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海藻の成長を観察する「モニタリング枠」の状況確認を行いました。

2022年5月。
海水温も少しずつ上がってきたことで、潜水作業をしやすい時期になりました。今年で3年目に突入する、石巻の磯焼け対策事業「ISOP(=Ishinomaki Save the Ocean Project)」の活動も本格化し始めるころです。

今月実施したのは、海藻の成長を観察するための「モニタリング枠」の状況確認。

ISOPでは、1年間で海藻が増えているのかどうかをチェックするため、磯焼け対策を重点的に行うエリアに1メートル四方の枠を設置しています。この月は11箇所の枠の状況を確認してきました。潮や台風の影響で壊れている枠もあったため、次回は再設置とウニ駆除を行う予定です。

ISOPの立ち上げメンバーの一人であり、海洋調査を行う「フクダ海洋企画」の福田介人さんが、今回の潜水作業を行った。
モニタリングする場所によっては、モク類が茂っていた。
今ではモク類が多くなっているが、ISOPを始める前までは、ほとんど海藻が生えていなかったよう。
これまでこの辺りの海域では見られなかった海藻も発見された。
あとで調べてみると、フシスジモクという海藻の一種。
お疲れ様でした。
この日、作業した7つのポイント。

ISOPでは、今後も磯焼け対策の取り組みを続け、情報を発信しています。海の多様性を守るために、わたしたちに何ができるのか?これからも伝えていきます。


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