった(それでも壁越しに聞こえてうるさいんじゃないかと心配だったけど)。
 あと、何気に照明が好きだった。
 ホテルなんかの照明演出が結構好きなんだけど、照明のスイッチが細かく分かれていて調光もできたので、気分に合わせて薄暗くしたり一部分だけつけたり、夜間はフットライトでトイレに行く際の安全を確保したり。ベッド上の棚にスイッチがついていて、寝ながらトイレ以外の全照明を操作できたのもよかった。


★ランドリーサービスがある
 わざわざ母に頼まなくても、毎日産院で無料でランドリーサービスをしてくれるのはすごく助かった。
 赤ちゃんの衣服は産院が用意してくれるものを使っていて、ガーゼは自分で用意したものを使っていたんだけど、洗剤の種類などがわからなかったので、念のため赤ちゃんが使うガーゼだけは母に洗ってもらっていた。


★シャワールームとパウダールームが綺麗で長時間使える
 7:00〜21:00まで自由に使用することができたので、毎日朝イチで赤ちゃんを新生児室に預けてシャワーを浴びていた。産後のシャワーってほんと気持ちいい。特に、産後二日目に久しぶりにシャワーを浴びたときは生き返ったよ(笑)
 パウダールームも綺麗で、座って髪を乾かせること、洗面台がついているのがよかった。ドライヤーの風量も強くてお気に入り。
  

★赤ちゃんを自由に預けられる 
 産後1日目から母子同室なんだけど、食事のときやシャワーを浴びるとき、その他なんの理由がなくてもいつでも新生児室に赤ちゃんを預けられるのがよかった。
 出産前から食事中は常に娘が横にいたので、自分のペースでゆっくり食事をとるということがものすごく久しぶりで、貴重な気分転換の時間になった。
 新生児室で預かってもらっている間のお世話もすごく丁寧にしてもらえるので、ありがたかったし安心できた。


★Wi-fi完備だった
 家族と写真や動画のやり取りを頻繁にしていたので、Wi-fi完備はとてもありがたかった!


★(私がしたこと)退院前日は赤ちゃんを新生児室に預ける
 これは初産のときに仲良くなったママさんがしていたこと。その方は二人目の出産だったんだけど、「家に帰ったら育児で大変になるから、今晩は預かってもらって朝までゆっくり寝るよー!」と言っていて。
 その真似をしたら、とってもよかった!!
 私の退院前日の夜の過ごし方はこんな感じ。
 まず20時に赤ちゃんを新生児室に預けて、私はゆっくりシャワーを浴び、その後、いつもより部屋を薄暗くして室温を下げて(普段は赤ちゃんがいるのであまり下げられない)、ソファーに座りながらNo Time To Die(ビリーアイリッシュさん)を小さく流しながらコーヒーを淹れてくつろぐ。
 21時になったらベッドに移動して、イヤフォンでブラックリスト(海外ドラマ)を観て、眠くなったら視聴をやめて蒸気でアイマスクをしながら眠る。
 たったこれだけなんだけど、産んではじめて『ひとりでゆっくりしてる……!』って思えたよ。贅沢な時間だった。もちろん夜間授乳もないし、久しぶりに7時間も寝たんだ。
 

★(私がしたこと)海外ドラマと好きな音楽をダウンロードして視聴
 これは陣痛が来てから急に思い立ってしたことなんだけど、入院生活の息抜きに、ブラックリストっていう海外ドラマと007の主題歌(No Time To Die /ビリーアイリッシュさんと、Skyfall /アデルさん)をiphoneにダウンロードしておいた。
 海外ドラマは2話分くらいしか観られなかったけど、No Time To Dieはコーヒータイムや洗顔中なんかに毎日何回も聴いてリラックスしていた。
 

★(私がしたこと)リラックスグッズを持ち込む
 分娩当日や退院前日にリラックスするためのグッズとして、蒸気でアイマスク、冷えピタ(なかなか寝付けない夜などに、足の裏に貼る用に持参)、イヤフォン、SKⅡの美容マスク、ピローミスト、チョコレート、カフェインレスコーヒーなどを持ち込んだよ。
 分娩直後で身体も痛いし、新生児のお世話もあって結構気が張っていると思うんだけど、そんな中でも隙間時間や1日の終わりに少しでもリラックスできるように、自分で用意していったのはよかったなと思う!
 気分転換になるのはもちろんのこと、自分のことも大切にしている気持ちになれるから!


★(私がしたこと)必ずレストランで食べる
 産後1日目までは部屋食で、2日目からレストランでの食事になるんだけど、このご時世なので2日目以降も部屋食を続けることもできたんだよね。
 でも、私は、絶対レストラン派!!
 レストランは最上階にあって景色が見えるのと(見えるだけで特別綺麗というわけではない……ちょっとした噴水と花と空が見える。笑)、他のママたちもいるから、話せるわけではなくても気分転換になった。
 ずっと個室にいたら、たぶん閉塞感を感じていたんじゃないかなぁ。面会制限もあるし、外に出られるわけでもないから孤独だし。
 レストランに食事に行くときは新生児室に預けていくので、自分のペースでゆっくりと食べられるから(個室での食事のときは隣に赤ちゃんがいる)、絶対にレストランまで食事に行ってた。


と、こんな感じで、入院生活はとっても快適でした……☆

いろいろ理由をあげたけど、初産のときも今回も、分娩とその後の入院生活が素晴らしい経験だったと思えたのは、“人の力”によるところが大きいんだと思う。
助産師さんもお医者さんもすごく温かくて。
経産婦といえど陣痛は痛くて分娩も怖いし、出産を終えてからも身体のいろんなところが痛んで寝られなかったりするんだよね。
そんななかで、助産師さんが赤ちゃんの様子を見にきてくれたり、相談に乗ってくれたり、面会に母と娘が来てくれたり、ちょっぴり自分でも快適に過ごすための工夫をして楽しんでみたり。
すごくいい思い出になったのは、そういう“人の力”のおかげだっていう気がする。


本当に快適な入院生活で、娘に短時間しか会えないことを除いてはしばらくこのまま入院していてもいいなと思うほどだったけど、そんなわけにもいかないので、実家の家族のサポートを受けながら、少しでも早く二人育児に慣れたい。




 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。