ISOの存在しない世界「あつまれ どうぶつの森」と私たちの身の回りのISO
「何もないからなんでもできる」
これは任天堂から発売されている「あつまれ どうぶつの森」シリーズのキャッチコピーです!
どうぶつの森といえば、住民である動物たちとほのぼとのした生活を送ることができるゲームで、わたしも学生の時からお世話になっているゲームです。
ふと、どうぶつの森をプレイしている時にキャッチコピーである「何もないからなんでもできる」という言葉はISO視点で見た場合にはどのような意味を持つのだろうと考えてしまいました。
今回は、ISOの概念がない“どうぶつの森”からISOの存在意義についてわらがい紗羅@ISOプロが考えていきたいと思います。
どうぶつの森の出来事から考えるISOが存在しなかった世界について
ISO規格とは、国際標準化機構(ISO)が定めた世界共通で認識ができる規格のことです。
例えば、クレジットカードなどのカード類やネジの形状など大きさが国際規格として定められているので、会社が異なっていても同じサイズで統一されています。
もし、このISOが存在しないどうぶつの森で見た場合、どのような出来事が起きるのでしょうか?
様々な場所から島に移住してきた動物たち。
今日は新住民の「ブーケ」と「ちゃちゃまる」の3人で魚釣りをすることになりました。
1時間後……
ちゃちゃまる:「100cmのニジマスが釣れたぞー!ふんふん」
わたし:「わーすごい!って思ったらそのニジマス50cmじゃん」
ブーケ:「えー100cmってなによー? アタイが見るにそのニジマスは2cmだってばー!!チェキ」
※「ふんふん」と「チェキ」は住人の口癖です。
3人ともcmに対する同じ判断基準となるモノサシを持っていないので上記のようなcmに対する認識の相違が発生し、会話がチグハグになってしまいます。この判断基準となるモノサシがISOということになるわけですね。
どうぶつの森から気づいたISO
今回は、私がどうぶつの森をプレイしてみてふと思ったことですが、現実世界では結構重要なんですよね。例えば、家のリフォームをする時に施工業者がISO9001(品質)を所有している場合だと顧客側からすれば、品質に対する国際規格を所有している施工業者として認識できるので施工業者を選択する判断基準になります。
どうぶつの森の場合だとたぬきちに依頼しますが、たぬきち一社にしか依頼することができないので、品質の基準などないんですよね。たぬきちがリフォームに関するモノサシを持っているのでたぬきちが“良い品質でリフォームをした”と言えば、それはその世界では“良い品質”になってしまうのです。
あくまでゲームの世界なので、ゲームシステム上の仕組みで成り立っていますが、ISOを勉強している身としてはふとこのようなことを感じたわけです。
最後に
私たちの普段の生活の中にもISOで定められたモノは多く存在しており、わたしはこの会社に入社して“ISO”に出会ったことで、身の回りのISOに気づけたかと思います。今では日常のISO探しが密やかな楽しみになっています。
今回はふと、ISOとどうぶつの森を考えてみましたがいかがだったでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。今後ともISOプロ、わらがい紗羅@ISOプロをよろしくお願いいたします!
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